DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

2020年 日本国内王座チャンピオン・カーニバル

2020年01月21日 04時46分54秒 | 日本ボクシング

2020年の日本チャンピオン・カーニバルの対戦カードが発表されています。今回が41回目となる日本王者のチャンピオン・カーニバル。毎年のように、今年も各試合で好試合が期待できるでしょう。今回は、三迫勢が13階級中7つの階級で出場。同ジムの勢いが感じられます。また、師走に新王者が誕生したばかりのヘビー級ですが、5年続けてカーニバルでは試合は行われないようです。


ミニマム級・王座決定戦(未定):
谷口 将隆(ワタナベ)対 未定

ライトフライ級(3月15日/愛知県刈谷市あいおいホール):
王者高橋 悠斗(K&W)対 矢吹 正道(緑)

フライ級・王座決定戦(3月8日/岡山県岡山市イオンモール):
ユーリ 阿久井 政悟(倉敷守安)対 藤北 誠也(三迫)

スーパーフライ級(5月16日/東京都墨田区総合体育館):
王者中川 健太(三迫)対 挑戦者ユータ 松尾(ワールドスポーツ)

バンタム級(4月9日/後楽園ホール):
王者鈴木 悠介(三迫)対 挑戦者澤田 京介(JBスポーツ)

スーパーバンタム級(4月28日/後楽園ホール):
王者久我 勇作(ワタナベ)対 挑戦者古橋 岳也(川崎新田)

フェザー級(4月9日/後楽園ホール):
王者佐川 遼(三迫)対 挑戦者丸田 陽七太(森岡)

スーパーフェザー級(5月に大阪で):
王者坂 晃典(仲里)対 挑戦者渡邊 卓也(Reason大貴)

ライト級(2月13日/後楽園ホール):
王者吉野 修一郎(三迫)対 挑戦者富岡 樹(Reboot)

スーパーライト級(3月16日/後楽園ホール):
王者井上 浩樹(大橋)対 挑戦者永田 大士(三迫)

ウェルター級(2月1日/後楽園ホール):
王者永野 祐樹(帝拳)対 挑戦者小原 佳太(三迫)

スーパーウェルター級(3月7日/後楽園ホール):
王者松永 宏信(横浜光)対 挑戦者清水 優人(木更津ベイ)

ミドル級(未定):
王者竹迫 司登(ワールドスポーツ)対 挑戦者国本 陸(六島)

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寿以輝、ようやくトップ10に

2020年01月20日 04時52分01秒 | 強いぞジョーさん

2015年4月にプロ・アマを通じて初の公式試合に臨んだ寿以輝。これまでに13度の実戦を行い、全勝(9KO)という好成績をのこしてきました。ボクシングの世界に入り約5年。ようやく日本ランキングのトップテン、スーパーバンタム級で7位にその名を連ねる事になりました。

今年はいよいよ初タイトル獲得(世界のベルトではない)に向け飛躍を求められる年になります。現在のスーパーバンタム級国内戦線は非常に層が厚いだけに、「寿以輝では無理だろう」という感じもしますし、「いや辰吉2世ならやってくれるだろう」という思いもあります。さあこの2020年は、寿以輝にとってどんな一年になるのでしょうか。

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ロマゴン、世界王座返り咲きなるか?(WBAスーパーフライ級)

2020年01月19日 05時20分26秒 | 世界ボクシング

2月29日、米国・テキサス州で予定される試合です。
WBAスーパーフライ級戦:
王者カリド ヤファイ(英)対 挑戦者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)

*自身の怪我のため、先月末に1年3ヵ月ぶりの実戦を行ったばかりのロマゴン。リング復帰後早速ではありますが、4年に一度の2月29日に世界王座への返り咲きの機会を得ました。ゴンザレスが挑戦するのは、WBAスーパーフライ級王者のヤファイ。26戦全勝(15KO)の戦績の持ち主であるヤファイは、2016年の師走に保持している王座を獲得。これまでに5度の防衛に成功してきました。

これまでにWBAミニマム級、WBAライトフライ級、WBCフライ級、そしてWBCスーパーフライ級の4階級で4つの王座を獲得してきたゴンザレス。ちょうど50度の実戦を経験しており、戦績は48勝(40KO)2敗(1KO負け)。2017年3月にスーパーフライ級の王座から転落しており、同級に転向してきてから体重の壁に直面している感もあります。

今回の試合の鍵を握るのは、一言で言ってしまえばゴンザレスのコンディション。ロマゴンがどれだけスーパーフライ級の体重に慣れ、そしてどれだけブランクからの錆を落とすことが出来ているか、でしょうね。この試合の予想は五分五分と見ます。

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今週末の試合予定

2020年01月18日 13時27分57秒 | 世界ボクシング

2020年1月第三週末の主な試合予定です。

18日 土曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)ミドル級戦:
王者細川 チャーリー 忍(金子)対 挑戦者/日本王者竹迫 司登(ワールドスポーツ)

WBOアジア太平洋スーパーウェルター級戦:
王者井上 岳志(ワールドスポーツ)対 挑戦者蘇 程(チェン スー/中国)

米国・ペンシルバニア州
IBF/WBAスーパーウェルター級戦:
王者ジュリアン ウィリアムス(米)対 挑戦者ジェイソン ロサリオ(ドミニカ)

WBAスーパーフェザー級級王座決定戦(暫定王座):
クリス コルバート(米)対 ジェスレル コラレス(パナマ)

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クルーザー級とその他(色々:01‐17‐20)

2020年01月17日 05時29分33秒 | 世界ボクシング

最近(2020年1月17日ごろ)のニュースです。

1)中々決まらなかった第2弾クルーザー級トーナメントの決勝戦。3月21日にラトビアで決行される運びとなりました。その試合ではIBF王者ジョニエール ドルティコス(キューバ)が、WBO王座を剥奪されたマイリス ブリエディス(ラトビア)の挑戦を受けます。

2)アレクサンデル ウシク(ウクライナ)がヘビー級に転向して以来。長らく空位となっていたWBC同級王座。その王座決定戦が今月25日、アフリカのコンゴで行われます。その試合に出場するのは、同国出身のイルンガ マカブとミハウ ツィエスラク(ポーランド)。

3)マイナー団体IBOのクルーザー級王座を防衛しながら、虎視眈々と主要団体のベルト獲得を目指しているケビン レリーナ(南ア)。来月8日にドイツに渡り、元WBA同級王者フィラット アルスラン(独)の挑戦を受けます。アルスランがWBA王座から転落したのは2008年の9月にまで遡ります。その後定期的に世界レベルでの試合に臨んできたアルスラン。現在、49歳となっています。

4)現在3つのベルトを保持しているヘビー級王者アンソニー ジョシュア(英)。その一つのベルトであるWBO王座を返上する可能性が大のようです。もし空位になった場合、その王座はクルーザー級で4団体の王座を統一したアレクサンデル ウシク(ウクライナ)と、元WBOヘビー級王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)の間で争われるという話が出ているようです。

5)一年前に日本ミニマム級王座を獲得していた田中 教二(三迫)。世界王座挑戦に集中するため、保持していたベルトを返上しています。

6)その田中のターゲットの一人であるWBOタイトル保持者ウィルフレド メンデス(プエルトリコ)。来月8日、パナマのリングでペドロ ビレガス(エクアドル)を相手に、保持する王座の2度目の防衛戦を行う予定です。

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意見番(2019年/日本国内編)

2020年01月16日 05時21分17秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨年2019年にその活躍が顕著だった選手を5名選んでみました。今回は日本国内の選手5名になります。

WBOアジア太平洋ミニマム級王者重岡 銀次郎(ワタナベ)/2018年の年間戦績は4勝(3KO)。タイトル戦の戦績は2勝(2KO)。

*2018年9月にプロデビューを果たした銀次郎。ここまでの戦績は5戦5勝(4KO)。7月に現在の王座を獲得し、大晦日にはアジアが誇る軽量級の不気味な存在レイ ロレト(比)にKO勝利。2020年内に世界挑戦、そして奪取が期待されるまだ二十歳の超新星選手です。




IBF/WBA(スーパー)バンタム級王者井上 尚弥(大橋)/2勝(1KO)。2戦とも世界戦での勝利。

*ノニト ドネア(比)をも下し、世界が認めるスーパーボクサーに。今年は残り二つのバンタム級のベルトも吸収出来るのかに注目です。




OPBF(東洋太平洋)スーパーバンタム級王者勅使河原 弘晶(輪島)/3勝(3KO)。全3試合OPBF戦に出場。

*2018年11月に獲得した王座を、順当に3度の防衛に成功した勅使河原。そのすべての試合を規定ラウンド内で終わらせています。ただそのすべての試合、日本人挑戦者のみとの防衛戦となっています。今年は世界挑戦に向け、日本国外の選手との対戦や、本拠地である後楽園ホールでの実戦を行っていって貰いたいですね。




IBFスーパーバンタム級暫定王者岩佐 亮佑(セレス)/2勝(1KO)。1試合は挑戦者決定戦。

*2018年2月に、米国西海岸で世界王座への挑戦権を獲得した岩佐。師走には東海岸で、暫定ながらも堂々と世界王者に返り咲いています。今年の目標は、まず『暫定』の2文字を取り除く事。第一次世界王者時代より一段上のレベルにいる岩佐にとり、それ程至難な事ではないでしょう。



日本/OPBF/WBOアジア太平洋ライト級王者吉野 修一郎(三迫)/2勝(2KO)。2試合ともタイトル戦での勝利。

*日本王座の防衛回数を伸ばしながら、2つの地域王座も獲得する事に成功した吉野。今年はもう一つ上のタイトル獲得に向け、どこまでレベルアップが図れるのでしょうか。




選出した選手たちの順番は海外編同様、昨年は重いクラスからの順だったので、今年は軽いクラスからの順となります。昨年選出した選手は、WBAライトフライ級王者京口 紘人(ワタナベ)、井上 尚弥(大橋)、前WBOスーパーフェザー級王者伊藤 雅雪(横浜光)、前OPBFライト級王者中谷 正義(井岡/引退)、そして日本ミドル級王者竹迫 司登(ワールドスポーツ)。

来年は、何人の選手が上のタイトル獲得や、保持する王座の数を増やしているのでしょうか。楽しみです。

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意見番(2019年/海外編)

2020年01月15日 07時52分04秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨年2019年にその活躍が顕著だった選手を5名選んでみました。2018年編は日本国内が先だったため、2019年編は日本国外の選手5名を最初に紹介していきます。

WBOバンタム級王者ジョン リエル カシメロ(比)/4勝(4KO)。世界戦は3戦全勝3KO。

*まず4月に暫定王座を獲得し、11月には正規王者だったゾラニ テテ(南ア)を英国で粉砕。堂々と井上 尚弥(大橋)の対抗馬として成長してきました。実現が期待されるその井上戦ですが、早ければ4月にも米国内で開催が予定されています。

 

WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王者ジュンリエル ラモナル(比)/3勝(3KO)1引き分け。タイトル戦の戦績は1戦1勝1KO。

*現時点(2020年1月15日)での戦績は17勝(10KO)8敗(5KO)負け6引き分け。昨年の後半までは、その戦績通りの選手だと思われていました。しかし10月に、当時世界上位ランカーだった和氣 慎吾(FLARE山上)を大逆転のTKOで下すと、大晦日には日本王者久我 勇作(ワタナベ)を初回で撃退。この調子で世界戦までたどり着けそうな気配もありそうですし、次の試合で姿を消しそうな気もします。その結果がどうであれ、昨年の後半期に世界(特に日本)のボクシング界を驚かせた選手であったことには間違いありません。




WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者ジョー ノイナイ(比)/2勝(2KO)1引き分け。すべての試合でタイトル戦に出場。

*4月に大阪で同王座を獲得し、7月には同じ地で初防衛に成功。師走には後楽園ホールで世界ランカー尾川 堅一(帝拳)と負傷判定での痛み分け。上記のラモナル同様に、次の試合で姿を消す可能性のある選手ですが、2019年に限って見てみると、日本のリングで大暴れした主役です。




WBAウェルター級王者マニー パッキャオ(比)/2勝(全判定勝利)。世界戦で2勝。

*先月41歳になったパックマン。昨年はエイドリアン ブローナー(米)、キース サーマン(米)と実力者を連破。生きる伝説はその存在を猛烈にアピールしました。




前3団体ヘビー級王者アンディー ルイス(米)/2勝(2KO)1敗。世界戦は1勝(1KO)1敗

*6月に代役としてアンソニー ジョシュア(英)に挑戦。その試合で大番狂わせ劇を演じ、ヘビー級王座を獲得しました。師走にサウジアラビアで行われたジョシュアとの再戦では、両者の本来の実力差が反映されてか、大差判定で王座から転落。しかし、このままで終わってしまうには少々もったいない存在ではあります。




選出した選手たちの順番ですが、昨年は重いクラスからの順だったため、今年は軽いクラスからの順となります。

昨年選出した選手は(2018年編)、現在ウェルター級に主戦場を移したマイキー ガルシア(米)、3団体統一ライト級王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)、ミドル級に進出してきたハイメ ムンギア(メキシコ)、ヘビー級での世界王座奪取も目論むアレクサンデル ウシク(ウクライナ)、そしてヘビー級王座に返り咲いたアンソニー ジョシュア(英)です。今年(2019年編)で挙げた選手は、どの選手も2020年も引き続き活躍しそうですし、全滅という可能性もあります。

これまでは、その年に活躍をしたスター選手ばかり取り上げてきましたが、今回は少し趣向を変えてみました。書き終えてから気づいたのですが、5人の内4人までは比国勢だったんですね。

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ムンギア、転級第一戦に勝利(ミドル級)

2020年01月14日 05時11分57秒 | 世界ボクシング

先週末11日・土曜日、米国・テキサス州で行われた試合結果です。
ミドル級12回戦:
前WBOスーパーウェルター級王者ハイメ ムンギア(メキシコ)TKO11回2分17秒 ゲリー オサリバン(アイルランド)

*減量苦からこれまで5度防衛してきたWBOスーパーウェルター級王座を返上し、ミドル級に乗り込んできたムンギア。ミドル級の常連世界ランカーであるオサリバンを終盤にストップし新たな階級でのデビューに成功。2020年内での世界2階級制覇に向け、まずは第一歩を踏み出したことになりました。


ムンギアが制覇を狙うミドル級。2020年1月14日現在の、ミドル級世界王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):村田 諒太(帝拳/1)
WBA(暫定):クリス ユーバンク(英/0)
WBC:ジャモール チャーロ(米/3)
IBF:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/0)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/2)

ムンギアは好選手なのですが、この顔ぶれを見るとミドル級での王座獲得はそう簡単ではなさそうです。

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デービス、ロマチェンコに接近(WBAライト級:レギュラー王座)

2020年01月13日 04時15分59秒 | 世界ボクシング

先月末28日、米国・ジョージア州で行われた試合結果です。
WBAライト級王座決定戦(レギュラー王座):
ジェルボンテ デービス(米)TKO12回1分17秒 ユリオルキス ガンボア(キューバ)

*あのワシル ロマチェンコ(ウクライナ)がスーパー王者に昇格したため、空位となったレギュラー王座を賭けデービスとガンボアが対戦。その攻撃力で、かつては中量級戦線をリードしていたガンボアも、随所に好パンチを当てていきますがデービスの勢いを止める事は出来ず。デービスが2回、8回、そして最終回にダウンを奪いTKO勝利。WBAの第2のライト級王座ながらも、スーパーフェザー級に続き2階級制覇に成功しています。

パンチもスピードもあるサウスポーのデービス。しかも勘のいいガンボアに対し、カウンターパンチを何度も当てる芸当をみせました。是非実現してほしいですね、スーパー王者ロマチェンコとの一戦を。


デービスが乗り込んできたライト級トップ戦線の顔ぶれを見てみましょう(2020年1月13日付け)。

WBA(スーパー):ワシル ロマチェンコ(ウクライナ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):ジェルボンテ デービス(米/0)
WBC:デビン ハニー(米/1)
IBF:テオフィモ ロペス(米/0)
WBO:ワシル ロマチェンコ(ウクライナ/2)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/0)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/0)
日本:吉野 修一郎(三迫/4)

*今年はロマチェンコ対才能のあるアメリカ勢の戦いになりそうな世界ライト級戦線。王者たちの顔ぶれを見てみると、ロマチェンコの次はデービスになるでしょうね。この世界王者たちに、吉野やホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)がどこまで迫っていけるのでしょうか。


WBAライトヘビー級戦(レギュラー王座):
王者ジャン パスカル(カナダ)判定2対1(114-112x2、112-114)挑戦者バドゥ ジャック(スウェーデン)

*実力拮抗者同士の一戦となったこの戦い。パスカルが4回にダウンを奪えば、最終回にジャックがお返しのダウンを奪うという予想通りの試合内容に。結局はパスカルが僅差の判定勝利を収め、8月に獲得した王座の初防衛に成功しています。

2018年11月に、現在もスーパー王座を保持しているドミトリー ビボル(キルギスタン)に大差判定負けを喫していたパスカル。昨年8月に、レギュラー王者マーカス ブラウン(米)に番狂わせの負傷判定勝利を収め世界王者に返り咲いています。そのブラウンは昨年1月、当時空位だったレギュラー王座をジャックと争い判定勝利。ジャックはブラウン戦に続いての連敗を喫した事になります。パスカルが越えなければならないのは、やはりスーパー王者ビボルの高い壁となりますね。

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次戦色々(色々:01‐12‐20)

2020年01月12日 05時14分50秒 | 世界ボクシング

最近(2020年1月12日ごろ)のニュースです。

1)現在のボクシング界を牽引する選手の一人であるサウル アルバレス(メキシコ)。これまでにスーパーウェルター級からライトヘビー級までの4階級で世界王座を獲得してきました。昨年11月に獲得したWBOライトヘビー級王座を既に返上し、今後はスーパーミドル級、又はミドル級でビックマッチ出場を求めていく事になると予想されています。次の試合を5月2日に予定しているカネロ(アルバレスのニックネーム)。その試合の対戦者候補に挙げられているのは、WBAスーパーミドル級のスーパー王座保持者のカラム スミス(英)と、WBOスーパーミドル級王者ビリー ジョー ソーンダース(英)の英国勢となっています。近日中にも5月の対戦相手が発表される見込みです。

2)現在、スーパー王者として京口 紘人(ワタナベ)が、レギュラー王者としてカルロス カニザレス(ベネズエラ)が君臨しているWBAライトフライ級戦線。来月7日、中米のパナマで同暫定王座決定戦が行われる予定です。その試合に出場するのは、パナマを本拠地としているダニエル マテロン(キューバ)とエリック ロペス(メキシコ)。

3)昨年末、WBAバンタム級のレギュラー王座を賭け対戦を予定していたギレルモ リゴンドー(キューバ)とリボリオ ソリス(ベネズエラ)。その試合はソリス陣営が米国での労働許可証取得に手間取っていたため延期になっていました。この度、その延期となっていた試合が2月8日に行われることが発表されています。

4)前WBOスーパーフェザー級王者伊藤 雅雪(横浜光)が来月2日、中国のリングに登場。ライト級を主戦場にしている楊 永強(中国)と対戦します。楊は13戦全勝(10KO)の戦績の持ち主で、これまでにWBCのアジア地域団体の一つであるABCOタイトルや、WBOグローバル王座を獲得してきた中々実力者。伊藤と比べ体格差でも上回っているだけに、前世界王者も油断が出来ない相手と言っていいでしょう。

5)前WBOフライ級王者で、上記のカニザレスの持つライトフライ級王座にも挑戦した経験を持つ木村 翔(日本)。来月15日に、比国で元WBOミニマム級王者メルリト サビージョ(比)を相手に昨年5月以来の試合に臨みます。

6)昨年5月に2度目の世界挑戦に失敗して以来、今後の進退を保留にしていた元日本ライトフライ級、フライ級王者の黒田 雅之(川崎新田)。この度現役続行を発表。3月30日を目処に、再起戦を予定しています。

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