DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(2023年/日本国内編)

2024年01月18日 05時18分50秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨年2023年にその活躍が顕著だった選手を、独断と偏見で5名選出。今回は日本国内の選手5名を重いクラスから順に紹介していきます。

日本ヘビー級王者但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3)/ 2023年の年間成績 無冠戦7勝(4KO)。

*かなりもかなりの過大評価になりますが、ヘビー級に日本人選手が存在するだけでも有意義ではないでしょうか。願わくば、但馬の対抗馬が日本国内にも数名いるといいのですが。

10月の頭に最新試合を行って以来、何ら音沙汰がありませんが、今年も2023年同様に多くの実戦をこなしてもらいたいですね。

(ヘビー級のためか、一番画像が大きくなった但馬)/ Photo: 3150FIGHT

 

前日本バンタム級王者堤 聖也(角海老宝石)/ 日本タイトル戦3勝(1KO)。

穴口 一輝(真正)との大激戦の記憶がまだまだ新鮮な堤。昨年は日本王座を3度防衛し、同王座の認知度の向上に貢献しました。堤には日本王座の防衛記録を伸ばしながら上の王座を狙っていって貰いたかったのですが、先日、同王座を返上してしまいます。

(堤、今年はどこまで世界に近づくことができるのでしょうか?)/ Photo: 角海老宝石ボクシングジム

 

WBCミニマム級王者重岡 優大(ワタナベ)/ 世界戦2勝(1KO)。

*4月に元WBO王者ウィルフレド メンデス(プエルトリコ)に圧勝し、暫定王座を獲得。10月に、パヤン プラダブスリ(タイ)を予想外のワンサイドマッチに退けWBC内での王座統一に成功。対戦相手に恵まれる中、内容が伴う試合を披露しました。

(WBC王者優大とIBFチャンピオン銀次郎の重岡兄弟)/ Photo: PR TIMES

 

IBFミニマム級王者重岡 銀次郎(ワタナベ)/ 世界戦2勝(2KO)1無効試合。

*ちょうど一年前に不可解な無効試合という裁断を受けた銀次郎。兄優大同様、春に暫定王座を獲得し、秋口に宿敵ダニエル バジャダレス(メキシコ)を一蹴し正規/唯一王者に昇格。今年はどこまで防衛記録を伸ばしていけるのでしょうか?

 

日本ミニマム級王者高田 勇仁(ライオンズ)/ 日本王座戦3勝(1KO)。

*2019年から2021年にかけ、2つの引き分けを挟んで、7戦もの間白星から見放されていた高田。4月に王座を獲得した直後の戦績は、11勝(6KO)8敗(4KO負け)3引き分け。その後2連続防衛に成功し、安定王者としての道を歩み始めています。

階級が下になればばるほど世界挑戦が容易となった今日この頃。高田にも世界を目指してほしいのですが、王座返上は世界のベルトを腰に巻いてからにして貰いたいものです。

(安定王者に成長しつつある高田)/ Photo: ボクシングモバイル

 

*昨年選出した選手は、WBA/WBCライトフライ級王者寺地 拳四郎(BMB)、当時はバンタム級での4冠王だった井上 尚弥(大橋)、ライト級の国内第一人者吉野 修一郎(三迫)、世界を狙えるスーパーライト級の逸材アンディ 平岡(大橋)、超苦労人で日本スーパーウェルター級王者出田 祐一(三迫)の5選手でした。

井上 尚弥(大橋)はどこでも選出されているので、ここではあえて除外しました。現在のスーパーバンタム級戦線を見渡しても、対抗馬が見当たりません。次戦では同級の防衛戦を予定しているという報道がありますが、早々とフェザー級に転向しさらなる活躍を目指して貰いたいです。

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