勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

坂道

2005-12-18 23:51:57 | Weblog
 日本には上り坂と下り坂とどっちが多い?なんていう馬鹿なクイズで喜んだ時代もあった。

 人生には上り坂もあれば、下り坂もある。上がれば下がるし、下がれば必ず上がるときが来る。
わが人生、既に下り坂をまっしぐら、でも後悔はしていない。
欲をいえばきりがないが、まぁ~、こんなものだろうと思う。

 日本には有名な坂がたくさんあるが、その昔、九州旅行をしたときの長崎のオランダ坂は印象深い坂だった。

 台東区の鶯谷駅前の新坂はパンダが迎えてくれます。春には桜がきれいです。

        
       
       
        

 文京区池之端には、さだまさしの歌でも有名な無縁坂という名の坂があります。

         無縁坂
               作詞・作曲:さだまさし
               唄:グレープ 
  1  母がまだ若い頃 僕の手をひいて
    この坂を登るたび いつもため息をついた
    ため息つけば それで済む
    後ろだけは見ちゃだめと
    笑ってた白い手は とてもやわらかだった
    運がいいとか 悪いとか
    人はときどき 口にするけど
    そういうことって たしかにあると
    あなたを見てて そう思う
    忍ぶ 不忍(しのばず) 無縁坂
    かみしめるような
    ささやかな 僕の母の人生

  2 いつかしら僕よりも 母は小さくなった
    知らぬまに白い手は とても小さくなった
    母はすべてを 暦にきざんで
    流して来たんだろう
    悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに
    運がいいとか 悪いとか
    人はときどき 口にするけど
    めぐる暦は 季節の中で
    ただよいながら 過ぎてゆく
    忍ぶ 不忍(しのばず) 無縁坂
    かみしめるような
    ささやかな 僕の母の人生


 近くには忍ヶ岡という地名もあり、上野公園の不忍池と連なっている。この詩の中の「忍ぶ 不忍(しのばず) 無縁坂」というのは、この忍ヶ岡と不忍池をかけているようだ。

 皆さんのお近くにはどんな坂がありますか?

 東京の坂の紹介がこちらにあります。
2005.12.18