最近(2024年11月21日ごろ)のニュースです。
1)先週15日、米国フロリダ州のリングにあのマイク タイソン(米)が公式試合に出場。ユーチューバーとして知られるジャック ポール(米)とヘビー級8回戦で対戦しましたが、良いところなく判定負けを喫しています。
(ポールの何でもないパンチでもグラついてしまったタイソン)/ Photo: PBS
2)収入や視聴者数など、興行としては大成功だったそうです。しかしあと数年で60歳に届き、約20年ぶりの試合となった元世界王者と、27歳のエンターテイナーの1ラウンド2分という試合を公式試合として認めるとは。
(試合前の記者会見で、タイソンの平手打ちが炸裂!)/ Photo: Sky News
3)タイソンは勿論の事、ポールの知名度もあり、普段ボクシングに興味のない人たちにも関心を与えた今回の試合。ボクシング界を盛り上げるため、こういう興行もアリだとは思います。しかしせめてエキシビションマッチとして行われるべきでしょう。
4)タイソンほどではないにしろ、過去の存在になりつつあるディオンティー ワイルダー(米)。タイソン フュリー(英)に地獄の入り口を見せたフランシス ガヌー(カメルーン/仏)との対戦を希望しています。
5)WBAヘビー級レギュラー王者マヌエル チャー(独)とクブラト プーレフ(ブルガリア)の一戦は、現在のところ来月7月に予定通りに行われるようです。
6)同胞の先輩アンソニー ジョシュア(英)に快勝し、その評価を大いに高めたダニエル デュボア(英)。次戦の対戦者候補に、WBO暫定王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)や、張 志磊(中国)の名前が挙がっています。