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今年もやってるやってる~

ルイス、大番狂わせならず(WBAスーパーフェザー級:スーパー王座)

2019年02月11日 01時56分47秒 | 世界ボクシング
現地時間の昨夜(9日・土曜日)、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦(スーパー王座):
王者ジェルボンテ デービス(米)KO初回2分59秒 挑戦者ウーゴ ルイス(メキシコ)

*先月19日、本来ならジャック テポラ(比)が保持していたWBAフェザー級の暫定王座に挑戦するはずだったルイス。その試合は、比国人が前日計量に大失敗し中止。ルイスは代わって同胞のアルベルト ゲバラと無冠戦10回戦を戦い、大差判定勝利を収めています。

本来ならこの日、アブネル マレス(メキシコ)を相手にスーパーフェザー級王座の防衛戦を予定していたデービス。試合直前になってマレスが目の負傷で辞退。ルイスがマレスの代役としてデービスに挑戦することになりました。

デービスは7年前のデビュー時からスーパーフェザー級を中心に戦ってきた選手。対するルイスはスーパーフライ級でデビューし、徐々に体重を上げてきました。これまでにスーパーフェザー級より一階級軽いフェザー級より重い体重で戦った経験はなく、しかも前の試合からの間隔は20日。いくらルイスにとって代行試合とはいえ、ミスマッチだったことは試合前から明らかです。

実際の試合もミスマッチそのもの。試合開始直後から、両者の重量差は明らか。肉体的に劣勢なルイスは、精神面でも押されっぱなし。最後はデービスのサウスポースタイルのワン・ツーからの左フックでダウン。カウント内に立ち上がるもレフェリーはそれ以上の試合継続を許しませんでした。

試合後、フェザー級での再起路線を歩んでいくと公言したルイス。彼が大番狂わせを起こすことを期待していたんですが、現実はメキシカンにとってあまりにも残酷なものでした。昨年4月にWBA王者として世界王者に返り咲くことに成功しているデービス。その王座の初防衛に成功すると共に、戦績を21戦全勝(20KO)にしています。体重調整さえしっかりすれば、この階級で敵はいないのではないでしょうか。

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