最近(2024年11月4日ごろ)のニュースです。
1)これまでに6月、9月と延期を繰り返してきたWBCクルーザー級王者ノエア ミカエルヤン(アルメニア)と、挑戦者ライアン ロジッキー(カナダ)による一戦。12月7日にカナダで行われることが発表されましたが、ミカエルヤンがドン キング プロモーションと契約上の問題が起きたためにまたまた中止に。業を煮やしたWBCは同じ日に、ロジッキーとヤミール ぺラルタ(亜)による暫定王座決定戦を認めています。
両者は2022年5月に対戦しており、その時はカナダ人が2対1の判定で勝利。空位だったWBCインターナショナル王座を獲得しています。
2)師走の14日、モナコのリングでWBAスーパーバンタム級暫定王座決定戦が行われます。この試合に出場するのは元2冠王のムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン)と、ランキング下位のリカルド エスピノサ(メキシコ)。
3)その試合の2日前となる12日には、米国フロリダ州で腐敗団体WBAのバンタム級暫定王座決定戦が行われます。この試合に出場するのは、ランキング1位のアントニオ バルガス(米)と、こちらもランキング下位のウィンストン ゲレロ(ニカラグア)。
4)時系列では逆になってしまいましたが、12月7日にWBAスーパーフライ級暫定王者デビッド ヒメネス(コスタリカ)がランキング外のキーヴィン ララ(ニカラグア)を迎え、保持する王座の初防衛戦を行います。
現在までに分かっている限り、今年の師走には4つもの暫定王座戦が行われることになります。
5)スーパーフライ級王者フェルナンド マルティネス(亜)は、これまで保持していた2つの王座の一つであるIBFタイトルを返上。大晦日に予定される井岡 一翔(志成)との再戦は、WBAのみの王者として臨む事になります。
6)先月20日、比国で空位だったOPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王座決定戦が行われています。同団体の元フライ級王者ジーメル マグラモ(比)が同胞のジュディ フローレスに2対1の判定勝利を収め、OPBFタイトルの2階級制覇に成功しています。