テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギターアームの新曲が完成したよ~(^O^)/

2011年08月15日 | 日記
試作曲が続いたが今回は正真正銘の『完成曲』なのだ

ロック系の曲と並行して制作していたのだが、こちらの方が先に完成してしまった

ギターの音入れは昨日の真夜中に完了した

家族が寝静まってからの方が何となく集中できるのだ

心なしか・・夜中のほうがギターの音も良く聴こえるような気がする


今回の曲は久々にアイバニーズを使ってみた

完成曲としては2曲目になる

とにかくアームの精度が高いのには感心させられる

私のギターは3本目のギターということで定価は10万円のモデルなのだ

辛うじてアイバニーズの高級機種専用のカタログの中にも記載されている



ネットなどのQ&Aコーナーなどを覗くとこんな質問を見かける



「ギターの初心者なのですが・・いくらくらいのギターがいいですか?」


まぁ、本人の財布と相談して好きなギターを買えばいいと思えるが・・

世間は親切?なもので必ず回答が返ってくる

「10万円前後でいいんじゃない?」

「録音とかするならもっと高い方がいいけどね」

どんなレベルの人が回答しているのかは知らないがこんな答えを見た事がある

10万円のギターの精度では録音には物足りないというのだろうか?


ギターの価格差について楽器店のお兄さんに質問したことがある

「使用しているパーツが異なることもありますけど・・」

「基本的にはボディーやネックなどの素材の差ですね」

つまり木材の材質の差だというのだ


過去に知人の30万円くらいのギターを弾いたことがあるのだが・・

正直、私くらいのレベルでは自分のギターとの明確な違いが見出せなかった

「なかなかイイ感じだね~ やっぱり高級品は違うね・・」

などとお世辞を言っておいたが・・・


高いギター≒良いギターと思っている人も多い

まぁ、高いギターが悪いはずもないのだが・・

そのギターが自分の感性や演奏スタイルに合っているかが最も重要なポイントだと思える


今回、購入したアイバニーズはルックスに一目ぼれした

いくら機能的なギターであったとしても見た目が気に入らなければ長くは付き合えない

何となく恋愛にも似ているような・・・


見た目が良ければ、少々の不備?も許せてしまう

そんな感じでルックス重視で購入したのだがもちろん機能にも注目した

何と言っても最大の売りは派手なアームキットだと思う


ロボット的な派手なアームがメカニカルで好きなのだ

オヤジになってもこんなメカっぽいパーツに心が躍る



読者の中にも今後ギターの購入を考えている人がいるかもしれないのでもう少々語らせていただく


あの有名な『フロイトローズ』に似ているがまったく異なる

アイバニーズが独自に開発した特許申請の優れモノのアームキットなのだ

何が特許なのか?


フロイトローズは基本的にストラトなどのアームと構造は一緒なのだ

アーム側のバネと弦の張力でバランスをとっている

違いはヘッド側の強力なロックネジだろう

ロック後に微調整できるネジが付いているのも特徴だといえる


過去に短い時期だが使っていいたことがある

アームが不向きだと気付き売却してしまった

難点がいくつかある

とにかくチューニングが面倒なのだ

常に動き回るブリッジとの格闘なのだ

専用の固定板などを工作していた

演奏中に弦が切れるのもNGなのだ

一瞬ですべてのチューニングが狂ってしまう

プロ達も悩んでいるのだ

ステージの前に新品の弦に交換するしか手はない


最近の弦は切れにくいのでそんなトラブルも激減したようだが・・



アイバニーズのアームキットは弦のテンションに関係なく真ん中に戻ろうとする機構を採用している



文章で表現するのも難しいので興味ある人はアイバニーズのホームなどで確認してほしい

車で例えるならば、坂道発進でクラッチを切っても後ろに下がらないという感じなのだ

こんな複雑な機構を採用しながらもアームアップにも対応している

まるで自動開閉の折り畳み傘のような秀逸なメカだといえる


難点がないわけではない

その複雑な機構故にバネのテンションが普通のアームよりも重いように感じる

それ故にテコの原理でアームの棒が長く設定されているのだ

私は自分の好みの長さにカット&研磨してしまったが本来は邪道な改造だといえる


世間のギタリストは知らないが私にはむしろ心地良いアームの重さなのだ

実際に曲中で使用してもまったく違和感は感じられない

”固いバネの戻り”と上手に付き合えばかなり表現豊かな演奏ができると思う


アリアでもアームプレイをするのだが『別物』という感覚で使っている

文章でその違いをお伝えするのは難しい

まぁ、そこまで深くアームについて知りたいと思う読者も少ないと思うが・・


ギター購入の参考にでもしてほしい


アーム付き?

アーム無し?

どちらを買おうか?と迷っている人もいると思う

私の曲を聴いてアームに興味を抱いた人もいると思う



結論はメンテに自信があるならば絶対にアーム付きをお薦めする

当たり前だがアーム無しではヴィブラートしか音を揺らす方法はない

和音(コード)をヴィブラートで揺らすのは不可能だ


使いこなせるならば音楽的にも相当に広がるといえる

使い方を間違えるとただの音痴になってしまう

非常に奥深いと思う・・・・



ついついギターを語ると長くなってしまうのだ

”プチギタークレイジー”だと思う



今回の新曲は大好きなスティーブヴァイをイメージして作った



画像のようにトリプルネックを使ったパフォーマンスなのだ

相当に重いと思う


真ん中のネックが通常のチューニング

一番下がオープンチューニングになっているようだ

最上段のネックはギターシンセになっていた



これらを巧みに駆使しながら何とも幻想的な曲を披露しているのだ

youtubeなどで検索してみると良いと思う

不思議な世界なのだ

完全にロックギタリストの枠を超えている


まったく真似てみても面白くないので私なりのオリジナリティを出してみた

ギターに聴こえない音の幾つかは実はギターで出している音なのだ

聴き分けてほしい

すべてアイバニーズのギターで演奏している

cubaseの打ち込み音源とギターの音を融合させる部分に意義を感じる


最終的な仕上げとして空間系リバーブを使用している

大ホールの空間のように聴こえるかもしれないが・・・

これは単純なエコーではない


銭湯で演奏しているようには聴こえないでしょ?

エコー成分を音域でコントロールしているのだ(分かり難いかな?)

理屈は抜きにしても通常のエコーとの違いを楽しんでほしいと思う


耳の良い人だけが分かれば良い世界なのだ



宅録で積極的にギターソロを展開している人を探してみてほしい

なお、ここまでアームをウネウネと動かしている人がいるだろうか?

たぶん・・いないと思う。。。





コメント (1)
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甘~い『スローバラード』なんてどうかな?

2011年08月15日 | 日記
完璧に仕上げた作品を保存するのは勿論だが・・・

私の場合、試作曲でも気に入った曲は『試作曲』というフォルダにmp3で保存しているのだ

忘れた頃に聴き返してみるとイイ感じに聴こえることも多いのだ

過去にボツにした作品から新曲のヒントを得ることも少なくない


昨日、試作曲のフォルダを整理していたら、こんな曲が出てきた

『作りかけ・・』という雰囲気だが聴いてみてほしい


使用ギターはBCなのだ

強めのコンプでこんなペチペチ音を作ってみた






いつか、アレンジを加えて完成曲に昇華させてみたいと考えている

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