那覇も終わり早一週間。かねてより検討していた機材の能力増強をついに敢行した。現状のサブカメラはネオ一眼と呼ばれたこともある少しデカイコンデジ。広角24~望遠720はすばらしいが、所詮コンデジなので、主力機のバックアップになっていない。広角で展示機を撮るくらいにしか出番がない。
そこで、FS-Xとして、次期支援カメラの選定に入ったのが、H23初頭。現在のコンデジを導入した1ヵ月後のことだった。
導入に当たっての前提は、フルサイズ換算で24mmの広角が使えること。7D同等以上の画質を持つこと。EFレンズ資産が使用できること。更には誰にも知られず小遣いの範囲で買えること。(実は最後の、「予算」がネックで1年かかったとも言う)
候補は、5DMKⅡ、7D、60D。今あるEF24-105 Lを活用できるフルサイズ5DMKⅡにすることを第一に考えていたのだが、半年間悩みに悩んだ末の決定打は既存機のバックアップ性。
5DⅡは「画質」は優れるものの、AF追随性と連写性から、既存の7Dトラブル時のバックアップにはならないと判断。また60Dはバリアングル液晶があり、使い勝手がよさそうだが、15-85のレンズキットがないこと、SDカードであることなどを総合し、最終的にFS-Xを7D+EFS15-85レンズキットに決定した。
行きつけのカメラ屋に行くと、残数1で、これを逃すと納入は1ヶ月先となるとのこと。
そこで空自のFX決定?にのっかり、このタイミングでの導入を決断した。EF100-400 Lをライン投入以降、出番の無くなった「サンニッパ、70-200、×2テレコン」等々過去の資産をスッパリと処分し予算を確保。新たに2台目の7Dを導入。
既存機と同一機種なので、フルコンパチで慣熟も不要だ。早速初号機と二号機のピント確認を行い同等であると判断。
そしてレンズだが、Lではないレンズは20年ぶり、EF-Sレンズは初めての導入だ。写りは如何に・・・。これから徐々に使い込んでいこう。
それにしても、何でレンズフードが付属品じゃないんだ?必需品だろ、普通。
さらに次の能力増強はEF70-300 L かな。100-400だと旅客機ではちと「でか」すぎる。
広がる夢と、しぼむ財布。車も8年経過し、F-X検討の時期を迎えている。さあ今後どうなるか。趣味は金がかかるものだ。