五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

洗足池 永田治子さんの個展

2024年12月04日 | 悔いのない人生とは?





洗足池 治子さんの個展  2024年12月4日

12月1日㈰ 穏やかな日曜日、永田治子さんの個展を
拝見させていただきました。

いつも夕方に訪れて、ギャラリーを出るころには暗くなっているというパターンが多かったので、今回はギャラリーに向かう前に、洗足池を一巡りして遅めの紅葉を楽しんできました。
日蓮上人が足を洗ったという伝説があるため、洗足池と云われています。
無血開城を願った勝海舟も、池上本門寺での会合の途中、この洗足池に立ち寄り、
それがきっかけで、別荘を建てました。そこは現在、勝海舟記念館となっています。
私の先祖にも関係がありまして、池上本門寺の管主に祖母の姉が嫁いでおり、祖母は10月の御会式の頃に本門寺に手伝いにいっていたそうです。
祖父が川端龍子に師事していたということもあり、函館から東京へ移住した先がこのあたりだったのだと思います。そのようなわけで父は大田区生まれ。戦火が厳しくなる直前の昭和19年の八月に伊豆の別荘に疎開するまで住んでいました。
父が亡くなる前に、戦前から戦時中にかけての話の中に度々このあたりの話が出てきていました。

ギャラリーは、そのような歴史の深い洗足池の某医院。
お医者様がコレクションしている古美術を展示するために医院が同時にギャラリーとなっているのです。
コンクリート打ちっぱなしの建物は、とてもシンプルで素敵。屋上には坪庭があり砂利が引いてあります。その坪庭を数歩歩くと、茶室がある、という設計です。

永田さんの作品から醸し出される花々は、二次元の画面に塞がれているようでいて、実はその奥に永遠の深さを感ずるのです。深遠なる花という言葉の表現が相応しいか否かは難しいところですが、決して手の届かない世界に在る何かが見えそうで見えない、という印象を持つのです。作品の前に立つといつもそう感ずるので、きっと私の中では、治ちゃんの作品は、そういう位置づけになっているのだと思います。

「真摯に仕事をしていこう、」と、今回も心を糺されるのでした。

ご本人の許可を得て、写真を載せさせていただきます。





●講座予定●

講座スケジュール
目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2024年 12月6日(金)
13:00-15:00

目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2025年1月17日 
12月はお休み
13:00-15:00

あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12:00-15:00
日程:2024年12月10日㈫
(綾子塾は、限定メンバー制)

メンバー制勉強会
月組 2024 12月23日㈪
星組 2024 12月8日㈰

9月27日~29日あやの会
宝塚講座 メンバー制   終了
2025年9月26日~28日予定

○○○○

ユースフルライフ研究所の講座日程

通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2025年1月23日㈭

★植村先生の講座

1町田勉強会「会員限定」
日程:2025年第1週2月4日㈫

2町田勉強会「会員限定」(宗教心理学・小金井から移動した教室)
日程:2024年12月17日火曜日

トランジット65号も応援中。


お気に入りの日本橋のフージンツリー
台湾料理









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