先週29日・木曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋スーパーバンタム級戦:
挑戦者TJ ドヘニー(豪)TKO4回2分32秒 王者中嶋 一輝(大橋)
*2019年4月に世界王座統一戦に敗れて以来、白星と黒星を繰り返してきた元IBF王者ドヘニー。2018年夏に世界王座を獲得した思い出の地である後楽園ホールで中嶋に快勝。地域王座獲得と同時に、世界への返り咲きに向け再スタートを切った事になりました。今回勝利により、対日本人選手の戦績を3戦全勝(2KO)としたドヘニー。同級には日本にも好選手が多いだけに、今後も日本人の壁になっていきそうです。
日本スーパーバンタム級戦(王座決定戦):
下町 俊貴(グリーンツダ)判定3対0(98-92、97-93x2)大湾 硫斗(志成)
*20戦目にして初のタイトル戦出場(ユース王座を除く)を果たした下町。その長身とリーチを駆使したボクシングで大湾に快勝。その堅実のボクシングから、今後の活躍が更に期待出来そうです。
2人の新王者が誕生したスーパーバンタム級戦線。下記は2023年4月18日現在の、同級のタイトル保持者たちとなります。
WBA(スーパー):マーロン タパレス(比/防衛回数0)
WBC:スティーブン フルトン(米/1)
IBF:マーロン タパレス(比/0)
WBO:スティーブン フルトン(米/2)
OPBF(東洋太平洋):武居 由樹(大橋/1)
WBOアジア太平洋:TJ ドヘニー(豪/0)
日本:下町 俊貴(グリーンツダ/0)