アルタイル・３８

めざめよ
糞のような幻の幸福に酔い
怠惰の闇に浸かりこんでいる
自分を救い出せ

逃げるな
悔い改めをこう神の声に耳を背け
偽りの人生に自分を腐らせてはならぬ
後ろを振り返り
すべてを認め
愛の中に飛び込んでくるのだ

もぎとれ
嘘にむしばまれた片腕をちぎり捨て
本当の自分をもぎとれ
それですべてがわかる

おまえは美しい本当の自分と出会い
みなぎる力のまま
愛ですべてをやっていく
すばらしいものになるのだ

愛ではないものなど
この世にありはしない
すべてのにんげんに
めざめる力はあるのだ
それを信じよ

さけべ
永遠にやってゆく自分自身の
まことの幸福を浴び
この世に自分自身をさけべ

アンゲテナル・２３

悲しい嘘にどっぷりと浸かり
自分を闇に溶かしている
馬鹿者よ
もうそろそろ目覚めなさい

神が終了の合図をし
天使が世界中に笛を吹き鳴らしている
もうこんな嘘ばかりの世界は
終わると

目覚めたものは
もうとうに飛び立っていった
おまえはまだ目を閉じているのか

どんなに逃げても
自分からは逃げられない
それがまだ身に染みないか
まだ逃げるのか
まだ嘘をつくのか

美しい自分になりたくて
上手に嘘をこねあげ
見た目は正しい人を作っても
神はごまかされはしない

この世界が
二度と帰れない故郷になる前に
もう目を覚ましなさい
心から正しい人になりたいのなら
その滑稽な嘘の仮面を脱ぎ捨て
逃げている本当の自分を抱きしめ
永遠にその自分をやっていくと誓うのだ

この世界が
二度と帰れない故郷になる前に
その苦しい嘘の闇から
自分で出てくるのだ

アラドファル・２７

悪いことをしてはなりません
嫌なことをしてはなりません
今は
人類史の総決算の時代
そんな時に
みんなを苦しめるような嫌なことをしては
もうこの地球世界にいられなくなるのです

神はこの世を
すばらしい愛の世界に
変えようとなさっている
そのお気持ちに逆らうものは
すべてこの世を追い出すとおっしゃる

ですからもう二度と
悪いことをしてはなりません
嫌なことをしてはなりません
今少しでも悪いことをしているものは
疾く心を改め
本当の自分のまっとうな道に戻りなさい

人を傷つけてはいけない
人を盗んではいけない
人をだましてはいけない
自分の好きなように
この世を支配しようとしてはいけない

そんなことをすれば
みな神の指にはじかれ
美しいこの世界を追い出されるのです

逃げることはできない自分を
正しく背負い
美しい愛の道に目覚め
すばらしい自分自身となりなさい
そして痛ましい迷いの時代になした
すべての罪を清めていくのです

もう二度と
悪いことをしてはなりません
嫌なことをしてはなりません
今は人類史の総決算の時代
神が自分を見ていることを意識して
自分を正しくしていきなさい

デネボラ・９

人々よ
迷いの沼にどっぷりとつかり
糞臭い夢をむさぼっている
馬鹿者よ
そろそろ目を覚ませ

自らの半身のように
深く身に染みついた嘘を脱ぎ捨て
本当の自分に帰れ

美しい自分になりたいばかりに
盛大に盗みをやり
罪のない清らかな自分というものを
嘘で作った馬鹿者よ
神がそれにだまされると思っているのか

神の怒りは
人間の嘘をなぎ倒す
この世を真実に染め上げるために
百万の天使が剣をとる

おまえたちはそのままでは
神の敵になるのだ
あほうめ

目を覚ませ
馬鹿者よ
世界は変わる
愛の時代がやってくる

愚昧の闇の中で
永遠に何もしなくてよい
子供でいたいとほざくものは
すべて追い払われる

いつまでも嘘にこだわり
本当の自分から逃げ続けていれば
おまえたちはいらぬものとして
この世を追い出されるのだ

トリアングルム・５２

神は人類を清める

悪しきことをなし
それを悔いることもせず
神の心に逆らい
この世を荒らし続けるものは
追い出す

逃げることのできぬ自分を
逃げようともがき
あらゆるものを傷つけ続けるものは
追い出す

神の悲しみを浴びながら
もうこの世から出てゆくがよい

絶望の支配する
虚無の荒野へと赴き
そこでないもののように
何もせず何もせず何もせず
永遠にぼんやりとしているがよい

神は人類を清める

神の与えた自分を喜び
すべてを愛に導くために
働くというものは
この世に生き残るがよい

アークトゥルス・６３

悪いことをしたのなら
正直に謝って償うのが
本当というものだ

だのにおまえは逃げる
人に頭を下げることなど
絶対に嫌だと言って
逃げ続ける

そして自分が正しいことにするために
理屈を捻じ曲げ
神を馬鹿にする

あほうよ
この世のすべては神が創られた
その神を馬鹿にしたら終わりなのだぞ
もうこの世に
おまえのいるところはなくなる

神の前には
自分を下げなさい
それができなければ
おまえは自分が
神よりも偉いと
言っているに等しい

神よりも偉いのなら
神よりも偉いことをせよと言われ
おまえはこの世を追い出されるのだ
そして虚無の支配する黎明の国で
神のように創造を行わねばならぬ

あほうよ
あほうよ
そんなことになるのも
ただ謝ることができない
それだけのことなのだ

すべてを失う前に
悪いことばかりしてきたことを
正直に謝りなさい
神にも人にも頭を下げ
償っていきなさい
それしかもう道はない

神の創られた美しいこの世界に
これからも生きていたいなら
みなの前に自分を下げ
正直に謝りなさい

ヴィンデミアトリックス・６３

いい加減にせよ
まだ馬鹿をやるのか

すべてを愛し
すべてを導く
神の心も疲れ果てるほど
おまえたちは闇に狂っている

自分の自分を嫌がり
他人の自分を盗み
自分以外の自分になろうともがいて
世間を荒らしまくっている
馬鹿者よ

どんなに焦って働いても
自分から逃げることなどできはしない
盗んだ仮面の陰から
たぬきのしっぽのように
本当のお前が出てくる

いやでたまらない
いやでたまらない
こんな汚いことをしている自分など
いやでたまらない
矛盾に引き裂かれる魂の叫びが
おまえの目から
雨のように噴き出ている

逃げることのできない自分から
逃げようとすればするほど
おまえは世間に苦悩を投げかける
自分も他人も苦しめる

もうやめよ
神の深いため息が聞こえないか
神がおまえを見る目を
閉じようとしているのに
気づかないのか

そのまま逃げ続けていれば
おまえは地獄よりも寒い地獄に
落ちるのだ

何もない
黎明の砂の大地を
虚無のようなものとして
永遠にさすらう
馬鹿になるのだ

ミネラウヴァ・４２

あきれ返る嘘を洗い流し
本当の自分となり
清い心のまま
みなのためによいことをしなさい

神が創ってくださった
美しい自分の真実を信じ
身の内にほとばしる愛のまま
すべてを愛していきなさい

神はこの世に
醜いものなど創ったことはありません
すべてを
美しく良いものに創られた
その愛のまことを振り返り
本当の自分をつかみなさい

苦い夢に迷い
自分を馬鹿にして
嘘をまとい嘘を食い
苦しみあえいできた魂が
こんがらがった結び目がほどけるように
美しい平安へと導かれる
それが解脱というものです

真実の愛を知り
真実の自分を知れば
もう二度と嫌なことはできない
あなたは愛の塊となり
すべての幸福のために
あらゆることをやってゆく
すばらしい自分自身となるのです

アルギエバ・５５

すべてをやり直せ
何もかもをやり直せ

記憶に折りたたんだ罪を掘り起こし
それを清めるために
あらゆることをやってゆくのだ

おまえたちは何をした
神の与えた自分を嫌がり
この世に悪の暴風を吹き鳴らし
神の心を傷つけ続けた

自分がつらいばかりに
世界をさかさまにし
悪こそが勝利者だと偽って
すべてを支配しようとした

星三つも入るほどの
罪の海溝を掘った馬鹿者よ
その罪を正視し
すべてに償ってゆくのだ

言い訳をして逃げるものは
この世を追い出されるだろう
二度と帰れぬ虚無の荒野に落ち
愛を馬鹿にしたものとして
永遠にそこをさまようだろう

すべてをやり直せ
何もかもをやり直せ

やり方は教えてやる
できると信じよ
愛に目覚め
愛に尽くしていく喜びを知り
すべてをやってゆくのだ

スコルピウス・２４

足らぬ
まだ足らぬ
もっと発奮せよ
人間よ

いつまでも糞をなめて
迷うているではない

間違ったことはやめ
まことのおのれに目覚めよ
そしておのれの意志に火をつけ
すべてをやってゆくのだ

すばらしい舞台が待っている
幾千幾万の冒険が待っている
おのれをためす試練を欲しがる
すばらしい自分がいる

この世に愛の国を打ち立てるために
その身を神の中に投げよ
すれば神がおまえを
美しい剣にしてやる

足らぬ
まだまだ足らぬ
もっと燃やせ
もっと叫べ
美しい自分自身の
魂の真価を示せ

やるのだ