秋感ずる 2024年8月26日
今年の夏は、去年よりも増して本当に暑かったですね。
暑さに加え、湿度が高く、
自宅のクーラーを消すのは、長時間出かけるぐらい。
昨晩は久しぶりにクーラーなしで快適に眠ることができました。
朝起きて、外に出ると、爽やかな秋風が身体に当たり、
体感的に、ようやく秋を感ずることができました。
八月、どうしても行かねばならぬと、
腹をくくり出かけた東京国立博物館での
「神護寺展」、
そして、世田谷美術館で開催中の「須田国太郎展」は、
見応えあり、大変勉強になりました。
神護寺の修復された高雄曼荼羅を初めて拝見し、
最先端と古来からの技術が融合した
修復しがいのある素晴らしい仕事を目の当たりにし、
巨大な掛け軸の前で、暫し立ち尽くす自分がおりました。
会場を巡りながら夏の暑い時期に神護寺を訪れたことを思い出し、
境内に上がった時の、空海が云わんとする曼荼羅の世界
に入り込んだような感覚が蘇りました。
私自身、空海loveから半世紀が経とうとしていていますが、
推し活の相手が千年以上の人物であることの
切なさを感じつつも、「いやいや、まだまだ推せる!」と
空海への思いをさらに馳せて、自分の人生の道行きを共に
歩んでいけそうな気分になりました。
㈮㈯は、19時まで博物館が開いているので、
閉館時間を狙って入るのが、人混みを避けるコツです。
そして、
もう一つ、須田国太郎展。
こちらは、京都の画家であり、
今回、関西から巡回が始まり、
世田谷美術館で結願の展覧会です。
絵を見る、というよりも須田国太郎の
生きざまに興味があり心待ちにしていた展覧会でした。
今回の展覧会で知ったのは、須田国太郎が習っていた能楽が、
金剛流であったことです。
金剛巌師から教えを受け、能楽堂でデッサンを山ほどし、
現在の家元金剛永謹氏が4歳の頃の舞台のデッサンが公開されており、
金剛流を知る者にとって宝物のような写真も展示されていました。
神護寺展も須田国太郎展もまだ会期中です。
そろそろNPOキュールの仕事も再開です。
まずは、10月発行の会報に向けて、
作業が始まります。
私事ですが、昨年からの一年間、色々な務めがありましたが、
そろそろ落ち着きが見えてきました。
本来の仕事に集中できる環境まで、もう少し。
こんな時こそ、体調管理を万全にしたいものです。
●講座予定●
講座スケジュール
①
目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2024年 9月6日(金)
13:00-15:00
②
目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2024年
次回は9月20日㈮
13:00-15:00
②
あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12:00-15:00
日程:2024年9月24日㈫
(綾子塾は、限定メンバー制)
メンバー制勉強会
月組 2024 10月28日㈪
星組 2024 月 日㈰決まり次第連絡します
○○○○
ユースフルライフ研究所の講座日程
通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2024年8月22日㈭休講
9月26日㈭
★植村先生の講座
1町田勉強会「会員限定」
日程:2024年第1週9月3日㈫
2町田勉強会「会員限定」(宗教心理学・小金井から移動した教室)
日程:2024年9月17日火曜日
トランジット65号も応援中。フランス特集です。
表装展のお知らせ
江戸表具を愛する会
9月10日㈫~15日㈰
世田谷美術館区民ギャラリー
私の在廊は14.15日です。