地獄から吹いてくる風が
あなたの背中を濡らしているというのに
あなたはまだ
その愚かな嘘をやめないのですか
嘘と盗みで作った
美貌と財産を惜しんで
糞に汚れた
ぬるま湯のようなその人生を
最後まで生きるつもりですか
愛を裏切っておきながら
愛の顔を盗んで
愛のふりをしてみなをだまそうとしている
その汚い自分を
いつになったらやめるのですか
神がもう
あなたに愛想をつかして
あなたの魂から
手を放しているというのに
あなたはまだ何もしないのですか
虚無の地獄の門が
あなたを吸い込む
薄暗い砂と風の大地の中で
あなたは永遠に
立ち尽くしていなければならない
愛を裏切りすぎた
馬鹿者の名を
魂に刻み付け
苦い孤独をなめながら
永遠に何もせず
ぼんやりと生きねばならない