テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

エレキギターの『生々しい音』っていいなぁ・・って思う

2012年11月22日 | 日記
すでに11月も半ばを過ぎて今年もあと僅かなのだ

私の愛読書であるサウンドデザイナーも12月号が発売になったのだ

皆さんにも毎月、ご紹介しているが今回も力作揃いなのだ


率直な感想を述べるならば・・・

『もう少しギターを前面に押し出した方が好きなかなぁ・・?』

という感じなのだ


ギターをオーバーダビングしている作品もあるようだが
ミックスの段階でギターの音量を小さくしているのが惜しいように感じる

作品としての『狙い』かもしれないが・・・

ギター弾きとしてはもっとギターが聴きたいと思ってしまうのだ


これには明確な理由があるのだ

コンピューターを使った作曲を始めてギターの必要性を感じてギターを始めるケースも多いようだ

このような人の場合にはあくまでもギターは作品の一部という感じでメインはやはりボーカルということになる

ギターが置き去りになるのも納得なのだ

演奏的にも刻み系のリフ、あるいは単純なコード弾きで十分だと感じているのだ


一方、こちらは稀ではあるがギター弾きがコンピューターを使った作曲を始めた場合には
無意識にギターがメインの録音、ミックスになる場合が多いのだ


私の場合には皆さんもご存じとおり後者ということになる

長くなりそうなので素晴らしい作品群集をお聴きいただきたい

サウンドデザイナー12月号


ブログのタイトルにもあるように私のコンセプトは『生々しい音源』なのだ

ある意味では素人DAWの世界では異端な存在だと自覚しているのだ


いつものお兄さんも鍵盤を使用していようだが聞けばドラムの打ち込みにしか使っていないそうだ

「オルガンとかエレピとかは入れないの?」

あくまでも自分のバンド(メタル系?)で再現できる楽曲がコンセプトのようだ


ある意味では私よりも生楽器比率が高い作曲方法なのだ

MIDIメインの作曲も生楽器録音が主体の作曲にも一長一短がある


どちらも可能ならば作曲の幅が広がるのだ

私の場合にはロックにもヴァイオリンやヴィオラなどを用いることも多いのだ

これは天才スティーブヴァイの多大な影響なのだ

あるいは古くはクイーンあたりだろうか?


ロックというカテゴリを越えた部分に魅力を感じるのだ

ロックの中に知性を感じるのだ


レスポールのメンテが完了したので一曲簡単な試作を作ってみたのだ

ブルースの変形バージョンなのだ


ブルースにも色々な種類がある

シカゴブルース、シャッフルブルース、ジャズブルース、ロックブルース、スローブルースetc・・・

基本的には3コードで完結するのだが5コード、8コードというパターンもある

前半はブルース進行で後半はサビという曲も多い

ブルースもかなり奥深いのだ

機会をみつけて色々なブルースの形態に挑戦してみたいとも考えているのだ


今回はベースはMIDIで打ち込んでみた

オルガンなども入れてみたので聴いてみていただきたい

ギターはレスポールのみなのだ

種類の異なる二台のアンプを時間差で鳴らしているのだ

単体のアンプよりも厚みが増すように感じるのだ


この技ができるのはPodの上位機種のマルチと私のGT-100だけなのだ

コストパフォーマンスに優れるzoomでも実現できない機能なのだ

やはり、この辺に金額の違いを感じてしまうのだ


とりあえずレスポールの音を聴いていただきたい



同じフレーズをストラトでも弾いてみたのだがまったく雰囲気が異なるのだ







最近は作曲意欲が湧かないというか・・

時間が足りないというか・・・

以前のようにハイペースで完成曲ができないのだ


ギターを弾いて『楽しい・・』と感じているうちに一日が終わってしまうのだ

本当にギターの音が気持ちいいのだ

新たなパッチ(エフェクトの組み合わせ)を考えているだけでも充実している時間を過ごせるのだ



すでにお気に入りのパッチが20個くらい完成したのだ


読者の皆さんにお聴きいただいている音源はその中の一つということになる

GT-100では200パッチの保存が可能なのだ



もう一台のzoomは100パッチの保存が可能なのだ



楽しみながら、じっくりと煮詰めていきたいと考えているとことなのだ


低価格ながらもzoomも激的に音質が向上したと感じる

アンプの生鳴りもさることながら、各種のエフェクトがかなり実機に近い印象なのだ



私が良く使っているアイバニーズの名器なのだ

場合によってはzoomの方が良い音の場合もある


結局は

”何ができるか・・?”

という部分が価格に反映されているように感じるのだ


ただ、気持ち良くアンプの音でギターが弾ければいいなぁ・・

という人は間違いなくzoomをお薦めする

個人的にはペダル付きのG5よりもペダルレスのG3の方が使い勝手が良いように感じるのだ

どうしてもペダル付きという場合にはやはり究極はGT-100だと思う

とにかく操作を覚えるのも一苦労なほどに機能が豊富なのだ

使いこなせれば(弾きこなせれば)かなりの武器になると思う


実は私のもう一つの顔として素人バンドにオリジナルの楽曲を提供しているのだ

提供といってもまだ2バンドだが・・・

メタル系が主であるいつものお兄さんのバンドと
楽器店の常連さんであるガールズ系のバンドなのだ


お兄さんのバンドは他のメンバーが誰も作曲できないのが悩みのタネらしい

当然ながら同じ人間が作る音楽は傾向が偏ってしまうのだ

すでにインスト系の楽曲を過去に何曲か提供しているのだ

アレンジに関してはお兄さんに任せているのだ

以前にライブに招待されたのだが私の楽曲が別の雰囲気になっていた

まぁ、演奏者が異なるので仕方がないともいえるが・・・


私のマイルドで腰があるサウンドが再現できていないのだ

最近ではサウンドメイキングでも少々アドバイスをしているのだ

真摯な態度で聞く耳を持つお兄さんのバンドは伸び代があると思う

「できればオリジナルで演奏してみてよね~」

「ヴァイオリンなんかはMIDIで同期させればいいんじゃない?」

という感じなのだ


ほとんどの場合、ギタリストが作曲、ボーカルが歌詞を担当しているのだ

理由は明快なのだ

譜面が読めない、書けないからなのだ

ある意味ではギリギリでギタリストはコード楽器なのだ


ドラムに音程はない

ベースもロックの場合にはあまりコード感はない

最近の私は少しだけ楽譜を理解できるようになってきたが・・

やはり作曲の基本はコード進行ありきというスタイルなのだ


他の人間が書いた曲は良くも悪くも新鮮なのだ

私のインストナンバーはライブでもかなり好評なようだ

お兄さんのバンドの演奏力も大きいと思うが・・・


一方のガールズバンドもお兄さんの紹介なのだ

パソコンを仲介すれば長々した説明は不要なのだ

数曲だがバラード系のボーカル曲も提供しているのだ


素人の遊び故に報酬というものは存在しない

ピチピチのお姉さんと接点を持てるだけでも中年オヤジにはご褒美だと思う

ギターとcubaseに感謝なのだ


最近、ふと思ったのだが・・・

「最近になって訪問してくれている人って過去の曲を聴いてくれているのかな?」

実はお陰さまで連日500人を超える人々が私のブログを訪れてくれているのだ

先日は580人を記録?したのだ

「ギター人口って少ないと思いますよ・・」

「特に最近はデジ系の音楽が主流ですからね」

とお兄さんは少々投げやりなのだ


私自身もびっくりしているのだ

訪れた人がリピーターになってくれているのが訪問者数アップの理由だと思うのだ

文章の内容に魅力を感じてくれているのか?

私のギターの音が気にいてくれているのか?

コメントを閉鎖しているので詳しくは分からないが・・・


他の音楽ブログや動画系とは異なる何かを感じてくれているのだと解釈している


ブログの開設からすでに500日を超えているようだ

開設当初からの大常連の皆さんはすべての楽曲を聴いてくれていると思う


しかしながら、500日前の楽曲はすでに記憶に残っていない気もするのだ


・・ということで不定期に過去の楽曲もランダムにアップしたいと考えているのだ

そのままの形でアップする場合もあるしリメイクする場合もあると思うのだ


cubaseには膨大なストックが残っているのだ

ギタートラックだけを再録音してみても面白いと思うのが・・

如何だろうか・・?


ということで第一弾としてお気に入りの一曲をリメイクでお届けしたいと思うのだ

以前にギターの『コンプレッション感』についてお話したのを覚えているだろうか?

コンプを少なめにしてピッキングの強弱を強調した音を

”コンプレッションが弱い・・”と表現するのだ


歪みを強くして、さらにコンプで音を圧縮した音は逆の表現になる


読者の皆さんが聴いている音楽のほとんどは後者なのだ

歪みが少ないクリーンでもかなり音を圧縮しているのだ

楽曲全体の音を引き上げる為に不可欠な作業なのだ


ライブ音源が生々しく感じるのはそのままの音を収録している場合が多いからなのだ

スタジオテイクと比較すれば音源としてはダメダメなケースが多いが・・・

何故だか魅力を感じてしまうのだ


特にギターの音はコンプレッションが弱い方がリアリティがあると思う

まぁ、楽曲の雰囲気と相談という感じだが・・・


私の場合にはクランチ&クリーンは比較的コンプレッションを抑えているのだ

一方、歪み系のリフやリードではややコンプレッションを強調する設定にしているのだ


今回の過去曲はストラトで弾いているのだがマルチのコンプで音を圧縮した後に
最終工程としてcubaseの高品質のラックコンプで音のバランスを取っているのだ


最近の生々しいクランチの音を比較してみても楽しいと思う



ある意味ではレコーディングでは正しい形なのだ




また遊びにきていただきたい






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