クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

8月10日、じつは、今…

2024年08月10日 | 楽しいお話し

 8月10日。学校の夏休みも、そろそろ半分を迎えたでしょうか?
我が子の学校生活が終わり、親から独立していく年齢になると、「季節の移ろい」を感じる基準がとても曖昧になるものです
 中間テストや期末のテスト、様々な恒例の学校行事、春、夏、冬の長期のお休み、始業式や終業式、等々… 親というものは、いかにそういう我が子の学校絡みの出来事を通し、季節を感じていたことか! それを実感するものです 
 子どもが巣立ってしまうと、ほとんど季節感のないルーティンの毎日が続き、それをこなしていくうちに1年がめぐっていく はっはっは、笑えますよ
 朝、我が子がお弁当を受け取る時の様子や、「行ってきます!」の声でその日の子どもの気分を憶測したり… 親に反抗的だったり、無関心を装う時期の子どもの、ちょっとした笑顔に安堵したり…
「ああ、子育ては本当に大変だ」我が子をこよなく愛しながらも、ちょっぴりタメイキをつく思いを味わう年月は永遠には続かないもの。
 そんなことは重々承知しているけれど、その渦中にいる時には「子育てを終えたら、どんなにホッとするだろうか」と、そんな日が来ることを願う日もある…
 でも 人生100年などと言われるようになった今、子育てに四苦八苦する年月は、100年近い人生の6分の1程度、の期間でしかありません
 もし今、あなたが子育てに苦労していたり、重ーい疲労を感じているとするならば、どうぞゆっくりぬるめのお風呂に入り、お風呂上りには好みの飲み物を飲み、そして深呼吸をして、気分転換をしてくださいね そして、翌日には笑顔で、我が子に向かう鋭気を養ってください

 8月10日、この日の「クラブマナーズ・ニュース」じつは、8月10日、私は旅行中です。
 何のトラブルもなく旅程が順調であれば、8月10日の土曜日は、朝、サンモリッツからグレーシャーエクスプレスと呼ばれる列車に乗って、ツェルマットに向かっているはず

 夫は、スキューバダイビングのインストラクターでもあり、若い頃から長年「海派」でした。なそんな夫とは、昔から「行きたいところ」という話題ではモルディブやグレートバリアリーフは頻繁に出ていましたが、なかなかヨーロッパアルプスの話しにはなりませんでした。
 一方、みなさんのご存知の通り、山派の両親の元に育ちました。
幼い頃から「マッターホルン、ていうのは英語の名前なんやで。イタリア側からもマッターホルンは見えるやろ。そのイタリアではチェルヴィーノって呼ばれてるんや」とか、「アルプスって言ったらスイスやと思いがちやけど、イタリアにまで続いててな。イタリアのアルプスにはドロミテって呼ばれてる岩ばっかりの山脈があるんやすごいで針山みたいな山が連なっててな…」などなど。山関連の話題は豊富でした。小さかった私でも、時々地図帳を広げ想像を膨らませ、ワクワクしたものでした。
 残念ながら、若年性のパーキンソン病を患った父は、50代ですでに普段の歩行も困難になり、夢見たヨーロッパアルプスのトレッキングは叶わずじまいで他界しました。そのことを思うと、普通に元気に過ごせていることの尊さを、ひしひし感じます

 夫は、学生時代は世論や石垣島に通いつめ、30代には4年近いインドネシア駐在。頻繁にあった海外出張も、海の美しい地域が多かったため、ある程度「海には満足」したようでした。
 そんな夫が、ひょんなことから上高地に魅せられて以来、山派デビュー。ランニングやトライアスロンで脚力、体力共に強靭だったことが幸いし、その後は穂高連峰や立山、劔連峰を楽しみました。まだ現役の夫は忙しく、なかなか実際の山行には至りませんが、今では一緒に山の番組を観たり、山の道具を見に行ったり…と、山派を謳歌しています。
 そして、今年からの私は… 「受験期が目前に迫って来る8月。子ども達の志望校と願書のことで頭がいっぱい。他のことは考えたくない」ということではなくなり、春、夫から「スイスアルプス、見に行かへんか?」という提案に飛びつきました 

 何と言っても自他ともに認める雨女の私です。天候ばかりが気になっています
まあでも、万事、なすがまま、ありのままを「吉」と受け入れ、楽しんでまいります 次の8月20日の回には、少しスイスのお話をさせてくださいね。

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