勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

届かない手紙・完結編

2005-12-14 10:50:44 | Weblog
 何度かに分けてお伝えした「届かない手紙」は、今回で終結します。
以前にも一度、終りにすると宣言をしましたが、思わぬ事態に発展してしまい、決して本位ではなくここまで来てしまいました。

 誰にでも間違いや失敗はあります、それを責めるつもりはありません。
過ちを改めることが、次の過ちを起こさないことに繋がると思います。
しかし、今回の郵便局の対応は、改めるどころか全くの嘘の報告でその場逃れをしてきたところに、憤慨するどころか呆れてしまったのです。

 そして郵政監査室への報告によって、初めて動き出し、再度の調査報告が先日、我が管内の浅草と、宛先である向島郵便局の両局から調査結果の報告書を持って訪れました。
連絡をいただいた時には風邪をひいていたため、後日ということで先週持ってきた報告書は次の通りです。



 この調査結果は、はじめから予測された事でもあり、これによってこちらの疑問が解決したわけではなく、郵便局への不信感は拭いきれませんでした。

 当然のごとく、この経緯に対してのいい加減な対応を抗議した事は言うまでもありませんし、頻繁に起こる誤配に対しても強く抗議はしました。
平身低頭であったことには違いありませんが、これによって誤配や、郵便局の対質が変るとは思えません。

 大それた意識を持っているわけではありませんが、少しでもこの抗議が、一石を投じたことになればと思いながら、結論として、このような郵便事業を利用する限り、今回の事例は日常茶飯事に起こりうることと覚悟の上で、利用せざるを得ないということを学びました。

皆様のご意見やご協力に感謝して、この件を終結します。
2005.12.14

どこまでつづく・・・

2005-12-13 10:09:34 | Weblog
 昨日お知らせした届かない手紙の当事者からの電話は、郵政監査室を「雲さん」から教えていただいた直後に電話をし、それによって動き出した郵便局の報告の過程で、こちらからどこがいい加減な回答をしてきたのかを問い合わせた結果の電話でした。

 浅草郵便局からの以来を受けた向島郵便局の対応がいい加減だった、ということですが、前にもお話したように、浅草郵便局の対応も「申し訳ない」の一言もなく、あたかも投函した側に非があるのではないかと言わんばかりの応対に憤慨して確認したものです。

 そんな事情を知ってか知らずか、またまた誤配のはがきが届いたのです。
我がマンションの管理人室の前に、何日も放置されていたはがきに不審を感じ、宛名を見ると全く住所の違うはがきだったのです。

 
 宛名の住所の黒塗りの部分が違います。この部屋の住人の名前も違うはず。
これではここに置いても誰も取りに来る筈もないので、持ち帰りました。
いずれ郵便局から、調査結果の報告を持って来る事になっていたので、内容は急ぎではないようだったので、そのときにこのことも問いただしたかったから。

 つまり、誤配ということは日常的にあることと理解しました。

 そして調査結果を持って両郵便局から説明に来ました。
それについては明日ご報告します。
2005.12.13

届かない手紙・それから

2005-12-12 14:53:08 | Weblog
 嘘の報告を受けた届かない手紙 のその後です。
いつもコメントをいただくはぐれ雲さんから教えていただいた、「郵政 監査室」に電話をしました。

 その後すぐに浅草郵便局から電話があり、丁寧な詫びとともに再度調査をして報告するという旨のお話で、数日間、毎朝その経過報告を受けました。

 そして調査の担当者である向島郵便局員からも電話がありましたが、その一部始終の会話です。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

局員 「先日郵便物不配について調査依頼を受けました○○様への手紙につきまして、私が未受領という回答をしましたが、これにつきまして謝らなければいけない部分が多々ありまして、私からお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。」

「それはなんに対してのお詫びですか?」

 「あのぉ~・・・・・、まっ、調査の内容がですね、行き届いていなかったという点が、やはり、ございまして・・・」

 「行き届いていなかったということは、調査をしないで返事をくれたということですね」

 「あっ、まるっきり調査をしていないということではないのですが、確かに私がお受取人様にご連絡を入れなかったということは事実であります。ただ周りのですね、エ~、近隣のエ~、お宅がございますので、そちらについてはですね、こちらから出来うる限りの誤配等の調査はさせていただいたということは、こちらでは確実にさせていただいておりますので、ご確認していただきたいと思うのですが・・・」

 「そんな事、確認のしようがありませんよ」
 
 「はい、ですから私がこの未受領で入れたということで、確かに○○様にご連絡を入れてないのに未受領と入れてしまいましたので、これは私のミスでありますので、お詫び申し上げます」

 「何故そんな事したんですか?」

 「はい、あのぉ~、こちらでですね、まっ、勘違いというんではないんですが、私も確認が行き届いておらず、連絡が取れないという、もしくはこちらから連絡をしていないという部分で確認をして報告を出せばよかったものを、誤って未受領という内容で送信してしまったというのが私個人の原因です」
「私が入力をミスしてしまったというのが主な原因になりますので・・・」


 「入力のミスですか?」

 「はい」

 「そんな事で納得すると思うのですか?してないものをしたと入れたんでしょ、それは入力のミスじゃなくてうそをついたということでしょう、入力ということに責任を転嫁するつもりですか?」 
「自分の意識の問題でしょうよ。何を言ってるんですか!」
「そんな事は相手に聞けばすぐわかる事、そんな嘘の回答を受けて、他の事が信じられますか?」
「ましてや本人に確認する事は簡単です、他の人への確認の方が大変、簡単にできる事もしていないで、大変なことをしていると言えるんですか?」


 「まず、私がお受取人様に速やかに確認を取れば間違いがなかったと思いますので、これは私の判断ミスだと思いますので、ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした」
「現状では、こちらに出された郵便についてはまだ確認が取れていない状況になっておりますので、再度こちらで調査を続行させていただきますので、確認出来次第ご連絡をさせていただきますのでよろしいでしょうか?」


 「分かりました」

 「大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんです。今後とも郵便局をよろしくお願いいたします。申し訳ございません」

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 相手が若い職員のようだったので、これ以上責めるのは気の毒になって、引き下がりました。

 しかし、こんな最中に我がマンションには再び誤配があったのです。
明日報告します。
2005.12.12

鬼柚子

2005-12-11 09:54:04 | Weblog

 エッ!かぼちゃが何でこんなところに?と思ったら、柚子なんだそうです。
鬼柚子といって、千葉には多いと聞きましたが、初めて見ます。
食べても美味しくないといい、香りもないのでお風呂に入れてもあまり効果がないとか。


 でも珍しいので枝から折っていただいちゃいました。
勿論お断りしましたよ。
九州には文旦という大きな果物がありますね。
あれと同じくらいか、もっと大きいかもしれません。
ちょっと面白いので部屋に飾って楽しんでいますが、ちょっとだけ香っています。
そんな僕は鬼じじいです。
2005.12.11

心を亡くす

2005-12-10 01:25:22 | Weblog
 12月という月は職業柄、一年でいちばん気ぜわしい時期。
その直前に体調を崩し、やらなければならない事がたくさんある。
一つ一つ片付けながらも、忙しい忙しいといってバタバタしてる。

待てよ、心にゆとりがなくなってくるとミスも犯す。
そうだ、忙しいという字は、心を亡くすと書く。
心を亡くさずゆとりを持たなければ・・・


昼間から月だって出ているんだもの。
急がばまわれ。慌てなくてもいいじゃないか、ゆっくり行こう。
2005.12.10

公園の手品師

2005-12-09 01:18:59 | Weblog
 
 黄葉真っ盛りの神宮外苑の銀杏並木は、こんな歌を思い出させてくれた。
甘く切ない低音の歌声に魅せられた、若い頃のフランク永井の歌である。
シャンソンを思わせるメロディーと、テクニックに走らない甘い歌声は遠い日のノスタルジー。

 そして彼が歌う「わかれ」という歌も、僕のライブラリーの中の好きな歌の一つである。

 ギターの伴奏が、胸をしめつけるほどの切なさを感さじせ、3番の歌詞 「花ならば触れずにいたい 好きなほどなおさらに」これが好き。
2005.12.09

落ち葉の絨毯

2005-12-07 20:57:59 | Weblog
 憎からず思っている二人にとって、その日の逢瀬はまだ片方の手の指の数と同じ位の回数であった。

 青山の洒落た和食のお店での食事の後、肩を並べて歩いた春も終りに近い、曇り空の神宮外苑の銀杏並木の緑は、秋に再び訪れることを心に約束させていた。
会うたびごとの新しい発見に胸躍らせ、その日も忘れられない一日になっていた。

 それ以来一度も訪れる機会のなかった二人にとって、4年を少しすぎた頃、突然の別れが訪れたのだ。

 時の流れは、遠い昔の思い出を忘れさせる筈もなく、あの日以来始めて訪れたぼくに、黄金色に輝く絨毯を敷いて待っていてくれた。

 しかしその絨毯はあの人のいる天国までは延びてはいなかった。

       

      ご一緒に神宮外苑の銀杏並木を歩きませんか?
           (クリックで大きくなります)
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
       

リトル ターン

2005-12-06 11:00:00 | Weblog
 
 

       五木寛之訳 「リトルターン」の最後の一節です

 リトル ターン(コアジサシ)という鳥は、小さなやせた鳥で、アクロバット的な飛行技術において特にすぐれており、生涯の大半を空中で過ごし、彼らは海や、内陸の川や湖の上空を、舞い上がり、ダイビングし、矢のように飛び、翼をはばたかせて空中に停止する。

 そんな彼がある日、突然、訳もなく飛ぶことができなくなり、地上に降りた彼は、自分の影に気付く。
飛べなくなった事により、今まで見ることができなかった様々な事を見た彼は、ただ無目的に飛んでいるだけにすぎなかったその羽や翼が、どれほど価値があり素晴らしいかを知るのである。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 数日間、体調を崩して休まざるを得なくなったブログでしたが、皆様の温かな励ましと心遣いに、一人ではないという想いを実感しました。
皆様のやさしさに勇気付けられ、再び飛び立てることに感謝し、自分を見つめる時間にもなった事を喜びとして、また皆様とお会いできることをうれしく感じています。

 ふとした偶然の出会いがいつか必然となり、会ったことのない者同士でありながら、その輪が拡がって、生きる勇気につながっていくことに不思議な実感を伴い、皆様との触れ合いを大切にしたいと考えております。
     ☆ ありがとうございました。 ♪♪♪
2005.12.06

申し訳ありませんが・・・

2005-12-02 13:11:22 | Weblog

 
 皆さんの温かい励ましで、治りかけた風邪ですが、なかなか平熱に戻らず、咳にも悩まされ元の元気を取り戻すには少し時間がかかりそうです。

 気持ちだけは若いつもりですが、やはり歳には勝てず、皆さんにお会い出来ないのはさみしくもあり、不義理をすることにもなるので心苦しいのですが、少しの間おとなしくしています。

 時々は生きている足跡を残しておきますので、どうぞお許しを・・・。
2005.12.02

民間療法

2005-12-01 15:00:27 | Weblog
 風邪に対しての皆さんからいただいた温かいアドバイス、とても参考になり、それぞれ実行しました。

☆水分補給/清涼飲料水/スポーツドリンク
 汗をかいたときに、これ等はとても役に立ちました。
震えがくるほどの悪寒が走った時には布団から出る事も出来ませんでしたが、トイレに起きたときに枕元に持ってきて飲んだスポーツドリンクが、喉を通るときはとても美味しく感じました。
また汗を出し切るために梅干と蜂蜜をお湯で割って飲むと、更に一汗かいて熱を下げる効果があったようです。

☆首や体にタオル
 汗をかいた後の着替えが寒くて大変でしたが、タオルを首に巻いておくと回数も少なくて済み、着替えの時も身体を拭き取るのに役立ちました。

☆充分に休養/しっかりと睡眠
 あまり飲んだことのない睡眠薬も、2回ほど飲んでぐっすり眠りました。

 お陰さまで熱は下がったのですが、今、咳に悩まされています。

 急に病気になったときの応急的な民間療法がいろいろあるようですが、今回は梅干と蜂蜜のお湯割りは熱を出すのに大いに役立ったようです。

 喉には薄切りの大根に蜂蜜を入れ、数時間後大根から出た水分と蜂蜜とをよく混ぜ合わせて飲むといいといわれているので、実行していますがなかなか咳が止まりません。

       
       写真は焼いた梅干と、大根の蜂蜜漬けです。

 梅干はそのまま蜂蜜や黒砂糖と一緒にお湯で溶かして飲んでもいいようですが、焼くと更にいい効果があるようです。

 梅干しを加熱すると、梅干しの糖とクエン酸が化学変化を起こし、血行を改善する特効薬「ムメフラール」が生まれることが、研究で明らかになっているそうです。そのため、肩こりや腰痛の解消も期待できるといわれているようです。

 玉子酒という手もありますが、これ美味しくないですね。
皆さんのアドバイス、大変役立ち、改めて言われると、あっ、そうなんだと思えてありがたさを感じました。ありがとうございました。
皆さんもご存知の民間療法があったら教えてください。
2005.12.01