プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★野沢温泉紀行②外湯巡りの里

2017-09-13 13:39:51 | 日記・エッセイ・コラム
 スキー場と温泉で知られる野沢温泉の正式地名は、長野県下高井郡野沢温泉村で、日本で唯一、村名に温泉がつく。

 冬季オリンピックの競技会場に使われたように、良質な雪に恵まれたスキーのメッカだが、温泉としても有名で、豊富な湯量を誇り、源泉かけ流しの共同浴場が13カ所もある。

 建物は、地元の人たちで結成する湯仲間が維持管理しているので、清潔で、生活感があり、親しみを感じる。

 しかも、湯屋の入り口に、心づけの「賽銭箱」が置いてあるだけで、何度入っても無料なので、温泉好きには堪らない。清掃代の一部にと、交代で、さい銭箱に100円硬貨を投入したが、一人当たり30円で、気分良く入浴することができ、感謝している。

 お湯は、全体的に、かなり熱い。大抵の共同浴場には、「熱めの湯」と「ぬるめの湯」の二つの湯舟があるが、「ぬるめの湯」でも、43~44度なので、湯かき棒を使っても、ゆっくり浸かるには、勇気が要る。加水は、効能が薄まる気がして、遠慮した。

 3日間で、5つの外湯に入ったが、一度だけ「熱めの湯」に挑戦したら、10秒ほどで、ピリピリ肌を刺すような痛みを感じて、湯船から飛び出した。見ると、全身、真っ赤だった。

★野沢温泉紀行①りんご三兄弟

2017-09-12 08:10:51 | 日記・エッセイ・コラム
 9月7日、JR飯山駅で、大宮から乗車した長女と合流し、野沢温泉2泊3日の親子三人旅が始まった。

 金沢10:56分発の北陸新幹線「はくたか560号」が、飯山駅に着くのは、12時11分。同時刻に、金沢を出る大阪行き特急「サンダーバード18号」が、敦賀駅に着くのは、ほぼ同じ12時14分。

 新幹線が開通して、金沢・長野間は、2時間以上短縮されたおかげで、遠く離れた親子の絆が密になり、喜んでいる。

 さて、車中で、備え付けの冊子に目を通していたら、長野県の「りんご三兄弟」を紹介する記事が興味をそそった。9月下旬から出荷されるのが「秋映え」で、10月に入ると「シナノスィート」、11月には「シナノゴールド」が登場する。

 これら3品種は、長野県のオリジナルで、「りんご三兄弟」とあったので、味の特徴とともに暗記した。

 物忘れが日常茶飯事だが、興味深いことについては、人並みの記憶力が、まだ健在。夕食時、りんご三兄弟を披露したら、娘は素直に感心したが、妻からは、「今のところ、認知症の心配はなさそうね!」と、つれない反応だった。
 

★季節の移ろい

2017-09-11 09:19:17 | 日記・エッセイ・コラム
 7日の白露を過ぎ、秋冷の候となったが、日中の暑さは、相変わらずで、今日の最高気温は、30度との予報にげんなり。

 それでも、朝夕の気温が20度前後になって来たので、ようやく、夏バテ気味の体調が上向きになってきた。

 早朝、川沿いを歩いていたら、カルガモが集中している個所があった。数羽づつの群れを見慣れていたので、数えてみたが泳ぎ回るので、30羽を超えたところで分からなくなり、ギブアップ。

 通年で、カルガモの生態を観察していると、群れを成し始めた光景は、春に生まれたヒナが成鳥となって、厳しい冬への備えにかかったシグナルと気付かされる。

 人間には、まだまだ暑い季節だが、自然界では、確実に季節の移ろいが進んでいるようだ。
★残暑から秋冷へ
 趣味といえるレベルでは無いが、素人なりに表現を工夫する時、達人の作品がヒントになる。 日常会話で交わす言葉は、使い方を誤っても、意思の疎通が出来れば、さして支障は無い。しかし......

★民進党に喝!

2017-09-06 09:16:50 | 日記・エッセイ・コラム
 「all for all」を掲げた民進党の前原新代表が、早くも党内人事で挫折し、先行き、党運営に不安を残した。

 アベノミクスの対立軸に、財政健全化を目指す改革や「負担と受益のバランス」を掲げた時、国民の支持が増える可能性は低く、党内が一枚岩になることも難しいと思ったが、正論だった。

 代表に選ばれたからには、大ナタを振るうと期待したが、外れたようで、かつて、国交大臣時代に、八ッ場ダム建設中止を打ち出し、腰砕けになったことを想起させた。

 小池都知事同様、難題を提起し、周囲の注目を浴びながら、あっという間に消えるさまは、真夏の夜の花火で、虚しい。

 個々にみると、優秀な議員が沢山いるのに、党全体として纏まりを欠く体質が変わらない限り、民進党が、再度、政権を取るチャンスは到来しないだろう。

 次回更新は、11日の予定。

★戦略的な大型予算?

2017-09-05 08:08:32 | 日記・エッセイ・コラム
 北朝鮮の核実験で、緊張感が増す状況下で、自民党の竹下総務会長が「北朝鮮の弾道ミサイルが島根に落ちても、何の意味もない」発言は、ある種の偏見含みで、断じて許しがたい。

 日本に打撃を与える時、大都市を狙うのが戦略的だとすれば、それ以外の都市の防衛は、不要になる。島根県民は、これをどう理解するのだろう?

 「我々は、安全だ!」ではなく、「守ってもらえない」と捉え、大都市と田舎で人命に軽重があると考えてもおかしくない。

 発言を撤回するつもりが無いという彼の心底には、「中央重視、地方蔑視」の価値観が流れていて、大都市にさえ配意すれば、国全体を動かせるとの政治力学が働いていると、邪推する。

 竹下登の娘婿で、復興大臣や予算委員長、国対委員長等の要職を歴任し、現在、自民党総務会長。その言葉の影響力は大きい。

 そんな人物を重要ポストに任用した安倍総理の見識も同質で、4年連続100兆円規模の超大型概形予算をみると、マイナス・シーリング無しで、「大局的・戦略的な無駄」ばかりが見えてくる。
★準禁治産者が組む2017年度予算
 来年度の予算策定に向けた作業が始まったが、現段階での概算要求額は、安倍政権になって、3年連続で100兆円超の規模になる。 アベノミクスが機能不全に陥り、消費税アップを2年半先......