勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

袖すり合うも他生の縁

2013-05-18 22:38:30 | Weblog
 人が一生で出会う人の数は、3万とも5万ともいわれるが、「袖すり合うも他生の縁」といい、偶然の出会いも前世で結ばれた縁だとの考え方もある。長い人生の中では、ブログも含め、大切にしてきた出会いも多い。


 阿波踊りの雷連との出会いは、可愛い坊やが取り持つ縁であった。雷連の皆さんとはそれ以来のお付き合いになり、1ヶ月前には連の方たち数人と一緒に飲む機会も作っていただいた。先日もお伝えしたが、そのときに居酒屋さんで隣同士になり、地元のアマチュア合唱団に所属されているご夫妻とも話が弾んだ。僕も高校生の時コーラス部に所属していたことで話に花が咲いたのだ。

 ご夫妻共に多趣味で、奥様は絵手紙の講師もされているという。ご主人は若い頃ダンスのレッスンを受けた経験もあるとか。また、ご主人が出演するコンサートも拝聴させていただく約束をした。そして先日、奥様が主催する絵手紙展の案内が届いた。
 

 早速、初日の昨日、心つなぐ絵手紙展を訪れ、奥様はじめ生徒さんの力作を拝見してきた。ご夫妻の仲睦まじさに圧倒されながらも、ひとつひとつの作品の素晴らしさに息を呑むほどである。


 広い会場に展示された作品の数々は、ディスプレイの美しさもさることながら、やわらかいタッチの絵と、何気ない言葉に気付かされる人生訓や、人の優しさに心が洗われる。


 ここに紹介するのは、数ある作品の中の数点だが、やさしい色使いの絵と、短い文章に隠された言葉の魔力に浸っていただこうと思う。絵手紙だけでなく、日常の小道具や、装飾品にもセンスのよさが光り、ご夫妻の人柄も滲んでくる。














 雷連の皆さんを通じて広がった、袖すりあう縁に感謝すると共に、この出会いを大切にしたいと思う「心つなぐ絵手紙展」であった。