模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」感想

2011-06-11 22:49:47 | 感想
昨年のベストセラー小説の映画化。

主役の川島みなみ役、前田敦子は、ビジュアル的にはすごく役に合っている印象を持っていました。
作品内でも、負けず嫌いで芯の強いキャラクターを好演していました。

その他の部員も、アニメより個性がハッキリしていて、わかりやすくなっていたように思います。
特に監督は、アニメでは超美形で違和感アリアリだったのに対し、映画は大泉洋が、部員にあまり言いたいことを言えない、(前半)ちょっと頼りない役どころで、しっくり感じました。

ストーリーは、重要なところはしっかり再現し、他は簡略化し、非常にうまい具合に2時間にまとめていました。
エピソードのチョイスが良かったということです。
また、原作からそうなんでしょうが、恋愛話が一切なく、野球部の成長のみにストーリーが絞られているところにも、好感が持てます。

野球映画の佳作に仕上がった、いい作品でした。
コメント
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