勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

光と影

2012-03-06 22:44:47 | Weblog
 休みなく長年使ってきた我が細胞、ある年齢を過ぎてから日増しに壊れてくのが感じられる。去年できたことが今年はできない。昨日できたことが今日できなくなる。それは偶々今日は調子が悪いからと思っていると、その状態がず~っとつづく。

 片足を上げて靴下を履く時によろめく。台所で今までは同時にやっていたことを、ある日失敗する。指先の動きに生じる微妙な狂い。階段の上り下りで足を踏み外しそうになる。今まで飛び降りられた高さから飛び降りてしりもちをつく。etc.

 こんなはずではなかったのに、そう思いながらも日々壊れてゆく細胞に、自分はまだまだ若いという意識と実年齢とのギャップを思い知らされる。


 愛用の一眼レフカメラが、またまた壊れた。昨年の暮れにいちど修理に出したばかりである。そのときはエラーの表示と共に、シャッターが切れなくなった。今度はシャッターは切れるが、撮影した画像に怪しげな光と影。交換レンズを換えても同じ状態になる。シャッターが上手く開閉しなくなったらしい。仕方なく修理に出すが前回の修理から日が浅いので、修理代はかからないといわれたが、出来上がるのは10日後だという。


 毎日のように持ち歩くカメラだが、使う頻度が多いのか、それとも壊れる時期なのか。。。「生あるものは必ず死す、形あるものは必ず滅す」といわれるが、カメラは修理に出せば直せるものでもある。日々壊れゆく我が細胞、どこかで修理してくれないものだろうか。