「きのうの夜はどこにいたの」
「そんな昔のことは忘れた」
「今晩会えるかしら」
「そんな先のことはわからないよ」
「そんな昔のことは忘れた」
「今晩会えるかしら」
「そんな先のことはわからないよ」
映画「カサブランカ」の中での名台詞である。こんな都合のいい台詞、いつか使ってみたいものである。しかし、「カサブランカ」にはそれよりも有名な台詞がある。いわずと知れた「君の瞳に乾杯」である。この台詞、日本人には気障という言葉で片付けられてしまいそうだが。。。
映画のカサブランカはモロッコの地名であるが、我が家ではカサブランカの花がいい香りを漂わせて、次々と大輪の花を咲かせている。
春先に鉢に植えた球根がみるみる大きくなり、僕の背丈を超すほどになって7個の蕾を持ち、先日から咲き始めた真っ白な花は、ベランダを僕の大好きな香りで包んでくれる。まさにその香りに乾杯と言いたい。