寒風吹きすさぶ青空の東京湾に、突然現れた向かい合う2頭の恐竜。これから始まるのは雌雄を決する戦いか、はたまた恋の囁きか。
2月12日に開通する東京ゲートブリッジは、東京湾にかかる首都圏最長の橋であり、その形状から恐竜橋とも呼ばれている。全長2,618メートル、高さ87、8メートルのこの橋は、往復4車線と歩道が設けられているが、高速道路ではなく一般道路のため通行無料である。歩行者は若洲側昇降施設から昇ることができるが、反対の埋め立て地側へは降りることができないため、若洲側に戻ることになるそうだ。
、
橋の上からは東京湾や都心が一望でき、東京タワーと東京スカイツリーも同時に見ることができるといい、新たな観光名所になりそうだ。
橋のほぼ真下の遊歩道からも、ビルの谷間に頭を出した東京タワーが見え、
東京タワーから更に右に目を向けると、そこにはゲートブリッジから遅れること3ヶ月余りで開業する、東京スカイツリーがその勇姿を現す。
29日の日曜日は冷たい北風が吹き、遠く都心を望む橋の北側は波も荒く、恐竜が恋の鞘当で暴れだしたのかと思うほどだった。
橋の近くには羽田空港があり、航空機の運航ルート上に当たるため、高さに制限があり、また、大型船舶の運行にも対応する必要性から、トラス構造によるこのような形状の橋になったという。
橋の南側は冬の陽射しが降り注ぎ、海面のきらめきに浮かび上がる橋のシルエットは、その曲線の美しさを強調していた。
3月11日の大震災の時も、工事中の一部が破損したものの、他には影響もなく、優れた耐震性の証明にもなったという。
スカイツリーの高さには及びもしないが、開通した暁には1度はこの橋の上を歩いて、東京湾と都心を眺めてみたいものだ。
2月12日に開通する東京ゲートブリッジは、東京湾にかかる首都圏最長の橋であり、その形状から恐竜橋とも呼ばれている。全長2,618メートル、高さ87、8メートルのこの橋は、往復4車線と歩道が設けられているが、高速道路ではなく一般道路のため通行無料である。歩行者は若洲側昇降施設から昇ることができるが、反対の埋め立て地側へは降りることができないため、若洲側に戻ることになるそうだ。
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橋の上からは東京湾や都心が一望でき、東京タワーと東京スカイツリーも同時に見ることができるといい、新たな観光名所になりそうだ。
橋のほぼ真下の遊歩道からも、ビルの谷間に頭を出した東京タワーが見え、
東京タワーから更に右に目を向けると、そこにはゲートブリッジから遅れること3ヶ月余りで開業する、東京スカイツリーがその勇姿を現す。
29日の日曜日は冷たい北風が吹き、遠く都心を望む橋の北側は波も荒く、恐竜が恋の鞘当で暴れだしたのかと思うほどだった。
橋の近くには羽田空港があり、航空機の運航ルート上に当たるため、高さに制限があり、また、大型船舶の運行にも対応する必要性から、トラス構造によるこのような形状の橋になったという。
橋の南側は冬の陽射しが降り注ぎ、海面のきらめきに浮かび上がる橋のシルエットは、その曲線の美しさを強調していた。
3月11日の大震災の時も、工事中の一部が破損したものの、他には影響もなく、優れた耐震性の証明にもなったという。
スカイツリーの高さには及びもしないが、開通した暁には1度はこの橋の上を歩いて、東京湾と都心を眺めてみたいものだ。