愚かなことをしたな
神が創って下さった
美しい本当の自分を倒し
盗みで作った
虚栄と傲慢の自分を立て
すべてをだまして
私利をむさぼろうとしたな
あほうめ
逃げることはできない自分を
背中に貼り付け
派手な化粧をした
仮面を生きている
その人生は楽しいか
嘘と本当の間を巡る
痛い魂の振動を
ごまかすために
幻の幸福を
いくらでも欲しがる
その滑稽な自分の姿が
まだわからないのか
愛が欲しいのに
愛が何もないから
おまえは無限の食欲に
自分を明け渡すのだ
そしてすべてを失う
どうしても得られない
魂の幸福を求めて
世界を食い荒らすおまえを
神はもう見捨てる
神が着せて下さっていた
愛の衣を
すべてはぎとられ
素裸のまま
永遠の虚無の荒野に
追い出される