今年亡くなった方を偲ぶ
5月に夫の従姉妹Kさんのご夫君が亡くなりました。
年始に届いた年賀状に住所と名前の記載がなくて、添え書きの
内容からKさんだと判りました。察するに、昨年の年末ごろから
ご主人の状態が思わしくなかったのでしょう。まだお若いのに
残念です。
職場でご一緒したHさんのご主人も亡くなりました。
Hさんのご主人は、数年前に脳梗塞をされて、闘病中でしたが、
ここ数年の雰囲気から「老老介護」の切なさが伝わってきました。
心優しいKさんは、今ごろ「(夫君に)ああしてあげれば良かった。
こうしてあげるべきだった」などと後悔されているに違いありません。
私は、「良くやって差し上げたではないですか。自分を責めないで、
これからの人生を楽しんでください」と申し上げたいです。
最後に、メディアで大活躍された作家・ジャーナリスト勝谷誠彦さん
の死を悼みたいと思います。
勝谷さんは10年ほど前からTBSラジオ・ストリーム「コラムの花道」
のコーナーにレギュラー出演されていました。私は、勝谷さんの考え方
には賛同できないことが多かったけど、そのキャラクターには魅了
されました。プライドの高さと劣等感が共存し、人に好かれたいのに、
嫌われるようなことを言い、自分を傷つけてしまう。
勝谷さんを語る上で避けて通れないのが、母校灘中です。番組でも
出身校のことをよくお話されていました。中には「灘自慢についてけない」
と愛想をつかす人もいたはず。でもね、私はそんな勝谷さんが大好き
だったんです。ただし「同僚にしたくない人は誰?」と尋ねられれば、
それもまた勝谷誠彦さんになります。
故人を惜しんだのか、けなしたのか解らない内容になりました。合掌。