歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

昨日のアウディ、今日のレクサス

2021年03月12日 | 日記
はじめに断っておくけど、アウディに乗っている人を批判しているわけではない。

アウディはかっこいいし、友人に乗っている人もいる。

夜にアウディ独特のテールランプを見つけるとなんだか得した気分になるくらい。



さて、私は運動のため毎日自転車で30分から1時間走っている。

基本的には整備されたサイクリングロードを走るのでスイスイ進めるが、

細々した道や線路が横断している場所は余裕を持って渡るべし。

ついイライラしていたり頭が痛かったりすると運転が荒くなることがある。

そういう時は危険なので諦めて帰ってくることにしている。



サイクリングロードと線路が並走していて、そこに車道が横断しているという場所がある。

踏切が降りると車は動けないので、サイクリングロードを走る自転車や歩行者は車の間を縫って進む。

大抵の車は止まる際サイクリングロード分の幅をあけてくれている、まぁ常識だ。



あれはつい1週間ほど前、いつものごとくその道に踏切が降りていて車が何台も止まっていた。

特に何も考えずあいているスペースを走り抜けようとした時、後ろの黒いアウディが幅を詰めてきたのだ。

タイミングやそれをすることの意味を考えると、完全なる嫌がらせだった。

あまりにも危険で横暴な態度。

顔を見ると身なりの整った50代くらいの男だった。

こちらに一瞥もくれない赤茶けた顔とツヤツヤの髪がすごくねちっこくて嫌な感じだった。



これは偏見だけど、裕福な人(真相は知らない)の嫌がらせって身の毛がよだつ。

心がざわつくのはなんでだろう。

家族の前では、あるいは会社の中では絶対に見せない顔なんだろうよ。

小さいことだけど、心に引っかかるものがある。

何か結末が欲しいがいい落とし所が見当たらない。



次の日そんなことも忘れて自転車で走っていた。

私が苦手意識を持っている車通りの多い車道にぶつかった。

タイミングを逃せばしばらく渡れない。

その時じっと待ってくれる車がいた。

うわーありがたい。

嬉しいなぁと思って渡る時に会釈をしたら大きな「L」のエンブレムが目に飛び込んできた。

白いレクサース、ああこれだ!

前日と同じ高級車に今度は道を譲られたことで締めくくり、なんだかうまいことなっている。

富裕層の過怠はやっぱり富裕層に回収してもらわないと落ちない。

まさに天使と悪魔。

いや悪魔なんて大層なものでもない。

ただのみみっちい嫌な奴だ。

あの小さな出来事をねちっこくここに書く私も私かナハハハハ


HAPPY BIRTHDAY
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