五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

初女さんに再会

2015年04月09日 | 第2章 五感と体感
佐藤初女(はつめ)さんに15,6年ぶりに再会しました。
食を共にし寄り添うことをおこなっている人です。
岩木山の麓で「森のイスキア」主宰し、いつしか人に知られるようになり、本も出て、有名になられました。
今年で94歳だそうです。

初女さんは、そのまんまであられました。

自分の役割と使命は、自分自身の経験から培ったものであり、特別なことをしていらっしゃるわけではありません。

季節の食材を調理し、お米を炊き、自分で作った梅干しをいれ、初女さんの大きな厚い手でおむすびを握ります。固くなく柔らかくなく、適度な力でおむすびを握るそうです。

拵える手を見ていると自ずと愛が伝わってきます。永遠普遍の魂を感じます。

自分の役割を変わらずに遂行している初女さんの情動に心を打たれました。

生きる力は、まず、ごはんを食べること。
ご飯は生きるみなもと、だと、一貫して仰られていたのは、昔となにも変わりません。

自分の役割と信ずる事の安定さは、伝説的な強さにも繋がりそうです。

昔となにも変わらない事を粛々と通し実行する事が、いかに尊い事であるかを改めて教えられたように思いました。

お会いでき、心から感謝。

離れそうになっていたものが引き戻された様な、そんな気がしています。

復活祭らしい一日を過ごさせていただきました。

☆☆ ☆☆
ブログの下に掲載される広告は、私個人に関わるものではなく、一切関係ありません。有料の広告非表示でブログをアップしているのですがスマホ対応はされていないようです。

☆ クりック応援お願いします♪「生き甲斐の心理学/五感で観る」
人気blogランキング


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする