五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

24節気 芹の季節

2016年01月10日 | 第2章 五感と体感
24節気 芹の季節2016年1月10日

24節気72候では、
1月5日は小寒
1月5日から9日あたりまでは「芹乃栄せりすなわちさかり」第67候。

1月20日の大寒から第72気候の「鶏始乳にわとりはじめてとやにつく」まであと半月余り。

1年を巡る上で、12月と1月の区切りも大事ですが、24節気を意識しはじめて10数年経つと、こちらのほうが体感的にしっくりと来るようになりました。だいたい仕事を納めて新しい年を迎える時期は1年の疲れがどっと身体に押し寄せ、免疫力が格段に下がるなかで多くの事をこなさなければならないので、自分の中で区切りを分散できるものは、どんどん分散するよう心がけるようにもなりました。
歳を重ねるごとに体力も確かに落ちており、無理せぬ範囲の兼ね合いを測ることは、理想を低くすることに対しての自分のためらいとの自分自身の向き合い方にも繋がるようにも思います。

私の場合、数年前から忘年会は自ら行わず、参加も最小限にし、新年会に重きを置き新たな心持で集うほうが、体調も良く気が上がってゆくことを感じます。

芹の気候に七草粥を炊き養生しつつ、立春に向けて節気の区切りを慎重にしたいものです。
1月から2月にかけての24節気の一巡の節目に心身を整えることをと意識すると、1年を無事に巡ることができるような、そんな気分にもなります。
自分自身の気の廻り方は人それぞれでしょうから自分の傾向を知っておくと、無病息災にも効果があるかもしれませんね。


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