テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギターメンテで大事なことって?

2022年04月24日 | 楽器
読者のみなさんはギターのメンテが得意だろうか?

ギターのメンテが苦手な人は意外に少なくないようだ

ベテランが得意でビギナーが苦手ということもない気がする

メンテに関しては推奨値のようなものがあるがセンスがものをいう

ギターの演奏と同様に弾き手のセンスが問われるのだ

ギターの種類や演奏に興味がある人は多いがメンテに関心がある人は少ない

良い音や良好な演奏性の核には適切なメンテがあることを忘れてはならない

良いメンテを行う為に必須事項がある

それは

”良い状態のギターを知ること・・”

正しくメンテされたギターを体と脳に刻み込むのだ

すべてを完璧に管理するのは難しい

メンテで外せない部分はネックとサドルの調整



ネック側は適切な反りを導き出す、サドルは最終的な弦高を決める重要な作業になる

最近の指板は表面のカーブが緩い



ヴィンテージ系のような急な曲線は流行らない

フラットに近い指板は弦高が下げやすい

弦高を下げても弦がビビり難いのだ

チョーキング時などの音詰まりも解消する

ハイスペックなギターにはローポジとハイポジで指板の曲面を変えているモデルもあるようだ

古いタイプのギターほど指板のカーブがきつい傾向がみられる

どんな意図があったのだろうか?

ドラゴンテレキャスは59年製のテレキャスを元に設計されている

ヴィンテージスペックながらも指板のカーブは緩い


こんな部分にもペイジ師匠の拘りが見え隠れしているのだ


盟友ジェフベック氏から譲り受けた後で細部を好みに調整(改造)している

ペイジ氏は特にネック周辺に関する拘りが強い

プロの多くはほんとうにネックを重視する

ミリ単位でネックの厚みやカーブが気になるようだ

まさに極めたプロの領域なのだ

プロのドライバーがハンドルに拘るような感じだろうか?

プロのドライバーに厚みがあるハンドルカバーなどを巻き付けている人は少ない

私もネックに関してはかなり拘るタイプなのだ

廉価ギターの何本かは現物を見ないで買ったものも多い

購入後に気に入らなければ躊躇なく手放してしまうことも多かった

むしろ、気に入らないギターほど新品同様で手放す

気に入らないギターの改造ほど無駄なものはない

まさに無駄な抵抗なのだ

実際に手に取って選んだにも関わらずに手放したギターもある

それはレスポールなのだ

まぁ、色々な意味で良い経験だったと思う

どんな些細な経験も無駄ではないと思う

ネットで100万回レスポールの検索をしている人よりも私の方が詳しい

手に対してネックが太いギターはある意味で挑戦なのだ

足が短い人がサドルが高い自転車を買うような感じに近い

弾けなくはない、乗れなくはないが・・・

それは自分にとってベストではないということ

ネックが好みならば、半分くらいは自分に合ったギターだと断言できる


良いギターの条件は『生鳴り』なのだ

アンプに通すエレキでも生の響きは重要なのだ

「アンプに通した音がイイ感じなら生音は関係ないね」

良く耳にする言葉なのだ

演奏性を重視する為に弦高を下げた場合にビビりが生じる

それを回避した言い訳的なフレーズなのだ

ビビりが出ているギターは間違っても良いギターとは呼べない

ナット、フレットなど何かしらのトラブルを抱えている

ビビりを解消する為に弦高を高く調整するケースもある

限度を超えた弦高は良い状態とはいえない

希にネックが妙な感じでねじれている場合にも高い弦高で逃げることがある

ビビりの確認方法は一択なのだ

アコギのように指で強く弦を弾く

開放弦とローポジまでのビリつきをチェックするのだ

お馴染みのコードを押さながら強めに弦を弾いてみる

特定の箇所でビビる場合には少し弦高を上げてみるのだ

特にプレーン弦の響きに注目してみると良いと思う

バランスが良いギターはプレーン弦の鳴りが良い

巻き弦の迫力に負けていない

「エレキの場合にはアンプ通すからね」

「生音が小さくても気にしなくていいよ」

悪徳な楽器店の逃げ口上なのだ

開放弦をバランス良く弾いてみる

次に7フレットまでの押弦の音を確認してみる

実践的なコードの鳴りをチェックしてみると良いと思う

私は良く使うEとAに拘る

特にAには拘りがある

人差し指で2フレットを押さえ小指で5フレットを押さえるポジションは私の頻出の押弦フォームなのだ

この響きが悪いギターは弾く気も起きない

適当なコードを押さえてピックでジャカジャカ弾くようなスタイルでは何も分からない

そもそも、そんな弾き方ではどんなギターでも良く聞こえてしまう

生音の重要性を再認識すべきだと思う

ボディ材の素材の違いや指板の材の違いが如実に音に表れる

私は自宅用としてアッシュ材のテレキャスとアルダー材のストラトを愛用している

恐ろしいくらいに音の傾向と響きが異なる

ブリッジなどの構造も少なからず影響していると思うがボディやネックの状態が大きいと思う

テレキャスとストラトはそもそもの構造が異なるがネックやサドルの調整には共通点が多い

同じような感じで調整しているのだ

フェンダースケールという共通点のメリットが大きいように思う

最近はメンテ系のブログや動画が極端に減った気がする

メンテが気になる人が減っているのだろうか?

メンテのネタを発信する人も受信する人も減っているのだ

時代は変わっていくもの

最近は楽器店でも店舗でメンテ出来る店が減った

お店側は作業効率の為だと銘打っているが・・

実際のところはどうなのだろうか?

メンテに精通した店員さんの確保が難しくなっているような気もする

ギターは好きだがメンテは苦手・・・

運転は好きだが整備には詳しくない・・・

何となく似ているのだ

簡単な部分には飛びつくが難しい部分や地味な部分を嫌う

現代人にありがちな傾向に思える

「ギターって派手だから好きだぜ~」

「ステージで目立っちゃうぜ~い」

みんながプレイヤーになりたがる

ギターの調整をすることはギター弾きの醍醐味だと思う

自分の好みに鉛筆を削るようなもの(古いね)

自分のギターは自分が一番知っているのだ

手持ちのギターを調整できてこその一人前だと思う

メンテが完璧なギターは想像以上に弾き易い

場合によると今まで弾けなかったフレーズが簡単に弾けるようになることもある

嘘のような本当の話なのだ

メンテの重要性は他人から教えられるものではない気がする

「ん~ なんか弾き難いんだよなぁ」

「何でだろ? どこが悪いんだろ?」

メンテの基本は疑問を持つこと

メンテに無関心な人の多くはそもそも疑問を持っていない

ある意味では幸せな人なのだ

「俺のギターって最高だぜ~」

「カッコいいぜ~ 惚れるわ」

私は良くも悪くも常にウジウジとギターのことを考えているのだ

良くも悪くも悶々とした気持ちでギターと向き合っているのだ

どんなに調整しても納得できない自分がいるのだ

「もっと良い状態があるんじゃないかな?」

欲が溢れ出す

つねに正解を探し続けているのだ

いまだに正解が見つからない

ギターが楽しく奥深い部分はその追従性

弾き手である自分自身が成長すればギターも変化するのだ

非常に当たり前のことを言っているのだ

「良さげなギター買えば上手くなれるんじゃね?」

よくある勘違いなのだ

私はそれを知っているのだ

というか気づいたのだ

私が身の丈をこえるようなギターを求めない理由がそこにある

まだまだ、修業の身なのだ

いい加減、何十年もギターと接しているが修行中なのだ

またまた、脱線してしまったが・・・

読者のみなさんもお時間があるならばメンテを行うことをお勧めしたい

「メンテって良く分からないんだよね」

という方はプロに点検を任せることをお勧めしたい













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BOSS BR-80とzoom R-8

2022年04月24日 | 楽器
行きつけの楽器店から入荷予定日の連絡が入ったのだ

何でもかんでもネットで買い物の時代だが私は頑なにリアル楽器店に拘るのだ

目先の値段が気になる人も多いと思うが・・

むしろ、私は購入後の事を想定しているのだ

デジモノ系の修理では色々とお世話になったのだ

行きつけの楽器店に私のギターライフは支えられているのだ


デジモノの保証期間は一年というメーカーが多い

普通の使い方をしていれば、購入から一年未満に不具合が生じるケースは少ないと思う

ギターでも何でも壊れることを想定して購入する人は少ない思う

私は少数派なのだ

修理代を含めてトータルで管理できれば完璧だと思う

本体が手元に届く前にイメージトレーニングしているのだ

YouTubeなどでレビュー動画などをチェックしているのだ

音出しや簡単な録音作業などは取説なしでも行えると思う

しかしながら、本格的なレコーディングやマスタリングなどの作業に関してはもう一度、取説を熟読する必要があると思う

大型連休の楽しみが増えたのだ

特に遠出をする予定もない

近所をウロウロしつつ、ギター三昧の日々になると思う

こんなご時世だけに家で過ごす時間が心底定着した感がある

家遊びが得意な私にとっては苦痛や負担は少ないように感じる

ギターという趣味に感謝!

無趣味の人は持て余す時間をどのように過ごしているのだろうか?

MTRを古参と呼ぶ人も少なくない

何故に消えないのだろうか?

それなりに需要があるという事の証なのだ

海外ではあえてMTRをメインに活動しているプロもいる

世界的にはまだまだニーズがあるようだ

メーカーが本腰を入れて新規製品を開発しない現状を残念に思う



世界屈指の二大ブランドの本気が見たかった

ライバル関係にある双方だが共にメリットとデメリットがあるのだ

私のような二台持ちは希だとしてもギター弾きとしてどちらか一台を持っていても損はないと思う

バンドなどのリハの音源を仮録りしてみるのも良いと思う

個人演奏でもバンド演奏でも上手くならない人に共通している点がある

それは自身を客観的に認識できていないという点にある

読者の皆さんの中にもスタジオなどを利用した経験がある方も多いと思う

鼓膜が破れるほどの爆音にテンションは上がりまくりなのだ

「なんかメチャ迫力あるぜ~ プロ気分だな」

スタジオに足を踏み入れただけで上手くなったと勘違いする人も多い

そんな場合にはとにかく録音してみるのだ

録音データをモニターするという練習方法は効果的なのだ

個人練習ならば、演奏の粗を確認できる

「俺ってミュートがダメだな」

「リズムもヨレヨレだよね~」

自分の下手を知ることが上達への第一歩なのだ

私もそんな感じで日々を精進しているのだ

以前は自分の演奏を聴くのが恥ずかしかった

演奏するのは大好きだが聴くことが嫌いだった

音楽が溢れる時代だけに万人の音楽好きは耳だけは肥えている

私もそんな一人なのだ

何がカッコいいか?

どんな演奏が上手いか?

を肌と感覚で知っているのだ

とにかく自分の演奏が気持ち悪かった

MTRを活用することで自分のネガな部分が少しは改善された

今では冷静に聴き続けることが出来るようになった

自分の演奏に厳しいジャッジを下すことが出来るのは自分だけなのだ

自分に甘いギター弾きは間違っても上手くはなれない

趣味なれど、上手くなればそれなりに楽しくなってくる

趣味に充実感を感じられれば最高だと思う

YouTubeなどでもプロのレビューとアマチェアのレビューでは雲泥の差がある

当たり前なのだ

機器の取り扱いの差というよりは演奏力の差だと思う

広義の意味でMTRも楽器なのだ

録り音の扱いにもセンスの差が出るのだ

使いこなせる人にとっては最高の遊び道具になると思う

ちょっとしたエフェクターやアンプを買っても3万円くらいするのだ

多機能&高品質で実売価格3万円未満はお値打ちだと思う

結局のところ、性能を引き出すのは弾き手の腕とセンスなのだ

これはギターにもいえると思う

上手い人が弾けば、廉価のエレキギターでもカッコいい演奏が出来る

一方、下手な人が無理してハイエンドなギターを買っても意味がない

物品として意味がないとは言わないが楽器としての性能の半分を引き出せない

売りっぱなしの楽器屋さんはお客さんのその後など気にもしない

とにかく、売れれば良いのだ

全体的に楽器業界が伸び悩む原因はそんな気質にあると思う

楽器は買ってからが大事なのだ

骨董の皿とは違うのだ

買ったギターを壁に飾っておく人にかける言葉はない

ギターも周辺機器も弾いて(鳴らして)ナンボだと思う

私は常々そんなことを考えているのだ

”楽器を楽しむ為には何が必要か?”

自問自答の日々なのだ



演奏会での発表を目指している人もいると思う

仲間とワイワイ演奏することを楽しみに感じる人も多いと思う

何でもよいと思う

目的を持たないダラダラ弾きは最悪なのだ

練習の始まりと終わりが曖昧

上手くなったのか? 相変わらず下手なのか?

結局、どんな楽器が欲しいのか?(必要なのか?)

何も明確なものが見えてこない

読者の皆さんは如何だろうか?

気づけば、目的もなくスマホでギター関連のネタを検索しているような人に多い

目的が明確な人はそんな時間を楽器の練習に費やすはずなのだ

MTRは自分探しの為にも有効だと思う

自分がギター弾きとしてどの程度の位置にいるのか?

自分自身の耳で確認しても良いと思う

「俺の演奏ってカッコいいよね~」

と自画自賛できる人は方向性に間違いはない

我が道を突き進めば良いと思う

間違った道からの軌道修正は結構大変なのだ

上達の第一歩は『気付き』なのだ

気付きには自分の演奏をとにかく聴くことが大事なのだ

社交辞令的な他人の褒め言葉は鵜呑みにしない方が良い

自分の演奏を褒めてくれる人は誰なのか?

私はそんなことが気になってしまう

私はロックの本場である欧米にも音源を配信しているのだ

欧米のリスナーの評価は厳しい

なかなか褒めてくれないのだ

そんな厳しいなか、『いいね』を貰えることがある

かなりの励みになるのだ

まぁ、聴いてくれている人も私と同じ素人だろうが・・

エレキ発祥の地で生まれ育った人の意見はかなり参考になる

「ギターって楽しいなぁ・・」

という段階を卒業したい

もう一段上を目指してみたくなってきた

ネットに意見や音源を公開できる環境は本当に有り難い

私にとっては良い勉強になっているのだ

ギターや音楽に厳しい読者の皆さんの反応も励みになっているのだ

記事がつまらなければ、翌日の反応は悪い

もっと頑張ろうという気持ちにさせてくれるのだ

話をMTRに戻そう・・

アコギは私のギターライフにとって必須アイテムなのだ

そんなアコギを最大限に楽しむ為のアイテムがMTRなのだ


以前に使っていたヤイリのミニアコギの時にも活躍してくれた


ウクレレでも活用していた

ピックアップの音を拾ったり、生音を録ったりと守備範囲は広い

結局のところ、ギターと一緒で使い方に正解はないのだ

先に述べたようにバンド演奏を録るレコーダーとしても使える

一歩踏み込んで作曲のツールとしても活用できる


MTRはすべての楽器に対応しているのだ


ボーカル用のエフェクトパッチも用意されている

もちろん、ベース用のパッチも充実しているのだ


アコギの生録りもOK


MTRは最強なのだ


パソコンにソフトをインストールすれば、オーディオインターフェイスとしても使えるのだ

何割くらいのユーザーが活用しているかは知らないがそれが出来るということは大きいと思う

ギターライフの大きなアドバンテージになると思う

「最近、俺あんまりギター弾いてないなぁ・・」

という人も少なくないと思う

ギターを弾く時間がないのだろうか?

それともやる気が失せているのだろうか?

私は違うと思う

ギターを弾く時間がないと嘆く人も気づけば一日中スマホの画面に釘付けということが多い

スマホでゲームをしている時間をギターの練習に費やすだけの話

やる気が出ない原因は何だろうか?

ギターに対する明確な目的が見つからないだけの話なのだ

「俺って何の為にギター弾いてるのかな?」

負のスパイラルから這い出すのは簡単でない

「良さげなギターを買えばやる気が出るかな?」

これも良くあるケースなのだ

ギターから遠のいている人が機材を買い換えても意味がない

機材を買い換えるよりも環境を変えることに尽力した方が良いと思う

使いもしないエフェクターやアンプを買い足すくらいならばMTRを買った方が幸せになれる

自宅で一人で弾く機会が多いという人にとっては良き相棒になる

いつもは自宅で使い、場合によっては外に持ち出すという使い方も出来る

ギター練習に必須アイテムは何だろうか?

私はリズムだと思っているのだ

リズムマシーンに合わせて練習することでタイム感が鍛えられる

味気ないリズムマシーンの音よりもドラムの音が良い

MTRならばカッコいいドラムのプリセットが内蔵されているのだ

まぁ、長くなってしまったが・・・

ワクワクしながらBR-80を待っているのだ

使い方のイメージが湧いているのだ

基本は電池使用だが自宅での長時間使用を視野に入れて専用のアダプターも買ったのだ

















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