クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

子ども達のために「髪の毛」を、という活動

2017年07月20日 | ためになるお話し
 私の長年のイメージは「ショートカット」だと思います。いかがでしょう?
 50歳になった時、たまたま願掛けの意味もあって挑戦したトライアスロン。あの頃は、髪を束ねて運動をするほうが便利だったので、一時的に髪を伸ばしていましたが、基本的に私自身は「短い髪が似合っている」と思っています
 そんなことで、私は59年間の人生の中で、ロングヘアーだった時期は通算して10年にも満たないと思います なので、今日、話題にしする「ヘアードネーション」という活動には、今後も私が自ら協力するということは残念ながら難しい・・・
 でも
この「クラブマナーズ・ニュース」に取り上げることで、少しでもお役に立てれば・・・と考えました

 先日、年長児のご両親と面談をした時のこと。
「先生、私は今、髪を伸ばしています。それには理由があり、病気の治療で髪を失った子ども達のカツラを作るというボランティアに参加したいと思っているからなのです。面接の時、後ろで1本に結ぶというヘアースタイルでは、私の髪は長すぎるので、1本に結んだ後、ぐるぐるとお団子にしても差し支えないでしょうか?」とたずねられました。
 2年ほど前でしょうか・・・
テレビで、大阪の美容師さんが抗がん剤治療で髪を失った子どものカツラを製作する、というドキュメンタリーを見たことがありました でも、それ以降はずっとそういう話題が身近なところになかったため、すっかり忘れていたのでした。

 ここのところ、たまたま病院に行く機会が多く、「ああ、あの子は抗がん剤治療をしているのだろうな・・・」という子ども達を頻繁に目にし、その時にこの年長児ママのお話しがあり、あらためてこのことを深く考えるようになりました。

 親とは欲張りなもので・・・
諺にもあるように、昔から「這えば立て、立てば歩めの親心」です。すっかり彼らは成人したとは言え、私も子の親です。そういう「次を求める」「より上を求める」という気持ちはよくよく理解できます
 でもね、我が子が目の前で健康で暮らしている事は、決して「当たり前のことではない」のです つい、当たり前だと思ってしまいますが・・・

 この運動に、積極的に参加すること、協力することは、それぞれのご事情でなかなか難しいこととは思います。
ただ、こういうことを知ることは、大事なこと、意味のあることだと思いました
 敢えてここでは特定の団体のURL等を記載することは控えますが、「ヘアードネーション」という言葉で検索すれば、いろいろな団体が出てきますよ。

 こんなことを考えていたら・・・先週末、娘が夕食を食べにやってきました。
「髪が伸びたねええ。たまにはショートカットもどう?ここのところ、ずっと長いじゃない。あなたもショートカットは似合うわよ~
 と私が言ったところ、「ああ私ね、今、30センチになるまで髪を伸ばしているのよ。その髪を、抗がん剤で髪が抜けた子ども達にカツラを作るっていうボランティア団体に送ろうとしてるのよね」という返事がかえってきました。
 いやー、こんな身近なところでも、この活動を知り、参加しようとしている人がいるんだ・・・と驚きました。

 まずは、この活動を通して、カツラを必要としている子ども達の現状をしってみてください。きっと、我が子に対する親の思いにも変化があるのではないか・・・と思います。


コメント
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