テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

クラシックギターの音色に酔いしれて・・

2018年12月30日 | 日記

私の拙い言葉で上手くお伝え出来るだろうか?

こんな事を言っては何だが・・・

そもそも、音楽を文章で説明すること自体がナンセンスなのだ

まぁ、そんな事を言っては終わってしまうが・・

 

いまだに良いギターVS悪いギター、高価なギターVS安いギター

という議論が成されることも多い

ブログのネタとして取り上げられることも多い

実際、私もそんな部分に注目していた時期もある

 

結論から先に述べたい

”自分が良いと感じる音(ギター)を楽しめば良い・・”

これに尽きるのではないだろうか?

 

音楽の好みにもいえる

ハードロック好きの人にとってクラシック音楽など耐え難い

その逆も然りなのだ

 

私は気づいたのだ

私は『ストライクゾーン』がかなり広いようだ

つまりは音やギターが好きなのだ

好き過ぎて困っているほどなのだ

 

所謂、『収集』という趣味とは区別したい

『演奏』が好きなのだ

 

演奏の道具としてギターが目の前にあるという事に気づいたのだ

巷が安いギターだと馬鹿にするギターでも自分が気に入れば良いような気がしてきた

自分の中での価値観を育てていきたいと思うようになってきた

 

過去にZO-3ギターで数々の楽曲をお届けしてきた

他に弾くギターが無いというわけではない

 

”安いギターでも十分に楽しめる・・”

という感情の表れだったような気がする

 

語弊があるかもしれないが・・

ギターはセンスと腕前で決まる

言葉は悪いが・・

”豚に真珠・・”

という人も多々見かける

 

先に述べたようにそのようなタイプは『収集家』なのだ

ギターに触れる時には白い手袋が必須ということになる

 

私は時に否定もしない

 

趣味とはそういう世界なのだ

 

他人から押しつけられるものではないような気がする

 

ギター業界においてエレキ部門は崩壊状態らしい

色々な理由が考えられる

ユーザー数の激減には様々な原因がある

別の機会にお話したい

 

一方でアコースティックギターも減少傾向にあるが・・

それほどでもないという

もともとの皿の大きさも違うような気がする

 

特にクラシックギターの世界は良くも悪くも変化がない

 

エレキは独学という人が多い

一方、クラシックは独学派少ないという

”ある程度、上達を目指す・・”

という条件付きの話・・

レッスンを受ける人の割合が高いという傾向が見られる

 

クラシックは由緒正しい音楽なのだ

 

 

 クラシックギターに触れることで気づいたことも多い

弦のテンションもネック幅もまったく異なる

クラシックギターを鉄弦アコギのように使う人もいるようだが・・

ギターのポテンシャルと美味しい部分が感じられない気がする

鉄弦では難しいプリングオフ(クラシックではスラーと呼ぶ)もナイロン弦ならば楽なのだ

それ故の難しさを感じる

力を入れれば音がビビる、遠慮がちに弾けば音量が出ない

指先のタッチが如実に音に表れる楽器だといえる

上手い言葉が見つからないが・・

演奏の『醍醐味』を感じるのだ

 

アルペジオなどでも誤魔化しがきかない

安定的な指先のコントロールが出来なければ良い音が出せない難しさがある

 

クラシック音楽ではアレンジは許されない

所謂、古典では『完コピ』を目指すのがお約束

 

最近はyoutubeなどでも他の人のプレイを参考にしているのだ

ここでもある傾向に気づいた

日本人で動画をアップしている人はプロが多い

ギター講師であり、有名なプロプレイヤーなのだ

 

一方、外国人は素人さんのギター愛好家が動画をアップしている

この傾向から読み解ける部分も多いような気がする

 

個人的な感想だが・・

ギターに関して日本人はまだまだ後進という気がする

欧米の弦楽器文化に追いついていないのだ

特に私を含む素人さんは弦楽器に対する認識が低いような気がしているのだ

 

少々、偉そうな物言いで恐縮だが・・

クラシックギターやクラシックに触れる事で見えてきたことも多いのだ

 

あらためて思う・・

”ギターは一生続けていける趣味・・”

少しばかりエレキが弾ける事で少々天狗になっていた自分が恥ずかしい

 

ギターは

”終わりなき旅・・”

だと思う

 

今回の曲は『マズルカ』という古典なのだ

曲名というかジャンルのような感じ

三拍子の曲を言い表す表現なのだ

ナイロン弦でなければダメな曲なのだ


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