最近(2024年1月28日ごろ)のニュースです。
1)世界の井上 尚弥(大橋)と、問題児ルイス ネリ(メキシコ)による一戦が、なんと東京ドームで行われるという話が進んでいるようです。試合実現に向け、まだまだ越えなければならない障害はあると思いますが、何ともスケールの大きな話です。
2)ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)とジョージ カンボソス(豪)によるIBFライト級王座決定戦が5月12日、豪州の西に位置するパースで行われることが発表されました。この一戦が組まれている興行には、WBOバンタム級王者ジェイソンと、元WBAスーパーフライ級王者アンドリューのマロニー兄弟も参戦する予定です。
3)バカラン ムルタザリエフ(露)とジャック クルカイ(独)によるIBFスーパーウェルター級王座決定戦が4月6日、ドイツで行われることが正式に発表されました。
4)昨年2023年に張 志磊(中国)に2連敗を喫し、ヘビー級の頂点から転げ落ちてしまった元WBO暫定王者ジョー ジョイス(英)。3月16日、中堅選手カシュ アリ(英)を相手に再起戦を行います。まずはここで順当な勝利を収めたいところです。
5)スーパーミドル級でWBAとWBCの最上位にランキングされているクリスチャン ムビリ(仏)が今月13日、カナダのリングに登場。南太平洋の刺客ローハン マードック(豪)を6回で仕留め、保持するWBC米大陸王座の防衛に成功しています。現在、同級の4つのベルトをサウル アルバレス(メキシコ)が牛耳っていますが、26戦全勝(22KO)のムビリもその存在感を一戦ごとに増していることは確かなことでしょう。
6)そのカネロ(スペイン語でシナモンという意味。アルバレスのニックネームで、彼の赤茶の髪の色を表しています)、最近まったくと言っていいほど音沙汰がありません。5月に行われるであろうとされるカネロの次戦。対戦相手候補に、WBCミドル級王者ジャモール チャーロ(米)やWBCスーパーミドル級暫定王者のデビット べナビデス(米)、そして現地時間の明日試合を予定しているハイメ ムンギア(メキシコ)の名前が挙がっています。