最近(2024年11月25日ごろ)のニュースです。
1)WBAライトヘビー級レギュラー王者モレル(キューバ)と、同級のWBC暫定王者べナビデス(米)による一戦が来年2月1日米国ネバダ州ラスベガスで行われることが決定しました。両選手とも共通して下の名前がデビットとなります。
この試合が12回戦として行われることは決まっていますが、両者(または片方の)の保持している王座が争われるかは不明です。
2)現在ライトヘビー級の4つの団体の統一王者はアルツロ ベテルビエフ(露/カナダ)となります。現在までに、ベテルビエフの次戦の日程は立っていません。ベテルビエフの将来的な対戦相手として名前が挙げられているのは、先月にベテルビエフに僅差の判定負けを喫したドミトリー ビボル(キルギスタン/露)、3団体統一スーパーミドル級王者サウル アルバレス(メキシコ)、デビット対決の勝者、そして何とヘビー級王者のオレクサンデル ウシク(ウクライナ)となります。
3)寺地 拳四朗(BMB)が返上したWBCライトフライ級王座決定戦が来月26日、タイで行われます。この試合に出場するのはカルロス カニサレス(ベネズエラ)とパンヤ・プラダブスリ(タイ)。
4)拳四郎が返上したもう一つの王座であるWBAタイトルの王座決定戦が、来月19日にドミニカで行われます。この試合では、元ミニマム級王者エリック ロサ(ドミニカ)とネイダー バルデス(メキシコ)が対戦します。
5)2大会連続で夏季五輪で金メダルを獲得し、プロでは2010年代初頭にスーパーバンタム級で一時代を築いたギレルモ リゴンドー(キューバ)。彼もすでに44歳となっています。このリゴンドーが今月12日、昨年6月以来の実戦を行っています。WBCインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦に出場した古豪は、ドミニカのダニス アグエロ アリアスを僅か106秒で仕留めています。
6)元WBCヘビー級王者オリバー マッコール(米)が先週19日に米国テネシー州で試合を行っています。4回戦のリングにたった59歳!?のマッコールは、16勝22敗の54歳ステーシー フレイジャー(米)に2回TKO勝利を収めています。
今回の試合結果により、マッコールはヘビー級王座を獲得した選手としては最高齢での勝利を収めたことになりました。