コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

最近の進歩成長を見逃さない

2022-08-17 07:21:36 | Weblog
「あいつ、最近、仕事できるようになったかなあ?」
などと、
漠然と考えるだけでは、
部下の進歩や成長を
とらえることはできません。

定期的に、
コーチングの時間を確保し、
その度ごとに、
適切な通過目標を設定することで、
初めて部下の成長を認識することができます。

人問は短期問に急成長することもあります。
過去の固定観念にとらわれることなく、
毎日が部下の学びにつながるように
サポートするのが上司の役割と
言えるでしょう。


美点凝視

2022-08-16 07:54:16 | Weblog
部下の欠点・短所ばかりが目について、
つい、
がみがみどなってしまう、
という上司の方がいます。

ある意味、
無理のないことです。

認識は「違い」に着目するところから始まるので、
仕事のよくできる上司が部下を見ると、
自然に欠点に注目がいってしまうのです。

ですから、
部ドの長所を見ようと、
強く意識することが大切です。

「美点凝視」という言葉がありますが、
相手の良いところを意識して観察することで、
初めて、
認識できるのです。


エネルギーレベルを合わせる

2022-08-12 07:31:36 | Weblog
部下が落ち込んでいる時に、
上司が大きな声で
「おい、元気ないなあ。がんばれよ」
と励ましても、
あまり効果はありません。

「この上司は元気だなあ。
それにひきかえ、
この私は……」
というように、
心理的な距離感が生まれます。

そんな時には、
声の大きさやスピード、
音程を、
遅和感を覚えない
エネルギーレベルに合わせて、
話し始めると良いでしょう。

まず、
接点を築き、
そこから一緒に気持ちで徐々に、
パワーアップしていくのが効果的です。


理詰めだけでなく相手に合わせる

2022-08-10 07:14:24 | Weblog
指示をわかりやすくするには、
論理的に筋が通っていて、
必要な情報がきちんと盛り込まれていることが
必要条件です。

しかし、
これだけで十分条件を
満たしているとは限りません。

言葉で伝えるだけでなく、
図や絵やグラフやフローチャートを
活用することも重要です。

あるいは、
比喩やたとえ話を加えると
がぜんイメージしやすくなる場合もあります。

それぞれの相手に合わせた、
伝え方の工夫が大切です。


具体的に伝える

2022-08-09 07:27:36 | Weblog
「君、いつものように気をきかせて、
うまくやっておいてくれ」などと、
暖昧な指示を出し、
結果が気にいらないと
部下をなじる上司がいます。

しかし、
こういった表現は、
何通りにも解釈が可能ですから、
部下の理解が間違っていたとは思えません。

部下の仕事ぶりが
期待に反する場合には、
指示の出し方を、
それまで以上に具体的に
「何を、いつ、どのように、どうすれは良いのか」など、
ポイントを押さえて
情報伝達することを心がけましょう。


否定の命令文は逆効果

2022-08-08 07:24:27 | Weblog
「そんなことで悩むな」と言われても、
悩みはなくなりません。
「ミスをするな」と命じられて、
かえってミスが増える場合もあります。

「~してはいけない」と言われると、
「やってはいけない」映像が
頭の中に浮かんでしまいます。

これを、
ネガティブ・イメージ・トレーニングと呼んでいます。
「もう一回検算しよう」とか
「次回は、AとBについて検討してみてくれ」というように、
望ましい行動が映像化されるような指示の出し方が効果的です。


NOと言わせる質問

2022-08-05 07:45:36 | Weblog
昨日はYESについて書きました。
今日はNOです。

「この仕事が嫌いなのか?」と
上司から訊ねられた時、
部ドは「はい、嫌いです」とは答えにくいものです。

「いえ、そんなことはないですけれど・・」
といった答えを引き出すことで、
後の話がしやすくなります。

つまり、
必ずNOが答えとして返ってくるような
「極端な質問」を投げかけ、
部下の行動を期待する方向へと導いていく
アプローチです。

ただし、
部下の本音がどこにあるのかを
見きわめることが大切です。


YESを引き出す念押し

2022-08-04 07:30:53 | Weblog
「このプロジェクトやってもらえますか?」などと
「か?」で終わる質間には、
YESあるいはNOで答えることが可能です。

しかし、
相手にぜひ、
YESと言ってほしい場合には、
「このプロジェクトやってもらえますね?」と
「ね?」を使う方法があります。

相手のコミットメントを確認したり、
責任感の自覚を促したりする場合には
効果的です。

ただし、
あまり連発しすぎると押し付けがましくなります。


選択肢で訊ねる

2022-08-03 07:29:55 | Weblog
「君はどうしたら良いと思う?」と、
相手に自由回答で質問したが、
なかなか答えが出てこない。

そんな時には、
選択肢を提小することで、
助け舟を出す方法があります。

「A案、B案、C案、どれが良いと思う?」などと、
具体的に示すと、
答えやすくなります。
さらに、
「あるいは、ほかにどんな方法があるかな?」
とフォローすれば、
相手が思いついたアイディアを
拾うこともできます。

相手が考えやすくするのも
コーチの役割です。


質問のレパートリーを広げる

2022-08-02 07:15:36 | Weblog
コーチングのうまい人は、
質問の仕方が絶妙です。

相手のタイプや状況に応じて、
できる質問のレパートリーが広いのです。

「その時の状況を詳しく説明してください」と、
自由回答で事実関係を
はっきりさせる質問もあれば、
「その時、どんな風に感じたの?」
というように、
相手の意見や気持ちを引き出す質間もあります。

漠然とした質間をすれば、
漠然とした答えが返ってきます。

的確な階報を得るためには、
的確な質問をする必要があります。