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暑すぎてつらい。

2019年プロ野球開幕!甲斐野が公式戦初登板初勝利!千賀も161キロ連発!

2019年03月29日 | HAWKS


2019年のプロ野球ペナントレースがついに開幕!今年福岡移転30周年を迎えた福岡ソフトバンクホークスは、福岡ヤフオクドームで昨年のパリーグ王者・埼玉西武ライオンズと対戦。開幕からいきなり宿敵を迎え撃つホークス、開幕3連戦を勝ち越して、3年連続日本一&パリーグ王座奪還へ好スタートを切りたいところです。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      埼玉西武
1(二)牧原大成    (左)金子侑司
2(遊)今宮健太    (遊)源田壮亮
3(中)柳田悠岐    (中)秋山翔吾
4(指)デスパイネ   (一)山川穂高
5(左)グラシアル   (捕)森友哉
6(一)内川聖一    (二)外崎修汰
7(三)松田宣浩    (指)栗山巧
8(右)上林誠知    (三)中村剛也
9(捕)甲斐拓也    (右)木村文紀
 (投)千賀滉大    (投)多和田真三郎

開幕投手はソフトバンク・千賀VS西武・多和田真三郎のエース対決。ホークスは1番セカンドに牧原を起用、グラシアルが5番レフトに入りました。




1回、ホークス先発・千賀の初球ストレートが161キロを計測すると、2球目も再び161キロのストレートを投じる。西武先頭の金子に四球を与えたが、続く源田を2塁ゴロ併殺打に打ち取る。さらに3番・秋山を内野ゴロに退け、3人で抑えた。その裏、ホークスは先頭の牧原と今宮が続けてヒットを放つが、柳田、デスパイネ、グラシアルのクリーンナップが次々と凡退し、先制のチャンスを逃します。
2回、ホークスは1死走者無しから松田が西武先発・多和田の3球目を狙い撃ち。右中間へ上がった打球は、ホームランテラスに飛び込む先制のソロ本塁打!松田はこの一打で通算1500本安打を達成!
1点を先行したホークスは、4回にグラシアルと内川の連続ヒットの後、2死1,3塁で上林が初球のカーブを上手く合わせ、ライト線を破る技ありのタイムリー2塁打で1点を追加。5回には2死から柳田が四球と盗塁で2塁まで進み、デスパイネがレフトフェンス直撃のタイムリー2塁打を放って3点目。なおも2人走者を置いて、内川のセンター前タイムリーで4点目。5回まで4-0とリードを拡げます。
4点の援護を貰った千賀は、5回まで無失点の好投。6回、先頭の木村に四球を与えた後、源田の2塁打、秋山の四球で1死満塁のピンチを背負う。一発浴びれば同点という場面で、4番・山川をセンターフライに打ち取ると、5番・森友哉をカットボールで見逃し三振!耐えた!抑えた!そして吠えた!満塁のピンチを無失点に抑えた千賀は、6回を投げ切ったところで交代しました。
8回、ホークスは加治屋蓮が3番手のマウンドに上がるが、先頭打者に出塁をゆるすと、ヒットと四球で満塁の走者を背負う。そして西武4番・山川にストレートを狙われ、左中間スタンドへの満塁本塁打を被弾。一発で4-4の同点に追いつかれ、千賀の勝ち投手が消滅してしまいました。
試合は4-4のまま9回を終え、開幕戦から延長戦へ。延長10回、ドラフト1位の甲斐野央が公式戦初登板。先頭の山川を3球全てフォークを投じて三振に仕留めると、森友哉と外崎にも空振り三振を奪い3者連続三振。その裏、ホークスはグラシアルと松田のヒットで2死1,3塁、上林の申告敬遠で満塁と一打サヨナラのチャンスを迎えたが、代打・福田秀平と牧原が共にが空振り三振に倒れて三者残塁。
11回も甲斐野が続投し、1死1塁から木村と金子を連続三振に切って取り、またも無失点。11回裏、先頭の今宮が四球を選ぶと、柳田がヒットでつなぎ、無死1,2塁と再びサヨナラのチャンス。そして、デスパイネが西武6番手・ヒースの2球目を叩き、左中間を破るタイムリーヒット!2塁から今宮が生還し、5-4でホークスがサヨナラ勝ちを収めました!



パリーグ  2019年3月29日 (金)
ソフトバンク VS 西武 1回戦 ヤフオクドーム
(ソフトバンク1勝、観客数 40,178人)
西|000 000 040 00 |4
ソ|010 120 000 01x|5
勝:甲斐野(1勝)
負:ヒース(1敗)
本塁打
西武: 山川 1号(8回表4ラン)
ソフトバンク: 松田宣 1号(2回裏ソロ)



2019年シーズンの開幕戦は、松田選手の先制アーチ、デスパイネ選手のタイムリーなどで、西武先発・多和田投手から4点を奪い、千賀投手も6回まで無失点の好投を披露し、7回まで4-0とリードしたんですが、8回に加治屋投手が4点のリードを守り切れず同点。せっかくいい展開で来ていたのに、一気にぶち壊されて嫌な雰囲気になりました。それでも、延長戦で甲斐野投手の好リリーフ、デスパイネ選手のサヨナラタイムリーで、ホークスが開幕戦を制しました。ホークスは3年連続で開幕戦勝利、しかもサヨナラ勝ちですから、勢いに乗って開幕ダッシュ成功しちゃうかもね。

先発の千賀投手は、6回まで109球を投げて被安打3・6奪三振・3四球・無失点。立ち上がりに球速161キロを2回も出し、3回までノーヒットピッチング。4回から6回は毎回走者を背負い、特に6回は1死満塁のピンチから山川選手と森友哉選手を抑えて得点を許さず。粘り強い投球を見せたのに、加治屋のせいで白星がつかなかったのは残念です。加治屋ホントにやってくれたな!
公式戦初登板で勝利投手となった甲斐野投手は、2イニングを投げて5つの三振を奪う圧巻のピッチング。最初の打者・山川選手から三球三振を奪い、その後も力強いストレートとフォークボールで西武打線を捻じ伏せました。オープン戦最後の登板だった24日の広島戦では、大乱調から危険球で退場処分。不安を抱えたまま開幕を迎えましたが、今季の新人投手の勝利投手第1号となりました。
この日はもう1人新人投手が登板し、8回1死2塁から奥村政稔投手が4番手で登板し、西武の勝ち越しを阻止しました。ホークスのルーキーたちが頑張ったおかげで、サヨナラ勝ちできたと思います。

打線の方はチーム全体で16安打。通算1500本安打を達成した松田選手は、この試合2安打。開幕戦で1500本安打、しかもホームランで決める辺りはお祭り男だなって思います。11回にサヨナラ打を放ったデスパイネ選手は2安打2打点。4回のタイムリー2塁打は、あと少しでホームランかという当たりでした。グラシアル選手と今宮選手は共に3安打の猛打賞。今宮選手はオープン戦からの好調が続いてますね。オープン戦は大スランプだった上林選手も3回にタイムリー2塁打を打っております。


30日の開幕第2戦は、ソフトバンク・ミランダVS西武・今井達也の予告先発で行われます。ミランダ投手はオープン戦で3勝0敗の好成績。今度の登板も快投が期待されています。土曜日の試合もしっかり勝って、開幕2連勝でカード勝ち越しを決めてほしいです。





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