勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

転ばぬ先の杖

2012-03-16 15:38:58 | Weblog
 忘れた頃にやってくるといわれる災害だが、このところ頻繁に起こる地震に不安は募るばかり、地震に対する意識改革をする必要を迫られている。


 二夜連続してナマズが暴れた東京地方だが、けたたましく鳴るケータイの「ゆれくるコール」になす術もなく、揺れが収まるのを待つばかり。幸い事なきを得たが、昨年の大震災以後東京では直下型地震が起こる可能性が大だといわれる。


 真夜中の枕元で鳴る警報に寝ぼけ眼で確認するも、そのままベッドから起き上がれず、いつの間にか眠ってしまった。これではいざというときには、逃げることもできないだろう。


 心のどこかでは、大地震は起きないだろう、起きてほしくない、と思いつつも、そのときの対応に思いをめぐらすが、なす術を知らない。


 そこで思った、玄関脇の収納棚に納めた、思いつきで揃えた防災グッズ。これさえも今まで考えもしないことだったが、地震が発生したときには、とりあえずこれを取り出し、玄関先に準備しておくことからはじめよう。


 日に日に現実味を帯びてくる、東京の直下型地震に、かつてない危機感を覚える。防災用のリュックの中身も、危機感と共に増えていくが、できることなら、次の災害は忘れた頃にやってきて欲しい。あの東日本大震災は忘れる筈もないのだから。。。