かわいそうに
まだ嘘を捨てられないのか
もう神の指が
あなたの襟をつかんで
つまみだそうとしているのに
もはや手遅れになっても
手遅れになっても
手遅れになっても
まだ待ってくれていた愛が
すべて
目を閉じようとしているのに
あほうに凝り固まって
嫌なことばかりして
作った偽物の自分を衒い
平気で善人のふりをする
あなたに
世界中の愛が泣いている
見捨てたくなかった
だが見捨てざるを得なかった
あなたは
すべての愛を馬鹿にして
自分が太陽になろうとしたのだ
遠いところにいく
愚か者の魂よ
せめて
あなたを見捨てた神の
痛みを
いつか理解できるように
なりなさい