テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギター調整は奥が深いと思うなぁ・・・

2011年08月14日 | 日記
今日は家事(私の分担?)を済ませた後で1時間ほどかけて
すべてのギターの調整をした

面倒は見ているつもりだが・・
ついつい調整の途中で演奏を始めてしまうのだ

ネックの反り調整はすでに完了しているので今回はピッチ調整(オクターブ調整)
と弦高の微妙な調整に時間を費やした

適正な弦高というものがあるのだろうが私は特に決めていない

本来ならば3本のギターの弦高は共通のはずだが微妙に高さを変えている

携帯電話で画像を撮影してみた

アリア


BC RICH


アイバニーズ



3本ともブリッジの形状が異なるのがお分かりいただけると思う

ブリッジの形状で音の『鳴り』が異なるのが何とも興味深い



ミュートの為に右手を乗せた時の『感じ』も演奏には重要なのだ

『弾き難い環境』ではいくら練習しても気分がノッてこないのだ


逆に最良のセッティングが決まった時には実力以上の演奏ができる事もある

ギターだけに限らないが何においても適正な調整が必要なのだ



ネックの反り修正とピッチ調整を怠ってもギターは鳴る(当たり前だが・・)

おそらく初心者などは音程の微妙な狂いに気付かぬまま弾いているように感じる

若い頃の私もそんな感じだった・・


専用のレンチやドライバーで調整を行った後、チューナーで音程を確認する

パソコン中央の黒いボックスが愛用のチューナーなのだ



以前に使っていたアイバニーズの格安ベースにオマケで付いていた

ピックが10枚、チューナー、お手入れセット、ストラップ・・

オマケの大盤振る舞いだった

まさに入門セットという感じだった

3万円未満のベースだったが良い音がしていた

スラップ奏法に興味を持ち始めて手放してしまったのだ

スラップができないわけではなかったがピック弾き専用という感じだった

やはりスラップにはジャズベだと思う


この時に貰ったオマケのチューナーの精度が侮れないのだ

演奏中のチューニングはzoomのマルチで行うのだが
パソコンをOFFにしている時はこのチューナーを使っている

耳を頼りにチューニングするのも悪くは無いがギター好きならば
チューナーを一つくらい持っていても損はないと思う

私は比較的音感が良い方だと思っているのだがチューナーで確認すると僅かに音程が狂っている

やはり機械には勝てない


音合わせが終了した後は必ず何か演奏を録音してみるのだ

一本のギターで重ね録りをしてみるのだ

ポジションも色々な音域を使ってみる

これによってピッチの狂いを耳で確認できるのだ

調整が悪ければ、何となく気持ち悪い


すべてのトラックの音が馴染んでいれば成功なのだ

調整は面倒な作業だが録音やバンド演奏をするならば避けては通れない道なのだ




ギターを弾いているうちにこんな不思議なフレーズが浮かんできた

何となくジミーペイジが得意なプログレ風ロックに仕上がった



特に念入りに調整を行ったBC RICHだけで弾いてみた


(一番右がBCね)

ボディ形状とピックアップの特性からレスポールに似た音がする

タップスイッチでさらに細かく音を作り込んでみた

愛用のzoom G2Nuも値段の割には優秀だと思う

ジミーペイジ風のギターサウンドに聴こえるだろうか?



15000円でこの音なのだ

パソコン共々良い時代になったと思う




前回アップした『ワウ&スラップ』が意味もなく長かったので今回は1分にしてみた

この曲は単なる即興だが・・
本格的な曲にする為にはこの短いフレーズからイメージを膨らませる作業に入るのだ

とりあえず、ピッチ修正後の安定した音を確認してほしいと思う






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする