酒飲みを上戸、酒に弱い人を下戸という。転じて笑い上戸や泣き上戸という言葉もある。僕は酒は飲めないわけではないが、特に好きというわけでもない。どちらかというと下戸といえるだろうか。ところがこの下戸という言葉は差別的・侮蔑的な意味も含まれるため、自分に対して言うのはいいが、他人には失礼になるらしい。知らなかった。
我が家にヒヨドリジョウゴというかわいい名前の山野草の花が咲いた。名前だけではなく、花も白くて反り返っているところがかわいい。晩夏から初秋にかけて咲く花のようだが、蔓性の涼やかな植物である。
ベランダからの風に揺れるとき、小さな鉢が頼りなげであるが、枝はほろ酔い気分のようにフ~ラフラ、何故か名前に上戸と付く。
この山野草が我が家に来た時には、花は咲いていなかったが既に青い実が一つ付いていた。名前の由来は、ヒヨドリがこの実を好んで食べるところからきているというが、実際はヒヨドリはあまり見向きもしないらしい。
この青い実が秋になると赤く熟し、酒飲みが顔を赤くすることに例えて上戸という名が付いたという説もあるとか。ところが大事にしていたこの実が、日に当てようとベランダに置いたところ、消えてしまった。ベランダには時々雀や名も知らぬ小鳥が遊びに来ることがある。ヒヨドリは来ないと思うが、小鳥が食べてしまったのだろうか。それとも風に揺れて落ちてしまったのか。今咲いている花が実を結ぶのを気長に待つとしよう。
我が家にヒヨドリジョウゴというかわいい名前の山野草の花が咲いた。名前だけではなく、花も白くて反り返っているところがかわいい。晩夏から初秋にかけて咲く花のようだが、蔓性の涼やかな植物である。
ベランダからの風に揺れるとき、小さな鉢が頼りなげであるが、枝はほろ酔い気分のようにフ~ラフラ、何故か名前に上戸と付く。
この山野草が我が家に来た時には、花は咲いていなかったが既に青い実が一つ付いていた。名前の由来は、ヒヨドリがこの実を好んで食べるところからきているというが、実際はヒヨドリはあまり見向きもしないらしい。
この青い実が秋になると赤く熟し、酒飲みが顔を赤くすることに例えて上戸という名が付いたという説もあるとか。ところが大事にしていたこの実が、日に当てようとベランダに置いたところ、消えてしまった。ベランダには時々雀や名も知らぬ小鳥が遊びに来ることがある。ヒヨドリは来ないと思うが、小鳥が食べてしまったのだろうか。それとも風に揺れて落ちてしまったのか。今咲いている花が実を結ぶのを気長に待つとしよう。