クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

引っ越しから感じ・・・考えたこと

2017年03月21日 | その他
 「引っ越しをします」とみなさまにお知らせをして・・・はい、引っ越し完了です
そして、まさに目が覚めている間は、ずっと片づけをしているのですが、住み心地の良い家になるまでには、まだまだ時間がかかりそうで、あちこちに段ボールの箱を残したままの数日間を過ごしています
 そんなことで、ブログのアップが1日遅れてしまいました ごめんなさい

 近所への引っ越しでも、荷造り、荷解きの手間は同じ。さすがに、すべて自分ですることは難しく、引っ越し業者にお願いをすると、3名の女性が来てくださいました。
 引っ越し前日の荷造り、引っ越しの翌日の荷解きと、同じメンバーが来てくださり、荷解きの日にはプラス2名の助っ人の方も加わりました。
 本来、こういう場合のお手伝いは、荷造り、荷解きの2日間なのですが、今回は見積もりに来られた営業マンの目算違いで荷造りは夜8時を過ぎても終わらず、結局は引っ越し当日も荷造りのために朝早くから2名の方が来てくださったのでした

 ヘルパーさんとお呼びしましょう 3日間、私はこのヘルパーさん達3人の「プロのお仕事」を間近で見て唯々感激し、何度も「すごいです すごい」を連呼しました。
 単純に「プロの仕事」などと書いてしまうと、「様々の物、色々なシチュエーションに合わせて、決められたマニュアル通りに、経験を加味して仕事に向かう」という程度の無機質なことに感じられてしまうかもしれませんが・・・
 違うんですよね

 確かに、梱包にも開梱にもノウハウはありました。壊れ物の包み方、段ボールへの入れ方、開梱後のために置き位置、入れ場所を記録する仕方、等々。
 でも、ベテランの方達の仕事ぶりには「仕事として目の前のことをこなす」という以上の姿勢が感じられました。ご自分の仕事、経験への自信と誇り、そして作業に込められている心
 本当に本当に大変な作業なのに、1つ1つのことに心を込めてあたっていらっしゃることがひしひしと感じられました

 引っ越しの翌日、どうしても私や主人でしか片付けられない段ボールだけを残し、開梱を終えられた3人のベテランヘルパーさんと2人の助っ人さん。お帰りになった後、あちこちを見てみると・・・すぐにどなたがされたお仕事なのかがわかりました

 例えば。
ベテランヘルパーさん達が片付けてくださったものは、表や裏、右や左があっちこっちになることはなく、すべてが表、裏、右、左・・・と揃っているのです。
 一方、助っ人さんが片付けてくださった箇所は、確かに元のところに入っていたり、置かれたりはしていても、でも違うのです・・・そう、本当に全然違うのですよ、ベテランさん達のお仕事の後とは・・・
 もちろん、私はベテランさん、助っ人さん関係なく、感謝の気持ちでいっぱいです すべての方が長時間、残業になっていても嫌な顔一つせず、引っ越しする私の疲れを気にしてくださり、いろいろと和やかにお話をし、有意義な時間でした。

 それでも、私は「感じて」しまったのです
大変乱暴な表現を許していただくならば・・・「やっつけ仕事」的にただただ自分の仕事を進め、終えるのか。自分の仕事に誇りを持ち、どんな小さなことにも「自分の作品」「自分自身の証」として私情を込めて仕事を進め、終えるのか。

 引っ越しを良きチャンスとして、私はたくさんのものを処分しました
今、新しい家に私達と一緒にやってきたものは、熟考の末に残った、大事なものです
 まだまだ片付けは続いていますが・・・ふっと引き出しを開けてみると、きれいにタイトルが揃えられ、ピシリと並んだCDとDVDが入っていました
 楽しく私とおしゃべりをしながらも、どんどんと手を動かし、直向きに作業をされていたベテランヘルパーのHさん、Nさん、Uさん・・・
 きっと今日も、どこかのお家で誇りを持ち、心を込めてお仕事をされているのでしょう 感謝、感謝

 
コメント
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