五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

縄文から芭蕉へ。更に夏目漱石へ。

2019年09月05日 | 第3章 無意識の世界

縄文時代からの聖地であろう天河弁財天 奈良・・・・・


縄文から芭蕉へ。更に夏目漱石へ。 src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/f4/42692049c6f056b765841ceba3a8bc59.jpg" border="0">
天川 奈良

縄文から芭蕉へ。更に夏目漱石へ。   2019年9月5日

この秋から来年にかけては、
今までの学びの整理をしたいと思うようになり、
生き甲斐の心理学教育普及のために
設立したNPO法人CULLカリタスカウンセリング学会が
来年で15周年となる事と重ねて、
私達の祖先から現代までの時空の旅を
学びの仲間とまとめながら繋げていきたいと考えています。

そこで登場するのが
縄文人
役行者えんのぎょうじゃ
空海
西行
芭蕉
そして、正岡子規と夏目漱石
です。

室町時代に活躍した世阿弥は、
歴史上の人々をめぐる物語、そして漢詩や和歌を
「室町時代」という現代に、
今様の人々が魅力を持つような
戯曲を次々と生み出していきました。

時代が移り変わる中で、過去と現代を繋げ、
魂の連鎖を言葉に表して、
更には満願成就するという巧みな表現力を持ち、
権力者や民衆を喜ばせていきました。

何故これだけ私が謡曲に魅せられるのか、
という理由が、まさしくこのことなのだと思います。
言葉にできない亡霊たちの無念さと
過去に起こった出来事が、
見事に文学の基礎である漢詩や万葉集や伊勢物語等に
繋がってゆくことが
見る側の知的好奇心に刺激を与えるのです。

そして、ますます知りたくなる。。。

縄文人が聖地と定めた処に
役行者も赴き、
空海も辿り、
そして西行も魅せられ、
芭蕉は憧れ、
文字を綴る人々が、
それぞれの形で表し、
それらが、今、令和に生きている私達の素地を
成しているのだと私は感じています。

世阿弥が歴史のつなぎ手であるならば、
現代の歴史のつなぎ手は、
夏目漱石であるように思うのです。

私自身、
点と点を繋げる事で妄想をし続ける
子供時代を過ごし、還暦近くまで
確たる何か表現するというわけでもなく
ぼんやりとこれらの流れの人々が
表現したものを読んだり、学んだりしてきました。

60年程かけて、頭の中で巡らしてきたものを
そろそろ繋げていくのも
還暦辺りの私のお仕事なのかもしれません。

生き甲斐の心理学の学びのお陰で、
うっすらとそんな位置まで来ていることを
意識しだしています。

11月14日に白河清澄庭園の庵にて
開催する学びの会では、
そのような流れの一部を、勉強仲間と
共有できれば、うれしきかな。
今週末に仕上げに入る木版画家とのコラボ
芭蕉の奥の細道シリーズの巻子も
思索のためのご縁なのだと思っています。

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「生き甲斐の心理学」

公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2019年 10月1日 鎌倉腰越勉強会

2019年9月11日 小金井勉強会
小金井・桜町病院の修道会 修道院が会場です

4月5日~7日  二泊三日 
琵琶湖の畔でのんびりと 唐崎勉強会  終了

7月13日~15日 二泊三日
宝塚 売布神社のお隣の修道院にて勉強会 終了

10月11日(金)~13日(日)
東京 町田勉強会 会場:マリア会修道院


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NPOキュール「 生き甲斐の心理学 」講座
 
東急セミナーBE講座
2019年 9月20日  13:30~15:30雪谷校
2019年 9月27日 10:30~12:30たまプラーザ校





















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