勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

吉原の花火

2014-08-04 23:13:22 | Weblog
 夏の夜空に咲く巨大な花といえば、言わずと知れた火の花、花火である。先日も隅田川花火大会が行われたばかりであるが、全国から花火の便りも届いてくる。


 昨日は昼間は千束通りの納涼大会の阿波おどりを見、夕方には見番通りできれいどころが踊る創作おどり、そして夜になると我が家の目と鼻の先にある台東病院前の広場で行われた吉原の花火を見た。


 吉原町会の青年部主催による花火大会は、隅田川の花火とはその規模は雲泥の差がある。大規模な花火もいいが、目の前で繰り広げられる手作りの花火大会は、巨大花火とはまた違った趣があり、スタッフの皆さんの真摯な取り組みにも好感が持て、熱帯夜の浅草に一服の清涼剤のようでもあった。







 ひとしきり、顔に降りかかるほどの距離に咲く火の花を見た後は、見物の人たちに配られた線香花火で楽しむ子供たちの笑顔が、暑さを忘れさせてくれる。




吉原花火大会のフィナーレは、スタッフの手に委ねられた大河を思わせるナイアガラの滝。



この夜は隅田川の花火にはない至近距離での花火に、涼しさを持ち帰ることができた夏の夜の出来事であった。