thrombocytopenia
同義語:血小板減少性紫斑病(thrombocytopenic purpura)
血小板減少症:血小板数15万/μL以下
(血小板数の基準値:15万~35万/μL)
血小板減少症・合併妊娠の管理:
一次医療施設で管理することは難しいため、有症状のもの、血小板数が10万/μL以下の場合は、血液内科を併設する高次医療施設に紹介する。
妊娠中に認められる主な血小板減少症の病因
1. 妊娠性血小板減少症
2. 妊娠高血圧症候群
3. HELLP症候群
4. 偽性血小板減少症(EDTAによる血小板凝集などを含む)
5. HIVウイルス感染症
6. 特発性血小板減少症(ITP)
7. SLE症候群
8. 抗リン脂質抗体症候群
9. 脾機能亢進症
10. 播種性血管内凝固症(DIC)
11. 血 栓性血小板減少性紫斑病(TTP)
12. 溶血性尿毒症症候群(HUS)
13. 先天性血小板減少症
14. 薬剤性血小板減少症
(ヘパリン、キニン、キニジン、ジドブジン、サルファ剤など)