勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

したまち灯りのアート

2014-09-15 23:43:09 | Weblog

 小さかった秋も次第に大きくなってきたことを感じさせる秋の夜長、浅草寺境内では、したまち灯りのアートと題した「浅草燈籠会」が開かれている。


 13日(土)から始まった浅草燈籠会は今年で8回目となり、27日(土)までの15日間行われるが、燈籠には地元の企業や町会、俳句の会と共に一般参加者による絵や俳句などの作品が彩を添えている。 


 日暮れと共に境内に置かれた燈籠に灯がともると、ライトアップされたスカイツリーとの共演が、浅草寺境内を幻想の世界にいざなってくれる。 


 絵や俳句で彩を添えられた燈籠を更に引き立てるのが五重塔。数々のお祭りで賑わった浅草の夏を惜しむかのように初秋の夜空に聳え、燈籠を静かに見守っている。 



 虫の音はまだ聞こえてこないが、燈籠の灯が夜のしじまに揺れるとき、夏と秋の狭間に時が止まったような気がする一瞬がある。

 

そんな幻想の世界で、時が確実に移ろっていることを知った、したまち灯りのアートでもあった。