今から30年前の今日にあたる1994年1月7日、スペインで行われた試合結果です。
WBOストロー級戦(現ミニマム級):
王者アレックス サンチェス(プエルトリコ)TKO初回1分30秒 挑戦者アルツロ マヤン(Arturo Mayan/メキシコ)
*1990年代を通して最軽量級を牽引していたのは、ご存じの通りあのリカルド ロペス(プエルトリコ)。この試合から数年後、サンチェスは数少ないロペスの対抗馬になり得る可能性のある選手として成長していきます。
(初期のWBO最軽量級で安定王者として君臨したサンチェス)/ Photo: BoxRec
この試合の約半月前の1993年12月22日に、当時空位だった王座を2分49秒という速攻劇で獲得したばかりのサンチェス。このあたりがまだまだマイナー団体として扱われていたWBOらしいですね。
BoxRecによると挑戦者マヤンは、サンチェスに挑戦したこの試合がプロデビュー戦。しかも僅か90秒で散った後は実戦を行わず、そのまま引退したようです。驚くべきことですが、その辺りが「古き良き時代」というところでしょうか。と言っても、僅か30年前の話ですが。