テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトの弦交換とアーム調整をしたよ・・(゜-゜)

2013年04月21日 | 日記
久々の投稿なのだ

実はブログにちょっとした不具合が生じていたのだ

ご自分でブログを開設している人はご存じだと思うが・・・

パスワードの再設定を余儀なくされていたのだ


不正アクセス防止の一環だという事なのだ


再設定の為にサーバーが混雑していたようで
深夜になってようやくアクセスできるようになったのだ


本題に入りたい

ベースの件も一段落したので久々にエレキのメンテをしてみたのだ

特に理由はないが無性にストラトが弾きたくなったのだ



ストラトを手に入れて早いもので一年が過ぎたのだ

購入当初は環境の違いからかなりネックが暴れていたのだ

湿度が低いカリフォルニアとの気候の差を感じてしまったのだ

「ギターって木で作られているんだなぁ・・」

などと当たり前過ぎる感想を抱いたのだ


最近では何事もなかったようにネックが安定しているのだ

思い付きでアニーボールの弦を張っていたのだが今回は再びダダリオの定番弦に戻してみたのだ



特に深い意味はないのだ


頻繁に弦を交換する私にとってお買い得な3パックセットは有難いのだ

セール期間中にはさらに1セット増量で値段が据え置きの場合もあるのだ

ちなみにアーニーボールはセット弦の予定はないそうだ


ダダリオはベース弦でもセットを出しているのだ

その価格差は僅かではあるが塵も積もれば何とやらなのだ


年に数回しか弦交換をしない人は特に気にする事でもないと思う

ちなみに楽器店のお兄さん達はお気に入りのギターに関しては2週間に一回くらいの割合で交換するようだ

お蔵入りのギターに関しては必要に応じてという感じだろうか?


私の場合には3本しかないので常にコンディションを同等に維持しているのだ


”弾きたい時が弾き時・・・”

というのが私の持論なのだ

レスポールも近日中に交換する予定なのだ



アーニーボールの弦は劣化が早いという噂を聞いていたのだが・・・

特にそんな印象は受けなかったのだ


劣化というよりはダダリオを比較して柔らかいという印象を受けたのだ

ダダリオの010~が少々厳しいという人は試してみる価値があると思う


人気ブランドだけに弾き心地はかなり良好だと感じたのだ

私の場合には少し張りが弱いのだ


特にアコギの012~053を弾くようになって以前にも増して指の力が増強されてしまったのだ

ネックが持ちこたえるならばさらに太いゲージが好ましいとさえ感じるのだ


”スティーヴィ・レイ・ボーン化・・”しているのだと思う

加えてベースも頻繁に弾いているのでギターオンリーの人よりも指先が強くなっているのだと思うのだ


私のストラトはロック式のペグを採用しているのだが弦交換が劇的に楽になったのだ

しかもチューニングの安定度も抜群なのだ



何本もギターを所有してきたがロックペグも初めての経験だったのだ



かなり画期的な機構だと思うのだ



チューニングが不安定な人は一度は試してみる価値があるアイテムだと思う

「まったくチューニングが狂わないの?」

と思った人もいると思うが・・・


ノーマルのストラトタイプとの比較という事なのだ

フロイドローズのようなロック式ナットのギターと比較するのはナンセンスなのだ


そもそもアーミングに求める次元が異なるのだ


実は意外に軽視されているのが弦のテンションなのだ

ギブソンタイプのヘッドが傾斜しているのはテンションを稼ぐ為なのだ

ウクレレも三味線もヘッドを傾斜させることで弦の張りを調整しているのだ


ちなみにストラトの場合にはこのセオリーに反してヘッドは基本的に水平なのだ

深い理由は良く分からないがそういう事なのだ


片側にペグを配置したのもフェンダー社が始まりだと言われているのだ

弦交換の利便性を考慮したとの事だが個人的には見栄えが良くなったと感じるのだ


ストラトのボディにレスポールタイプのヘッドが付いているのをイメージしてほしい

おそらく現在のような人気機種には成り得なかったような気がするのだ


水平のヘッドのデメリットを解消する為(弦の張りを稼ぐ為)にテンションバーという金具を採用しているのだ

ヘッドに傾斜があるタイプのギターを使っている人には無縁だと思えるが・・・


ペグポストに多めに弦を巻きつける事でもテンションを稼げるのだ

しかしながら、その巻き数も微妙で巻き過ぎれば摩擦抵抗になってアーミングの際の音程不良に繋がるのだ

厳密にはテンションを稼ぐテンションバーも『抵抗』だという考え方も出来るのだ


ちなみに近年のストラトはペグポストの長さを変える事でテンションを稼ぐ構造になっているのだ



太い弦はポストが高く、細い弦に行くにしたがってポストが短くなっているのだ

非常にシンプルな構造だがかなり画期的だといえるのだ


ブリッジの構造などもかなり緻密に計算されているらしい



従来の6本ビス留めのブリッジよりも遥かに安定しているのだ

このルックスが嫌いではない人にはお薦めなのだ


常連読者の方はご存じだと思うがちょっとだけ手を加えているのだ

サドルのバネを別のものに交換しているのだ



オリジナルのバネは何故だか異常に短いのだ

バネとしての機能を果たしていないように感じられたのだ


ベースの純正サドルが不要になったので自作したのだ

かなりバネが効いているのがお分かりいただけるだろうか?


一年以上使い続けて感じたのだが唯一の弱点はこのバネだけなのだ

個人的にはかなり『買い!のストラト』だと感じているのだ


当初はシングルをハムに切り替えられるスイッチが魅力だと思っていたのだが・・

実際にはかなり使用頻度は低いのだ


所有ギターがこのストラトのみならば出番もあるだろうが・・

ハムの音が欲しい時にはレスポールやアリアを弾いた方が好みの音がするのだ


しかしながらシングル単体で考えた場合、

ノイズレスピックアップもかなり使えると感じているのだ


ストラト特有のノイズを抑えつつもストラト音を引き出す技術力には感服しているのだ

ストラトのコピーモデルも数多く流通しているが・・・


純粋にストラトの音が欲しいという場合には迷わずUSA製のストラトを購入するのが良いと思う

これが私の結論でもあるのだ


レスポールにも同様の事が言えるのだ

レスポールタイプのギターも楽器店で試したのだが何かが違うのだ


あくまでも感覚値の話なのでそれで事足りる人も多いと思うが・・・



ストラトの弦交換と同時に指板にオレンジオイルを塗布したのだ

指板を保護する意味でもオイルの塗布は必須事項なのだ

未体験という方は是非とも一度お試しいただきたい

楽器店のお兄さんは季節の変わり目(年に4回程度)で十分だというが・・・



私は年間で12回くらいを一つの目安にしているのだ

湿度が高い季節は少なめ、湿度が低い季節には多く塗るというバランスで良いと思う


塗装が施されているボディに塗る意味はあまり感じないが汚れ落としという意味でも気分で塗っているのだ

ネック裏やプラスチックのパーツに塗っても問題はないのだ

艶出しと汚れ落としを兼ねてギター全体に塗布しているのだ


3本のギターにこんな使い方をしてもオイル1本を使いきるのは大変なのだ

ギターメンテのアイテムの中でもかなりコストパフォーマンスに優れていると思える


ブログのタイトルにもあるが私の場合、弦交換と同時にトレモロアームの点検と調整もしているのだ

点検の前に必須となるのが『完璧な音程』なのだ

この段階の音が曖昧ではその後の調整の意味がない


どのような機種でも良いので信頼できるチューナーを一つは揃えておくべきだと思う



私の場合にはベースも含めてGT-100のクロマチックチューナーを使っているのだ



かなり信頼できるのだ

zoom製品もかなり高性能になったがチューナーの詰めは甘いように感じる

この辺りのクオリティが老舗メーカーであるローランドの真骨頂なのだ




正直な話、音質、使い勝手、チューナーの精度・・・

これらの部分で価格が高いGT-100が負けているようでは私としても困ってしまうのだ


今回もダラダラと長い文章だが・・・



ブログ復旧のお知らせも込めて投稿してみたのだ

特に本文とは無関係であるが『音源』もアップしてみたのでお楽しみいただきたい










   


最近は音質(音の作り込み)に拘り過ぎて完成曲の制作に至らないのだ

過去曲を改めて聴き直してみると制約のない『自由』を感じるのだ

最近は素人趣味の原点に立ち返ろうと考えているのだ












  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャズベとzoomMS-60Bでマーカスミラー風にスラップを弾いてみた(^.^)

2013年04月14日 | 日記
ジャズベにノイズ処理とピックアップの交換をした事をすでにお伝えしていると思う



以前よりも音の輪郭がハッキリとしたような気がしているのだ

低音楽器だけに重要な事だと思うのだ



もう一つの重要なファクターはアンプとエフェクト類だといえる

エレキギターにも言えるがこれらの関連機器とセットになっての『音』なのだ

楽器をワンランク上にステップアップすれば音が良くなると思っている人が未だ少なくないようだ



zoomのMS-60Bはコンパクトエフェクターサイズという小ささにも関わらずかなり高機能なのだ



上級機種であるB3から人気があるエフェクトを抜粋したという感じなのだ


あらかじめプロが作り込んだパッチが30個用意されている

ジャズからメタルまで様々な音楽ジャンルに対応できるのだ

プリセットパッチを好みの音色に追い込むことも出来る

明確な音が無い場合には無暗にパラメーターを弄らない方が無難なのだ

これはギター用のマルチにも言える事なのだ


何となく『自分の音色』を作ったような気になっているが・・・

むしろ、プリセットで弾いた方がカッコいいという本末転倒な状況が起こり得るのだ



今回は大好きなスラップの音色を作り込むことに決めたのだ

ベースにも色々な奏法があるが個人的にはスラップのパーカッシブな音色に魅力を感じるのだ


”これぞBass!”

という感じがするのだ


スラップの音色を作り込む上で一つの『お手本』をイメージしてみたのだ

ギター弾きも知っているマーカスミラーなのだ




”マーカスミラー≒スラップ奏法・・”

というくらいにイメージが定着しているのだ


このクラスのベーシストになれば実際には指弾きもかなり巧みなのだが・・・

ライブやレコーディングではフレットレスベースも自在に使いこなしているのだ


しかしながら一聴でそれと分かるのはやはりスラップの音色なのだ

ほとんどエフェクトを使わないタイプのベーシストも多い中でマーカスはかなりエフェクトを多用するようだ

「マーカスミラーの機材を追いかけていたら貯金がなくなるよ~」

などと言っている人もいるほどに機材にお金をかけているのだ


庶民と一流アーティストの違いなのだ

ギターに関しても同様の事が言えると思うのだ


マーカスミラーの代名詞的存在になっているのが77年製FenderJazzBassなのだ



かなり特殊な改造が施されているらしい

アクティブ回路であるという点も音色を決定づける上で重要なのだ

ボディ内に電池が入っているタイプなのだ


もう一つの音の要素はアンプなのだ



このアンプを一躍有名にしたのがマーカスミラーなのだ


現在ではベース弾きの定番アンプの一つに数えられるようになったのだ

ギターで例えるならばマーシャルやブギーという感じなのだ


私のMS-60Bにもこのアンプが入っているのだ



ちなみに画像のパッチは別のメーカーのアンプなのだ

ご了承いただきたい

まぁ、こんな感じで有名アンプを6種類選択する事が可能なのだ


オリジナルアンプと同様にパラメーターを微調整する事が出来るのだ

さらにオリジナルには不可能な調整も出来る

異なるメーカー同士のアンプヘッドとスピーカーキャビネットを組み合わせることが出来るのだ


ギター用のマルチにもこの機能が付いている事が多い

実物のアンプでは邪道な組み合わせもマルチでは十分に実用として通用するのだ


他人とは違うオリジナルの音色を追い込むことが可能なのだ

使い方によってはかなり面白いと思う


マーカスミラーのスラップ奏法の特徴について少々語らせていただきたい

それまでのスラップは大御所である『ラリーグラハム』を真似たスタイルが多かったのだ

開放弦が使い易いポジションでのワンコードでフレーズを組み立てるのだ

「良く分からない説明だなぁ・・」

というギター弾きの人もいると思う


ファンク系のカッティングを思い浮かべていただきたい

ファンクという音楽スタイルはリズムで聴かせる音楽なのだ

2~3個のコードを延々と繰り返すという場合も少なくない


スラップも基本はそんな感じなのだ

同じフレーズでもミュートの位置を変化させることで別のフレーズとして聴かせているのだ


これがスラップの醍醐味でもあるのだ

スラップに音楽的なメロディを求めるのはナンセンスなのだ


『サブドラム』あるいはパーカッションという捉え方が正しいと言えるのだ


しかしながらマーカスミラーはそんな単純なスラップに音楽的要素を取り入れた第一人者なのだ

スラップでジャズも弾いてしまうしバラード系ボーカルの伴奏もスラップでこなしてしまうのだ


動画などで動きを分析すると、とにかく横方向への移動が多いことに気付くのだ

低音域と高音域をつねに行ったり来たりしているのだ


非常にギターのソロに近いような動きを見せるのだ




マーカスミラーに影響を受けたベーシストも多いと何かの記事で読んだ記憶がある

その一人が天才ベーシストであるヴィクターウッテンなのだ



ベーシストのライブでは面白い特徴があるのだ

意識的にギタリストを置かないケースが多々あるのだ


ベースが主役であるという事を強調する為だと思う

実際のところ、巧みなベーシストならばギターと同様にコードワークも可能だし

ギターソロ的なプレイにも十分に対応できるという事なのだと思う


上記の二人の場合に限ってはこのケースが大いに納得できるのだ


場合によってはベーシストが二人というステージも多々あるのだ


もはやベースが低音パートの伴奏楽器である時代は終わったのだ



あくまでもプロ世界の話で未だ素人音楽の世界ではベースが主役になるバンドは少ないようだ

スタジオなどを覗き込むと微妙?なボーカルの後ろで地味にピック弾きしているベース弾きを見かける


『ベースが主役になる日はまだまだ遠いなぁ・・・』

と心の中で思ったりするのだ





今回の楽曲の解説に移りたいと思う・・

最初にドラムのループを打ち込んだのだ

シンプルに聴こえるかもしれないが・・
実はリズムが凝っているのだ

3/4拍子になっているのだ

ファンク系で定番なのだ

非常にスラップに絡む拍子なのだ

拍子を変えるだけも独特のグルーブ感が生まれるのだ


ベースのフレーズは100%アドリブなのだ

ドラムを聴きながらテキトーに演奏したのだ

・・テキトーと言いながらも基本的なコード進行は決めておいたのだ

ブルースと同様に単純な3コードが軸になっているのだ


ミュートの位置やオカズの入れ方で複雑に聴こえるように仕上げているのだ

まさにスラップの醍醐味でもありマジックでもあるのだ



「何か俺のベースってスラップに聴こえないなぁ・・」

という悩みを抱えている初心者も多いようだ


ギターのカッティングと同じなのだ

”音にならない音・・”

つまりはミュートをいかに上手くコントロールするか?

ということが最大のポイントだといえる


音色も実は重要なのだ

エフェクトというよりは指の力なのだ


”スラップを上手く弾くには肩と指の力を抜く・・・”

という意味を間違えて理解している素人さんが多いようだ


youtubeなどの動画『高速スラップ』などというタイトルを付けている人に多い傾向なのだ

とにかく手数命!という感じで弦を軽~く親指で撫でているだけなのだ

動きが見える動画ではそれなりにインパクトを与えらえるが・・・


音源としては低音域がスカスカの音なのだ

マーカスミラーやヴィクターウッテンのような超一流のプロのサムピング(親指での弦弾き)とは程遠い


”太い親指で力強く!”

これがベースの基本だと思う


指弾きでもピック弾きでもアタックが重要なのだ

音の細さをイコライザーで補正すると思っている人が多い


ギターにも言える事だが太い音はピックや指の強いアタックによって生まれるのだ

これに開眼したプレーヤーは伸びるのだ


数十年も楽器を演奏しているにも関わらず、イマイチという人の多くはこの事実に気付いていないのだ

文章を読んだだけでその気になっている人も多い


実際に楽器を抱えた時に閃く瞬間があるのだ



今回の音源で注目していただきたいのが『空気感』なのだ

実際の最終ミックスでは各楽器がもっと近く聴こえるのだ

まさに素の音なのだ


ライブ感を演出する為にcubaseのリバーブで残響を加えているのだ

イメージとしては常連読者の皆さんをご招待できる規模のコンサートホールなのだ

耳の良い読者の方は全体的な残響音もお楽しみいただきたいと思うのだ


こんな事をあえて文章で表現する私はマニアックだと思う

そんな私の文章とプレイが嫌いでない読者の皆さんも同様にマニアックだと思う


日常に溶け込むようなBGM的な音楽も悪くないが・・・

あえて耳を傾けるようなディープな世界観も不可欠だと思う


如何だろうか?


今後もベースを積極的に取り入れていきたいと考えているのだ

かなり生々しいフレットレスベースのシュミレーションなどもエフェクトとして収録されているのだ


”ベースが美しい和音を奏でる・・・”

そんな事もzoomのMS-60Bを使えば可能なのだ


頭の中でイメージだけが先行している状況なのだ

まさに時間が不足しているという感じなのだ


お好きな方は定期的にチェックしていただきたいと思うのだ








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャズベのリアにダンカン製のピックアップを載せてみた・・

2013年04月12日 | 日記
やっとジャズベが完成したのだ

ダンカン製のSJB-2という中間的存在のモデルなのだ



ピックアップカバーにデザイン的な文字が刻まれているのだがこれがカッコいいのだ


純正のピックアップと比較してみた



マグネットの大きさはほぼ純正と同じサイズなのだ

違和感を感じないデザインもなかなか良いと思う


取り外した純正のピックアップなのだ





どんなパーツにもいえるが・・・

残念ながら偽物や粗悪コピー品が出回っているようだ


ダンカン製のピックアップはメーカー製である証として『保証シール』が貼られているようだ



直輸入品なので取り付けの説明書や取扱説明書も英語表記なのだ



もう一枚・・




ダンカンといえば『交換用ピックアップ』の代名詞的存在だといえる

メーカー希望小売価格で15,800円とまぁまぁの金額なのだ

ちょっとした安ベースが買えてしまう価格なのだ


読者の皆さんもネットなどで交換用のピックアップを検索する事も多いと思う

「楽器屋よりもこっちの方が安いよなぁ・・・」

という感じで値段だけで決めていないだろうか?


すべての商品偽物とはいわないがかなりの確率で流通していると耳にしたことがある

実際のところ、今回、私が購入したピックアップも形は純正とそっくりなのだ

違いはちょっとしたロゴの刻印だけなのだ


器用な人ならばペイントで真似ることも可能だと思う


私が購入したピックアップのラインナップの中には無地のピックアップもあるのだ

ヴィンテージ系の音を狙うピックアップなのであえて無地にしているのだ

純正との差はほとんどないのだ


楽器店の場合には安心できるのだ

代理店との信頼関係で成り立っているのだ


実際のところ、コピー品を購入しても気付かない人がほとんどらしい

楽器店のお兄さんの話なのだ

「ギターが新品の時に交換するお客さんもいますけど・・」

「ほとんどのお客さんが何年から使ってから交換しますね」


つまりはピックアップが経年劣化でくたびれた頃に交換を考えるのだ

仮に類似品&粗悪品に換装したとしても変化に気付き難いといえる


さらにピックアップの交換を難しくしているのが『相性』なのだ

正規輸入品にも関わらず、ほとんど効果が実感できない組み合わせもあるようだ

「ピックアップを替えてもらったんですけど・・」

「あまり効果がないような気がするんですけど」

楽器店のお兄さんが一番困ってしまう苦情らしい


一昔前はピックアップの交換はパワーアップを狙ったものが多かったように感じる

最近ではヴィンテージの音を狙ったピックアップも人気なのだ


人工的に経年劣化のいなたい雰囲気を狙ったチューニングなのだ

製品の特性を理解して購入した場合には問題ないが・・・

「交換後に音が小さくなちゃったんだけど・・・」

こんな訳のわからない苦情を言ってくるお客さんも少なくないようだ


少なくとも大手の楽器店に交換を依頼した場合・・

正規品を確実に取り付けているという事なのだ


ピックアップの交換を考えている人は是非ともお近くの楽器店に依頼していただきたい

ハンダ作業などが得意な人は自分で挑戦してみても良いかもしれない


素人のピックアップ交換の場合、交換後にノイズが増すことがあるのだ

楽器店に依頼した場合にはそれなりに対処の方法もあると思う


自分で録り付けた場合には取り付け方法を指摘される事になる


私も過去に幾つかのピックアップの交換をしたが・・・

失敗談も少なくないのだ


今回は徹底したノイズ処理もお願いしているのでその流れで楽器店に依頼したのだ

最近は工賃も僅かなのだ


数年に一回の交換の為に道具を揃えるならば楽器店に任せる方が良いと思う

色々なピックアップを頻繁に交換したい人は道具を揃えてしまうべきだと思う



今回交換したピックアップの印象だが・・・

想像以上に良い音なのだ


誰が聴いても純正との差が感じられる特徴ある音なのだ

確実にパワー感が増しているのだ


”パワー感が増す・・”

というと音量が大きくなると勘違いする人がいる


もちろん音量も若干は大きくなっていると思う

コンプを強くかけたような印象を受けるのだ


何と言ったら良いか・・

音の輪郭が際立っているのだ

さらに音の粒が揃っているのだ


かなり満足度が高いピックアップなのだ




先にも述べたが私のジャズベとの相性も良いのだと思う


ジャズベの特徴はフロントとリアのミックス音にあるといえる



フロントの純正ハムを3、リアのダンカンを7という位置が良い感じなのだ


純正のリアは高音域は得意だが低音域がイマイチだったのだ

ブリッジ側のポジションに配置されていることを差し引いても弱いのだ


今回のピックアップはハムにも負けないくらいに低音域が前に出る音なのだ

ボリュームを絞れば繊細なシングルの音を演出することも可能なのだ


新製品であるzoomのMS-60Bとの相性も良いようだ



遊びでスラップを弾いていたのだが・・・

あまりの気持ち良さに就寝までの数時間も連続で弾き続けてしまったのだ




ちなみに私のフロントピックアップは見た目は純正だが少々改造を施しているのだ


トータルとしてかなり使えるベースになった気がするのだ

ベースに関しては『次のベース』は考えられないのだ

使い続けていきたいと思わせるベースに仕上がったのだ



アーニーボールのベース弦もかなり気に入ってしまったのだ

ダダリオよりも張りが弱く感じられるのだ


スラップや指弾きが多い私には良いようだ


ギターは双方を試したのだがテンションが強いダダリオの方が気持ち良く感じられる

「弦なんか安ければ良いんじゃない?」

という人も少なくないと思う


それはそれで良いと思うが・・・

弦交換はもっともお手軽なカスタムなのだ


楽器店のお兄さんによると定番の弦も若干の改良が加えられているようだ

素人には分からないくらいに微妙なものらしいが・・・


実際の音源はもう少しMS-60Bのパッチを研究してからご紹介したいと思うのだ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エレキギターとピックの微妙な関係?

2013年04月10日 | 日記
最近の私が気に入っているピックはカーボン製のピックなのだ



画像左側がカーボンで右側は従来のナイロン製なのだ


カーボン製のピックは非常に硬いのだ

今までナイロン製のピックでは硬さを求める為に厚みが必要だったのだ



厚さ0.73㎜のナイロンと並べてみたのだ

厚みはほぼ一緒なのだがカーボン製はナイロンの厚さ1.2㎜に相当する硬さを持っているのだ


しばらく使ってみて気付いた事があるのだ

ナイロン製の場合には僅か数分のカッティングなどで先端が目で分かるほどに丸く削れてくるのだ


一方のカーボン製はほとんど変形しないのだ

画像でご確認いただきたいと思う


”硬ければ良いのか?”

これは弾き手の好みだと思う


一般的な傾向としてプロの多くは比較的硬めのピックを好む傾向があるようだ

硬いピックは強いアタックを出すことができるのだ

弦のテンションにピックが負けないという事なのだ


初心者の多くはカッティングなどで柔らかいピックを好むようだ

ピックが曲がるという性質を利用して弦を逃がすという理屈だと思う

実際に教則本などでも柔らかいピックを推奨しているのもあるのだ


確かに弾き易いといと思うが・・・


柔らかいピックでは微妙な音のニュアンスが出し難いのだ

特に軽く歪ませたクランチをカッコ良く聴かせる為には強いアタックが不可欠なのだ




画像の黄色のピックを以前にカッティング用として購入したのだが・・・

最近はほとんど使っていないのだ


『用途』を探しているのだが・・・

最近の私のプレイスタイルでは出番がない状態なのだ



以前にあるギター雑誌で有名なプロギタリストが言っていた

「アンプやエフェクターも大事なんだけど・・・」

「一番重要なのは弾き手の演奏力なんだよね・・」

「良い音を出すには弦とピックの関係も大切だよ」

色々な解釈ができると思う


そのプロの弦は010~のセットなのだ

ピックはナイロン製のかなり厚いピックを使用しているようだ


読者の皆さんがどんなギターサウンドを目指しているかは分からないが・・・

ジミヘンやスティーヴィ・レイ・ボーンのようなストラト系のクランチを目指しているならば
上記で私が述べたことがかなり参考になると思う


・・という事でカーボン製ピックで『なんちゃってジミヘン風』に弾いてみたのだ





アイバニーズのチューブスクリーマーとフェンダーのデラックスリバーブで音作りしてみた


本文とは無関係だが過去曲もアップしてみたのだ

お気づきの方もいると思うが曲順はアルファベット順なのだ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『使えるジャズベース』ってどんな感じかな・・?

2013年04月08日 | 日記
先日、ベースの『ノイズ処理』についてお話したと思う

ノイズ処理の工程でリアピックアップの断線が見つかったのだ



フロントピックアップを中心に音作りをしているのでお兄さんに指摘されるまで気付かなかったのだ

我ながらベースに関してはまだまだ修行が足りないと感じているのだ



今回は引き続きベースについて少々語りたいと思っているのだ

ベースもギターと同様に色々な種類があるのだ

ギターを大別すると『ストラトタイプ』と『レスポールタイプ』になると思う

アリアのようなタイプは両者のイイとこ取りという事になるのだ


ベースも大きく分けると二種類になるのだ

PBといわれるプレジョンベース系、JBといわれるジャズベース系なのだ

両者の最大の相違点はピックアップの種類と個数なのだ


前者はハム系のパワフルなピックアップが一基

後者は繊細な音が売りのシングルが二基という形になる


プレベは1ボリューム、1トーンというシンプルな構成なのだ

一方のジャズべは2ボリューム、1トーンという組み合わせなのだ


音作りという意味ではジャズベに軍配が上がると思う

「ジャズベの方がいいんじゃない?」

と思った人も多いと思う


これがエレキ楽器の難しいところなのだ

先にも述べたとおり、ジャズべの売りは繊細な音なのだ


ロックの単音ルート弾きなどには向かないのだ

エフェクトなどで積極的に音を加工することも可能だが基本的にパワー感が不足しているのだ


一方のプレベではロック系のリフなどには最適なのだがメロディを追いかけるような繊細なプレイは不向きなのだ

ジャズべのようにハイポジでのコードプレイなどもパワフル過ぎて音が濁ってしまうのだ


つまりは一長一短という感じなのだ


苦肉の策として非力なピックアップをプレベに積む、パワフルなピックアップをジャズベに積む

というような本末転倒な使い方をしている人も少なくないらしい(楽器店のお兄さん談)


エレキギターをイメージしていただきたい

レスポールにストラトのサウンドが出せないようにベースも同様なのだ

その楽曲や雰囲気に合ったベースをその都度使い分けるというのがスマートだと言えるのだ


しかしながら、両者の良い部分を併せ持ったベースがあるのだ

私のベースのようにハムとシングルを搭載したPJ(プレジョン&ジャズの略)なのだ




これですべてが解決できると思う人もいると思うが・・・

デメリットもあるのだ

プレベの音も出せないしジャズベの独特のミックスサウンドも表現し難いという点なのだ


以前は人気があったのだ

各社から色々な形のベースがリリースされていたのだ


最近では上記のような理由からあまり人気がないのだ

『何でも屋』はあまり支持されない時代になってきたのだ


これはギターにもいえるようだ

シンプルなストラトやレスポールという形が好まれているようだ


私のアリアやアイバニーズが得意とするようなピックアップレイアウトは一時ほどの人気がないのが実情なのだ


自分が目指す音楽の傾向が明確になってきた証だろうか?

楽器のプロであるお兄さんもこの傾向を分析できないようだ

「まぁ、流行りじゃないですか?」

「特に何も考えていないんじゃないですか?」

という感じなのだ


レスポールの爆発的人気は某アニメの影響だと思える

現実に生きる人間が架空のアニメの主人公に影響されてギターを弾き始める・・・

何とも現代的な発想だと思うのだ


我が社にも超一流の国立大学を卒業した男がいる

現実の女性にはまったく興味がないらしい

彼の理想はアニメの中の美少女らしい

パソコンが大の得意で仕事は真面目にこなしているのだ

「僕の趣味と理想ですから・・好きにやらせてください・・・」

というところだろうか?


時代の申し子だと思うのだ


話が脱線してしまったが・・・

世間では不人気だが私にとってはPJタイプのベースは非常に重宝しているのだ

特にベースに関しては『目指す音』はないのだ

その時に欲する音が出せればそれで良いと思っているのだ


当たり前だが・・

ベースにもっとも大切なのはギターでは不可能な低音域だと考えているのだ

ルート弾きでの重低音は不可欠なのだ


お兄さん曰く・・

純粋なジャズベでは困難らしい

ロック系のボトムを支えるには少々力不足なようだ


その点、私のベースはプレベと同じタイプのピックアップを搭載しているのでパワフルなのだ


ジャズベのような弾き方がしたくなった時にはリアのシングルを中心に音作りすれば良いのだ

トーンとボリュームのコントロールでかなり繊細なニュアンスも表現できるのだ



非常に便利なベースなのだ

何本もベースを所有しているような本格的なベーシストならば場面に応じて使い分ければ良い

しかしながら、私のようなギター弾きが録音のツールとして用いる場合には『器用さ』が求められるのだ


特に私のようにメタルからジャズ・・まで何でも演奏してみたいタイプには向いているのだ

ギターの場合には他の音を求める結果として他のギターが欲しくなってしまうのだが・・・


ベースの場合には現在のベースで十分なのだ



素人ベーシストには不人気なPJタイプもプロには愛用者が多いのだ

代表選手はやはり『ヴィクター・ウッテン』だと思う



ギター弾きの人にはあまり馴染みがないと思うが・・・


ベース界では天才といわれている一人なのだ

私が知る限りでは世界一のテクだと思う


そのセンスとテクニックが認められて

ベース界の大御所であるマーカスミラーとユニットを組んでいた時期もあるのだ

ベース界のドンであるスタンリークラーク、マーカスミラー、そしてウッテンなのだ

興味ある方は『SMV』で検索してみていただきたい

さらにはヴィクターウッテンをyoutubeなどで検索してみていただきたい


ギター弾きの人も十分に楽しめると思うのだ


ウッテンが愛用するベースがPJタイプなのだ

フロントにハム、リアにシングルという組み合わせなのだ


多彩な音を操る氏ならではの選択なのだ



しかもパッシブタイプなのも好感が持てるのだ


マーカスミラーのアクティブベースに憧れた時期もあったのだが・・・

現在はパッシブの可能性を追求していこうと考えているのだ


強引な発想だが・・・

結局のところ、パッシブタイプにDIやエフェクターを接続すれば擬似的なアクティブという事になるのだ

特に自宅で腰を据えて音作りするならばパッシブでも十分に音色を追い込めると思うのだ



リアが壊れた状態でもかなり良い音が出るのには驚いた


実は私のベースは再び『入院』しているのだ



リアに社外のピックアップを移植しているのだ

色々と調べたのだがダンカン製のSJB-2というピックアップをセレクトしたのだ

純正との音の違いが楽しみなのだ

メーカーにオーダーしてもらっているのだ



ピックアップの交換くらい出来るのだが・・

今回は新しいピックアップにもノイズ処理を施してもらう為に楽器店のお兄さんに依頼しているのだ

基本的にギターは自分で弄るのだが・・・

ベースに関しては今後もお兄さんに託してみようと考えているのだ


バダスのブリッジと相まってさらに良い音になる事を期待しているのだ



音色と音の伸びだけでバダスを選んだのだが・・・

実は弦間の幅が純正のブリッジよりも少しだけ狭いらしいのだ

つまりは隣の弦が近くなるという事なのだ

「何か弾き易くなったなぁ・・」

と感じていたのだ


思わぬ副産物だったのだ

手が小さい人などはこの弦間の狭さを狙ってバダスに乗り変えるらしい


ギターと同様にベースもかなり深い世界観があるのだと痛感させられる


以前はベースをドラムと同様に『リズム隊』だと思っていたのだ


ヴィクターウッテンに出会ってからは

”弦が4本のギター・・・”

という見方をしているのだ


ベースでクラシックギターのソロのような演奏もするのだ



「ベースって面白いなぁ・・」

「練習する価値があるかも?」

という感じで私の中ではプチマイブームなのだ


録音の為にベースを取り入れているギター弾きもいると思うが・・・

私のように精神的にベースに傾倒している人は皆無だと思う


数本のベースを所有している楽器店のお兄さんでさえ、ベースは『オマケ』らしい

「スラップとかしないですね・・・」

「歪ませてのルート弾きがメインですね」


正直な話、表現力という点ではギターには及ばないと思う

しかしながら、なかなか侮れない存在がベースなのだ


最近ではスラップばかり練習しているのだ

コード感が感じられるスラップを目指しているのだ


『高速スラップ』などと誇らしげに1コードでバチバチ弦を叩いている人がいるが・・

マーカスミラーに言わせれば音楽ではないそうだ

「最近の人は速いよね~ でもね・・・」

「もっとメロディを感じられるプレイをしてほしいね」


まぁ、素人のレベルでは

”スラップで音が正確に出せる・・”

これだけでも『偉業』なのだ


プロと素人の距離感を感じるのだ


ベースが完成するのを楽しみに待っているのだ




余談だが・・

愛読書であるサウンドデザイナーの5月号が発売になったのだ

今月はかなり多くの素人作品を紹介しているのだ


音楽(楽器)好きの皆さんもお楽しみいただけると思う

サウンドデザイナー5月号投稿コーナー

特に私からのコメントは無いが・・・

「気持ち良く歌える人が羨ましいなぁ・・・」

という感じなのだ


上手いボーカルがいるならばクラプトンのような楽曲を作ってみたいと思うのだ

「ジェフベックのようにボコーダーで歌おうかな?」

などと思うこともあるのだ


ギターも難しいがボーカルはそれ以上だと思う

クラプトンやゲイリームーアのように弾きながら歌える人が羨ましい・・


本文とは無関係だがピアプロの音質が良くなったようなので
今後も不定期の過去の楽曲をご紹介したいと思っているのだ



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする