DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

西田、初防衛戦が決定(IBFバンタム級ほか)

2024年11月10日 05時46分52秒 | 世界ボクシング

12月15日、大阪市住吉区スポーツセンターで予定される興行です。
IBFバンタム級戦:
王者西田 凌佑(六島)対 挑戦者アンチャイ ドンスア(タイ)

WBOアジア太平洋ミドル級戦:
王者国本 陸(六島)対 挑戦者竹迫 司登(ワールドスポーツ)

OPBF(東洋太平洋)ライトフライ級戦:
王者タノンサック シムシー(タイ)対 挑戦者谷口 将隆(ワタナベ)

*どちらかと言うと控え目(地味)な興行になりますが、興味深いカードが連なっています。ミドル級の中堅選手たちによるトーナメントは、興行自体は面白かったのですがそれに見合った収入が得られなかったため、消滅してしまったようです。

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今週末の試合予定

2024年11月09日 05時16分09秒 | 世界ボクシング

2024年11月第二週末の主な試合予定です(2024年11月9日から15日まで)。

9日 土曜日
米国ペンシルバニア州
IBFウェルター級戦:
王者ジャロン エニス(米)対 挑戦者カレン チュハジアン(ウクライナ)

WBCスーパーフライ級戦(王座統一戦):
王者ジェシー ロドリゲス(米)対 暫定王者ペドロ ゲバラ(メキシコ)

12日 火曜日
後楽園ホール
日本スーパーフライ級戦:
王者高山 涼深(ワタナベ)対 挑戦者青山 功(セレス)

15日 金曜日
米国テキサス州
WBCウェルター級戦:
王者マリオ バリオス(米)対 挑戦者アベル ラモス(米)

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カテラル、強豪を退ける(スーパーライト級)

2024年11月08日 05時50分38秒 | 世界ボクシング

先月末26日、英国で行われた試合結果です。
スーパーライト級戦(12回戦):
ジャック カテラル(英)判定3対0(117-108、116-109x2)レジス プログレイス(米)

*シャープな攻撃を交えながら前進するプログレイスと、好打でそれを迎え撃つカテラルという構成が36分間続いた好試合。サウスポー(左構え)同士により一戦は、どちらともつけがたい攻防が続きました。5回、プログレイスの左が英国人の肩に当たり、バランスを崩したカテラルがフロアにグラブをついてしまいダウンを宣告されます。しかしこのダウンによるダメージは全くなく、カテラルがペースを落とすことはありませんでした。

中盤戦以降、左を有効的に決め始めたカテラル。9回には見事なワン・ツーでお返しのダウンを奪います。その回後半、今度は左一発でダウンを追加したカテラル。試合の流れは英国人に大きく傾いていきます。ダウン後もプログレイスも奮戦しますが、カテラルの的確なパンチとダメージにより逆転至らず。結局はカテラルが大差判定でホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳=引退)、ジョシュ テーラー(英)との再戦に続いて3戦連続で元世界王者をその軍門に下すことに成功しました。

空位だったWBOインターナショナル王座を獲得すると同時に、世界再挑戦に大きく前進したカテラル。実績、知名度ともに、すぐにでも世界のリングに上がっておかしくない状態と言っていいでしょう。

下記はカテラルとプログレイスが活躍するスーパーライト級の、2024年11月8日現在の王者たちとなります。

WBA:ホセ バレンスエラ(米/防衛回数0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
WBC(暫定):アルベルト プエジョ(ドミニカ/0)
IBF:リアム パロ(豪/0)
WBO:テオフィモ ロペス(米/2)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/1)
WBOアジア太平洋:永田 大士(三迫/1)
日本:李 健太(帝拳/1)

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意見番(11‐07‐24)

2024年11月07日 05時52分35秒 | ボクシングネタ、その他雑談

*師走にはもう2つの世界バンタム級戦、IBFとWBOのタイトル戦が日本国内で予定されています。来年2025年には、「黄金のバンタム」の最強決定戦(トーナメント)開催を期待します。

Photo: Amazon.co.jp

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増田、大ベテランを退ける(日本バンタム級)

2024年11月07日 05時15分07秒 | 日本ボクシング

先週末2日・土曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本バンタム級戦:
王者増田 陸(帝拳)TKO7回26秒 挑戦者宇津見 義広(角海老宝石)

*7月に2度目の挑戦で日本王座を獲得した増田。自身より20年近くもキャリアの長い宇津見の変則的なボクシングに順次対応。予想より少々時間を費やしてしまいましたが、実力の差を見せつけてTKO勝利。無難に初防衛に成功しています。

昨年8月に当時の日本王者だった堤 聖也(角海老宝石)に挑戦し、判定負けを喫している増田。その堤は先月にWBAの世界王座を奪取しています。来年は一つ大きな舞台での両者による再戦が見られるかもしれません。

下記は2024年11月7日現在の、バンタム級王者たちとなります。来年2025年には、同級での最強選手決定戦を是非実施してほしいものです。

WBA:堤 聖也(角海老宝石/防衛回数0)
WBC:中谷 潤人(MT/2)
IBF:西田 凌佑(六島/0)
WBO:武居 由樹(大橋/1)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/0)
WBOアジア太平洋:那須川 天心(帝拳/0)
日本:増田 陸(帝拳/1)

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松本、久々のKO勝利(日本フェザー級)

2024年11月06日 05時14分14秒 | 日本ボクシング

先月17日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フェザー級戦:
王者松本 圭佑(大橋)KO2回2分25秒 挑戦者中川 公弘(ワタナベ)

*王座に就く前は、その強打で名を知らしめていた松本。しかし昨年4月に出場した日本王座決定戦を含め、4戦続けて判定勝利と拳が湿り続けていました。

今回行った4度目の防衛戦では、久しぶりに持ち前のKOパンチを見せつける事となりました。格下と言え、挑戦者から最初のダウンを奪うと、2度のダウンを立て続けに追加。昨年1月以来のKO勝利を収めています。

防衛記録を伸ばすと同時に全勝記録を12(8KO)とした松本。今後は国内に存在するアジア地域王者たちとの対戦が期待されます。

2024年11月6日現在のフェザー級の王者たちは下記のようになります。

WBA:ニック ボール(英/1)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/1)
WBC(暫定):ブランドン フィゲロア(米/1)
IBF
:アンジェロ レオ(米/0)
WBO:ラファエル エスピノサ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):中野 幹士(帝拳/0)
WBOアジア太平洋:藤田 健児(帝拳/1)
日本:松本 圭佑(大橋/4)

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あの試合から30年(2団体ヘビー級:1994年11月5日)

2024年11月05日 05時50分39秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今からとなる1994年11月5日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
IBF/WBAヘビー級戦:
挑戦者ジョージ フォアマン(米)KO10回2分3秒 王者マイケル モーラー(米)

*この試合については当初から、「これは仕組まれた試合だ!」という根も葉もない噂がありました。40も半ばに入った元世界王者が世界王者に返り咲けばさぞ話題になるだろう。そのような偉業達成を妬むものというのは、何時何処にでも存在するものです。

そんな期待を煽るように、打たれ脆さと強打を兼ね備えたモーラーがフォアマンの強打の餌食になりました。そしてこの試合から僅か一年半後、モーラーはいとも簡単に世界王座へ返り咲くことになります。そして当然の如く「やはりな」、という声が出始めました。しかしモーラーがフォアマンを退け、その後勝ち続けさえいれば、半年後に刑務所から釈放されたマイク タイソン(米)との対戦もあったわけです。タイソンとの一番が決まっていれば、モーラーの懐にはフォアマン戦以上のものが転がり込んでいたことでしょう。

(色々な意味で注目を集めたヘビー級戦)/ Photo: Wikipedia

1987年に10年ぶりにリングに復帰して以来、27勝(25KO)2敗という驚異的なKO率で白星を重ねてきたフォアマン。それを迎え撃つモーラーは、その技術とシャープなパンチでこちらも35戦全勝(30KO)という高いKO率を維持してきました。そしてこの年の4月には、念願の主要団体の世界王座を獲得。それと同時に、ヘビー級史上初のサウスポー(左構え)という名誉ある記録を達成しています。

試合は26歳と、フォアマンより20歳近くも若いモーラーがシャープな右ジャブと、小刻みな機敏な動きでリードしていきます。大柄で大雑把なボクシングを展開するフォアマンですが、こちらもパンチを振り回しているように見せかけ、時折シャープなショートパンチを放つなど負けじと試合巧者ぶりを発揮。モーラーのジャブに対抗する形で左ジャブで脅しをかけ、王者のパンチも老獪に防いでいきます。

(右ジャブでフォアマン(左)をけん制するモーラー)/ Photo: Dailymotion

若さと機動力で順調にリードを広げていくモーラーですが、相手は一回り大きな化け物的な強打者フォアマン。モーラーが懸命に放つ5発のパンチに対し、1発で跳ね返すだけのパワーの差を随所に見せます。モーラーには精神的圧迫感は大きく降りかかっていたでしょうね。

(フォアマンも左ジャブで対抗)/ Photo: Bleacher Report

試合は10回、突如としてフィナンシャルグループを迎えます。このままモーラーがリードを保ったまま試合が終わるのではと思われた矢先、大振りと空振りを繰り返していたフォアマンがショートパンチに切り替え、フォアマンの放ったワン・ツーが見事に炸裂し、モーラーは大の字にダウン。目を開けたまま倒れたモーラーは、カウント内に立ち上がることは出来ませんでした。

(フォアマンの強打の餌食となったモーラー)/ Photo: Youtube

1977年3月にジミー ヤング(米)にプエルトリコのリングで敗れた後、10年もの間リング生活を離れていたフォアマン。1987年3月に再起を果たし、格下との腕慣らしを繰り返しながら2度のタイトル戦に出場。2試合とも敗れはしたものの、イベンダー ホリフィールド(米)とトミー モリソン(米)等強豪を大いに苦しめました。当時、「中年の希望の星」とまで呼ばれたフォアマン。45歳と10ヶ月で何と20年ぶりに世界王者に返り咲くことになりました。

タイソンが収監中で、リディック ボウ(米)は自身のマネージャーと主要団体の確執から蚊帳の外。サウスポーが苦手のホリフィールドはモーラーの軍門に下り、レノックス ルイス(英)は格下オリバー マッコール(米)に足元をすくわれる形で王座から転落。まさに戦国時代だった当時のヘビー級。フォアマンの勝利は、そんな時期のヘビー級の象徴的出来事だったと言っていいでしょう。

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次々に暫定王座戦が決定、などなど(色々:11‐04‐24)

2024年11月04日 05時54分32秒 | 世界ボクシング

最近(2024年11月4日ごろ)のニュースです。

1)これまでに6月、9月と延期を繰り返してきたWBCクルーザー級王者ノエア ミカエルヤン(アルメニア)と、挑戦者ライアン ロジッキー(カナダ)による一戦。12月7日にカナダで行われることが発表されましたが、ミカエルヤンがドン キング プロモーションと契約上の問題が起きたためにまたまた中止に。業を煮やしたWBCは同じ日に、ロジッキーとヤミール ぺラルタ(亜)による暫定王座決定戦を認めています。

両者は2022年5月に対戦しており、その時はカナダ人が2対1の判定で勝利。空位だったWBCインターナショナル王座を獲得しています。

2)師走の14日、モナコのリングでWBAスーパーバンタム級暫定王座決定戦が行われます。この試合に出場するのは元2冠王のムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン)と、ランキング下位のリカルド エスピノサ(メキシコ)。

3)その試合の2日前となる12日には、米国フロリダ州で腐敗団体WBAのバンタム級暫定王座決定戦が行われます。この試合に出場するのは、ランキング1位のアントニオ バルガス(米)と、こちらもランキング下位のウィンストン ゲレロ(ニカラグア)。

4)時系列では逆になってしまいましたが、12月7日にWBAスーパーフライ級暫定王者デビッド ヒメネス(コスタリカ)がランキング外のキーヴィン ララ(ニカラグア)を迎え、保持する王座の初防衛戦を行います。

現在までに分かっている限り、今年の師走には4つもの暫定王座戦が行われることになります。

5)スーパーフライ級王者フェルナンド マルティネス(亜)は、これまで保持していた2つの王座の一つであるIBFタイトルを返上。大晦日に予定される井岡 一翔(志成)との再戦は、WBAのみの王者として臨む事になります。

6)先月20日、比国で空位だったOPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王座決定戦が行われています。同団体の元フライ級王者ジーメル マグラモ(比)が同胞のジュディ フローレスに2対1の判定勝利を収め、OPBFタイトルの2階級制覇に成功しています。

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中谷、またまた強打を炸裂(WBCバンタム級ほか)

2024年11月03日 05時45分07秒 | 世界ボクシング

先月14日、東京・有明アリーナで行われた試合結果です。
WBCバンタム級戦:
王者中谷 潤人(MT)TKO6回2分59秒
 挑戦者ペッチャ ソーン・チットパッタナ(タイ)

*一戦ごとに、そのあだ名である「ネクスト・モンスター」に恥じないパフォーマンスを見せている中谷。今回もやってくれました。初回から挑戦者を圧倒していましたが、5回以降更にペースアップ。恐るべき強打でタイ人をキャンバスに送った中谷でしたが、頑張って立ち上がってきた挑戦者に容赦することなく左の強打をプレゼント。その一撃で試合は終わっています。

今後は他団体王者たちとの王座統一戦を希望した中谷。是非、それらの一戦が実現してほしいものです。

 

WBOアジア太平洋バンタム級戦(王座決定戦):
那須川 天心(帝拳)判定3対0(98-91x2、97-92)ジェルウィン アシロ(比)

*他格闘技で「神童」と謳われていた那須川。粘るアシロを仕留める事は出来ませんでしたが、9回にはボディーでダウンを奪っています。

ボクシングに転向後、5戦目で初のタイトル獲得を果たした那須川。10回を戦い抜けるスタミナも証明しています。

 

2024年11月3日現在の、「黄金のバンタム」のタイトル保持者たちを確認しておきましょう。

WBA:堤 聖也(角海老宝石/防衛回数0)
WBC:中谷 潤人(MT/2)
IBF:西田 凌佑(六島/0)
WBO:武居 由樹(大橋/1)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/0)
WBOアジア太平洋:那須川 天心(帝拳/0)
日本:増田 陸(帝拳/0)

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今週末の試合予定

2024年11月02日 05時13分36秒 | 世界ボクシング

2024年11月第一週末の主な試合予定です(2024年11月2日から8日まで)。

2日 土曜日
後楽園ホール
日本バンタム級戦:
王者増田 陸(帝拳)対 挑戦者宇津見 義広(角海老宝石)

米国ニューヨーク州
WBCスーパーフェザー級戦:
王者ロブソン コンセイサン(ブラジル)対 挑戦者オシャキー フォースター(米)

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