DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

カンボソス、苦しみながらも再起に成功(ライト級)

2023年07月26日 05時23分59秒 | 世界ボクシング

先週末22日・土曜日、米国オクラホマ州で行われた試合結果です。
IBOライト級戦:
挑戦者/元3団体統一王者ジョージ カンボソス(豪)判定2対0(117-111、115-113、114-114)王者マキシー ヒューズ(英)

*2021年11月に敵地ニューヨークに乗り込み、現WBOスーパーライト級王者テオフィモ ロペス(米)を僅差ながらも堂々の判定で下し3団体ライト級王座を獲得したカンボソス。しかし昨年行ったデビン ヘイニー(米)との2連戦に連敗し、世界王座から転落。同時に評価も大きく落としてしまいました。

今回、世界的には無名のマイナー団体王者ヒューズを相手に再起戦を行ったカンボソス。この非力の英国人(26勝5KO6敗2引き分け=KO率14.71%)が思わぬ曲者でした。

再起と名誉挽回を図るカンボソス。その攻撃は、カウンターパンチャーで、サウスポー(左構え)ヒューズの前に空回りが続いてしまいます。そして威力は無くも、英国人はコツコツとパンチを当てていき試合をリードしていきます。中盤以降、カンボソスの強引な攻めが上回る場面が目立つようになりましたが、最終的にはどちらも明確なリードを保てないまま試合終了。結局は、2人のジャッジが豪州人の攻勢点を支持しカンボソスが勝利。元統一王者が、苦しむながらも再起に成功しています。

前途多難な印象を残したカンボソスの再起戦。2023年7月26日現在の、カンボソスの主戦場であるライト級の王者たちは下記のようになります。

WBA(スーパー):デビン ヘイニー(米/防衛回数2)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/4)
WBC:デビン ヘイニー(米/7)
IBF:デビン ヘイニー(米/2)
WBO:デビン ヘイニー(米/2)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:保田 克也(大橋/0)
日本:仲里 周磨(オキナワ/0)

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