DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

バルボサ、セペダ共に競り勝つ(スーパーライト級ほか)

2024年11月27日 05時09分12秒 | 世界ボクシング

今月16日、サウジアラビアで行われた試合結果です。
スーパーライト級戦(10回戦):
アーノルド バルボサ(米)判定3対0(97-93、96-94x2)ファン カルロス ラミレス(米)

*世界初挑戦を控えているバルボサ。これまでに強豪選手たちの対戦を重ねながら、白星を30(全勝11KO)まで重ねてきました。今回バルボサが迎えたのは、かつてWBCとWBOの統一王者だった実力者ラミレス。そんな実力者を相手に、フルラウンドに渡り堂々と元世界王者と渡り合いました。

世界王者時代と比べ、出力の減退が見られたラミレスですが、それでも決して打ち負けなかったバルボサ。ボディー攻撃を交えたオフェンスで、ラミレスにパンチの的確性で上回りました。決して派手な選手ではありませんが、どの世界王者と対戦しても好勝負は期待できるでしょう。

下記はバルボサとラミレスが活躍するスーパーライト級の、2024年11月27日現在の王者たちとなります。

WBA:ホセ バレンスエラ(米/防衛回数0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
WBC(暫定):アルベルト プエジョ(ドミニカ/0)
IBF:リアム パロ(豪/0)
WBO:テオフィモ ロペス(米/2)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/1)
WBOアジア太平洋:永田 大士(三迫/1)
日本:李 健太(帝拳/1)

 

WBCライト級戦(暫定王座決定戦):
ウィリアム セペダ(メキシコ)判定2対1(95-94x2、94-95)テビン ファーマー(米)

*世界王座の暫定王座決定戦ながらも10回戦で行われたこの戦い。31戦全勝(27KO)という素晴らしい戦績の持ち主でしたが、初の世界戦ではそのレコードに見合ったパフォーマンスを見せる事は出来ませんでした。

セペダが拳を交えたファーマーは、元スーパーフェザー級の世界王者とはいえ一流選手とは言えません。33勝の内KO/TKO勝利が8しかない非力な米国人の見事な左ストレートでダウンを奪われたセペダ。持ち前の手数で何とか僅差の判定勝利を収める事がやっとでした。

この勝利により、正規王者シャクール スティーブンソン(米)との対戦が確約されたセペダですが、スティーブンソンには歯が立たないでしょう。

下記はこの試合が終わった時点(2024年11月16日)での、ライト級の王者たちとなります。

WBA:ジャルボンテ デービス(米/防衛回数4)
WBC:シャクール スティーブンソン(米/1)
WBC(暫定):ウィリアム セペダ(メキシコ/0)
IBF:ワシル ロマチェンコ(ウクライナ/0)
WBO:デニス ベリンチュク(ウクライナ/2)
OPBF(東洋太平洋):宇津木 秀(ワタナベ/0)
WBOアジア太平洋:保田 克也(大橋/3)
日本:三代 大訓(ワタナベ/0)

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