日本中を震撼させた大地震と大津波、そして世界中を震撼させた原発事故。あの東日本大震災から一年が経った。一年を前にして、報道特集で連日放送される映像を見て胸を痛めても、なす術をなにも持たない。
被災地の気仙沼では「3月11日からのヒカリ」プロジェクトを立ち上げ、気仙沼湾の3ヶ所から夜空に3本のヒカリの柱を投射するという。先日完成し間もなく開業する東京スカイツリーでは、気仙沼からの呼びかけに応え、11日の夜には同時に追悼ライトアップが行われる。

それに先立ち10日の夜も午後6時から10時まで、スカイツリーのライトアップが夜空に浮かんだ。ゲイン塔から漏れる光は空に向かって放たれ、真上の雲を照らす。それは星になった人たちを悼む鎮魂の光でもあるかのよう。

気仙沼のヒカリプロジェクトは、津波による被害を受けながら、それでも強く生きようとがんばる若者たちにより進められているのだそうだ。

気仙沼の3本の光の柱は、日の入り後から静かに立ち上がり、深夜0時までの約6時間、慰霊の碑としての役割を担うという。その光の柱が人々の絆となり、震災の記憶を刻み、未来を照らす灯となることを願う、とプロジェクトはいう。

一年が経った今もなお、新聞の片隅には3,000人を超す行方不明者と、16,000人に迫る死亡者の数と共に「亡くなられた方」の欄に数名の名前が載る。

スカイツリーの光も、浅草寺の五重塔との共演により震災一年後の夜空を照らし、大震災で失われた生命の追悼と慰霊と鎮魂を込めて夜空に聳える。

明日3月11日には、「東京スカイツリーの光」と、気仙沼の「3月11日からのヒカリ」とが、はるか400キロを隔てて手を握り、夜空で結ばれる。

東日本大震災以後、首都圏でも地震活動が活発化し、3~4年以内にM7クラスの直下型地震が起こる確率は70%だとか。供えあれば憂いなしというが、あの日以来度々起こる地震にも、何もできず立ち尽くす自分がいる。
被災地の気仙沼では「3月11日からのヒカリ」プロジェクトを立ち上げ、気仙沼湾の3ヶ所から夜空に3本のヒカリの柱を投射するという。先日完成し間もなく開業する東京スカイツリーでは、気仙沼からの呼びかけに応え、11日の夜には同時に追悼ライトアップが行われる。

それに先立ち10日の夜も午後6時から10時まで、スカイツリーのライトアップが夜空に浮かんだ。ゲイン塔から漏れる光は空に向かって放たれ、真上の雲を照らす。それは星になった人たちを悼む鎮魂の光でもあるかのよう。

気仙沼のヒカリプロジェクトは、津波による被害を受けながら、それでも強く生きようとがんばる若者たちにより進められているのだそうだ。

気仙沼の3本の光の柱は、日の入り後から静かに立ち上がり、深夜0時までの約6時間、慰霊の碑としての役割を担うという。その光の柱が人々の絆となり、震災の記憶を刻み、未来を照らす灯となることを願う、とプロジェクトはいう。

一年が経った今もなお、新聞の片隅には3,000人を超す行方不明者と、16,000人に迫る死亡者の数と共に「亡くなられた方」の欄に数名の名前が載る。

スカイツリーの光も、浅草寺の五重塔との共演により震災一年後の夜空を照らし、大震災で失われた生命の追悼と慰霊と鎮魂を込めて夜空に聳える。

明日3月11日には、「東京スカイツリーの光」と、気仙沼の「3月11日からのヒカリ」とが、はるか400キロを隔てて手を握り、夜空で結ばれる。

東日本大震災以後、首都圏でも地震活動が活発化し、3~4年以内にM7クラスの直下型地震が起こる確率は70%だとか。供えあれば憂いなしというが、あの日以来度々起こる地震にも、何もできず立ち尽くす自分がいる。