日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

エスポワールシチーが南部杯でまさかの敗戦!オーロマイスター大金星だ!

2010年10月12日 | 競馬

体育の日である11日は、ダート交流重賞・第23回マイルチャンピオンシップ南部杯(ダート1600m・GI)が盛岡競馬場で行われました。今年の南部杯はJRAから6頭、地方6頭の合計12頭で争われました。中でもブリーダーズカップクラシックに参戦する③エスポワールシチーがBC前哨戦として南部杯に登場。目下ダートGI5連勝中のエスポワールにとっては、勝って当然といえるはず。エスポワール以外でも、昨年のジャパンダートダービー馬①テスタマッタ、3歳馬の⑦バーディバーディ、④セレスハントが「打倒エスポ」を掲げ、⑤アポロノサトリと⑫マヨノエンゼルの岩手所属の2頭を含めた地方勢が中央の馬たちにどこまで対抗できるか?


直前の単勝上位人気は、エスポワールシチーが1.0倍と圧倒的1番人気、大差の2番人気にはテスタマッタ(11.5倍)、バーディバーディ3番人気(15.0倍)、4番人気以降は⑪オーロマイスター、セレスハントと続きました。6番人気の②メイショウバトラーからは単勝が100倍超!どんだけ~?
スタートは12頭が綺麗に飛び出し、エスポワールシチーも好スタートを見せました。先行争いではセレスハントが先頭に立ち、エスポワールとオーロマイスターが2番手争い。メイショウバトラー4番手、5番手にバーディバーディ、テスタマッタは6番手、外側の7番手に⑥グランシュヴァリエ(高知)が追走。後方では8番手の位置に⑧ジョインアゲン(高知)、アポロノサトリ(岩手)が並走し、⑩コロニアルペガサス(笠松)、⑨クロスウォーター(北海道)、マヨノエンゼル(岩手)の3頭が最後方争いをしている展開で3コーナーへ。
残り600mを切り、セレスハントが依然として先頭。オーロマイスターが2番手に浮上し、エスポワールはまだ3番手。テスタマッタは少し後退気味。残り400m付近でバーディバーディとグランシュヴァリエが先頭に並びかけて最後の直線に入り、エスポワールシチーが最内に入るも、オーロマイスターが単独先頭!残り100mでエスポワールを引き離して1着ゴール!吉田豊騎手はゴールと同時にガッツポーズで勝利を確信。エスポワールシチーは2着に敗れた!(最終順位と払戻金はここ

伏兵のオーロマイスターがエスポワールシチーを3馬身差を離す快勝劇で大金星、それに1分34秒8のレコードタイムで南部杯を制しました。高知所属のグランシュヴァリエが3着と大健闘し、3連単⑪-③-⑥で131万円2650円の大波乱決着となりました。3番人気のバーディバーディが5着、2番人気のテスタマッタは6着に敗れ、地元・岩手のマヨノエンゼル11着、アポロノサトリは最下位の12着に沈みました。不甲斐なさ過ぎる結果に大先輩のトウケイニセイとメイセイオペラが泣いてるぞ。
ダート界のエースであるエスポワールシチーが、前哨戦で負けたというのが本当に信じられない。このレースを勝ってBCクラシックに弾みをつけるはずだったのに、オーロマイスターに引き離されてのまさかの完敗。自身の連勝記録が6で止まり、GI連勝もストップしてしまいました。5ヶ月の休み明けもそうだし、それに前走より15㎏増で挑んだのが敗因だと思います。今回のレース内容と結果を見て、アメリカ行きは白紙撤回か、あるいは予定通りに行くのか?仮にBCクラシックに挑んでも、惨敗に終わりそうな予感。
優勝したオーロマイスターは、道中で終始エスポワールシチーをマークし、直線で先頭に躍り出ると一気に引き離してみせました。お父さんはエスポと同じくゴールドアリュール。親子揃ってダートGIに強いですな。次走は11月3日に船橋競馬場で行われるJBCクラシックに向かうと思われます。今後のダートのビッグレースで南部杯の勝利がフロックでないところを証明できるでしょうか?



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